まどか視点で日常回
これ書くために女性ファッションサイトをggrまくった当時の私(遠い目
ほむらちゃんが言っていた、ワルプルギスの夜が来る日まで、残り1週間。
すっかり日常になった放課後のお茶会で、マミさんが唐突に宣言した。
「次の土曜日は、みんなでショッピングに行きましょう!」
「そうね、たまには息抜きも必要かしら。楽しんで来て」
「私は用事があるわ」
「アタシもパス」
「み、ん、な、で! 行きましょう!」
最初から自分を除外しているカナメさん。
断るつもり満々のほむらちゃん、杏子ちゃん。
そんな3人に向かって、マミさんはにっこり笑顔で、ずいっと顔を寄せる。
表情は笑顔なのに、なんか、威圧感がスゴいです、マミさん。
「でも、特に買いたい物も無いわよ」
少しだけ押されぎみにカナメさんが言うと、残る2人もこくこくと頷いた。
マミさんスゴい。あの3人がたじたじになってる。
「色んな洋服とか小物を見て回るだけでも、ショッピングなの!」
「……何の意味があるの、それは」
「さあ?」
「よく分かんないし、パス」
ウィンドウショッピング全否定の3人。
3人揃って、そういうのは無駄だと思っているに違いない。
「あなた達それでも女の子なの!?」
「分類上は」
「そうね」
「まーなー」
「もう! 3人とも、素材はスゴくいいのに! 試着だけでもしてほしいのに!」
あ、マミさん泣きそう。
どうしよう……ちょっと卑怯な気がするけど、しかたないよね。
「ほむらちゃん……わたし、ほむらちゃんと一緒に、お買い物……行ってみたいな?」
ママ直伝、上目使いおねだり! 多用は禁物!
「ぅ……っ!! で、でも、まどか……!」
「ダメ?」
「行きましょう」
やった! ほむらちゃんが仲間になった!
「……暁美がやられた、か」
「ふん! アイツは、アタシ達の中では最弱……」
「一緒に来てくれないなら、お土産のケーキは買わないから!」
「仕方無いわね」
「しょーがねーなぁ」
さすがですマミさん! 2人の弱点を知り尽くしてます!
ケーキじゃ釣れなさそうなほむらちゃんもこっち側にいるし、これで完璧!
「……なんであたし、こいつらに毎日毎日ボコボコにされてるのかな」
さやかちゃんが遠い目をしてるけど、最近よくあることだよね!
そして土曜日! 天気は快晴!
「おはようございます!」
「まどか、お早う」
「お早う、鹿目さん」
「お早う、鹿目」
「はよー」
「おっはよーまどか!」
集合場所の公園に行くと、まだ予定の10分前なのに、もうみんな集まっていた。
カナメさんと杏子ちゃんとさやかちゃんは、マミさんが引っ張って来たらしい。
ちなみに、さやかちゃんには、カナメさんが認識阻害の魔法っていうのをかけている。
街で知り合いに会っても、行方不明ってことになっているさやかちゃんだとは気づかれない、とか。
うっかり声をかけると不審者扱いされる、って忠告していた。
……それって、かなりかわいそうな気がする……。
「それじゃあ、みんな! はりきって出発よ!」
台詞通り、はりきった調子のマミさんを先頭に、わたし達は歩き出す。
「わぁーっ!! 3人とも! かわいい!」
「自信作だもの!」
「……むぅ」
「うぇー……動きにく……」
「こういう格好は、慣れないわね」
まず始めに、洋服から。
スゴい勢いでマミさんが服を選んで、カナメさん、杏子ちゃん、ほむらちゃんを試着室に放り込んだ。
「ガーリーでロマンティック! お姫さまのように! だけどちょっぴり大人フェミニン!」
「…………呪文?」
「知らないよ。あー、フワフワヒラヒラして、動きづれー」
「……もう少しシンプルなのはないの?」
わー、不満全開。かわいいのに……。
「似合ってるよ、ほむらちゃん。いいとこのお嬢さま、って感じ!」
「あ……その、えっと……ありが、とう……」
「円さんも杏子も、とっても素敵よ!」
「まぁ……誉められて悪い気はしないけれど……。
やっぱり、いざという時に動けない服は、無理」
「アタシもー。こんな格好じゃ、ちょっと跳んだだけで破れちゃいそー」
「なら! 次はカジュアル系のお店に行きましょう!
ボーイッシュテイストでスポーティなら、きっと気に入るわ!」
「今度の呪文は、何となく分かったわ」
「てゆーか、アタシの普段着それ系じゃない?」
「……いつまで続くの、これ?」
きっと、マミさんが満足するまでだよ、ほむらちゃん。
「それからそれから! キレカジとかモードとかもいいかしら!」
「……駄目。まるで分からない」
「テンション高ぇーなー、マミのやつ」
「……最後まで付き合わないといけないのかしら……」
がんばってね!
洋服だけじゃなくて、アクセサリーとか靴とか小物とかも見て回るだろうから!
ちなみに、スイートロリータ専門店では、3人とも全力で逃げ出した。
ちょっと見てみたかったのに……残念……。
背後霊のダイイング鼻血メッセージ
「天使が天使で天使すぎて天使な天使を天使に天使つまり天使」
QB「訳が分からないよ」
妹萌「うっさい黙れドントシンクフィール」
QB「無理だよ」
妹萌「覚えておけ、これが人間の感情(ヨクボウ)だ!
てか、なして絶賛推定幽霊なわたしと会話できてん?」
QB「オマケだからだよ」
妹萌「メメタァ!」
QB「きゅっぷい」