カナメ視点、やけに久々な気がします(大体姉のせい
無機質にサクサク進める分には良いですが、書く分には原作キャラ視点やぱっぱらぱー姉の方が楽しいという
その後の話し合いで、ワルプルギスの夜が出現する時期と位置の情報を共有する。
暁美ほむらの情報源については聞かない。
魔法少女の中には、未来予知などのレアスキルを持つ者も、稀に居る。
共闘するから手札を晒せ、と要求できるほど、信頼関係が築かれていない。
私も、自分の能力を詳しく語る気は無い。戦闘方法の概要だけだ。
そうである以上、情報は情報として受け取るしかないだろう。鵜呑みにするかは別にして。
それから、暁美ほむらと話す途中、巴マミも協力を申し出た。
超大型との戦闘に、有能な味方が多いに越したことは無い。暁美ほむらもこれを承諾。
言うまでも無く、新たな魔法少女を契約させ味方にすることは、絶対に無いが。
また、会議の中で、互いのことは名字で呼び合うように決まった。
火器などによる後衛の暁美、使い魔の対処及び中距離支援の巴、そして前衛の私だ。
実戦での連携次第だが、個々の力量だけで言えば、相当に高い部類だろう。
そして、決戦までの期間については、グリーフシードの大量確保を優先することとなった。
魔法少女は、精神的負荷を考慮しなければ、飲まず食わず不眠不休で戦える。
その精神的負荷こそ、ソウルジェムを汚す要因なので、推奨はできないが。
ともかく、魔法少女にとって、兵站の要はグリーフシードの入手だ。
極論すると、絶望しない限りは、グリーフシードの数が即ち魔法少女の継戦能力となる。
特に、今回の討伐対象は、超大型魔女ワルプルギスの夜。
貯蔵がどれほどあれば充分かなど、計り知れない。連携訓練についても、グリーフシードがあるほど、魔力を気にせず行える。
初動として私達は、手分けして魔女を狩ることにした。
コンビネーション向上のため、組んで動くことも考えたが、まずはグリーフシードが優先だ。
見滝原については巴に任せ、暁美と私は近隣を巡回し魔女を探す。
魔女を探し殺す。私の得意分野だ。むしろこれしかできない。
現地の魔法少女と鉢合わせ縄張り争いにならないよう、レーダーで位置を確認しつつ、魔女を狩る。
いつものことなので、気負いは無かった。油断したつもりも無いが。
いや、言い訳か。
「ったく、ようやく捕まえたよ、縄張り喰らい」
油断したつもりは無かった。
しかし、魔女を倒し、結界が解除されると、周囲には小さな赤い菱形が連なる檻。
隙間無く、強固に私を囲んでいる。
「……捕まってしまったわね」
結界に入る前にレーダーを見て、魔女を殺して離脱するのに充分な距離があると思っていたが、追い付かれた上に、檻まで形成されるとは。
魔力量と言い、非常に有能な魔法少女だ。
「ところで、縄張り喰らいというのは、私のこと?」
「はぁ? 決まってんじゃん。あっちこっち動き回って、食い散らかしてくんでしょ?
最強の魔法少女、なーんて噂になってるよ、アンタ」
知らなかった。最強などと呼ばれていたのか、私。
「お褒めに預かり光栄だわ。光栄ついでに、帰らせてもらいたいのだけれど」
「褒めてないよ。てゆーかアンタ、状況分かってる? 逃がすわけないでしょ」
全く道理だ。自分の縄張りを荒らした相手を、みすみす逃がすはずが無い。
「……仕方が無い……」
なので、槍を構える。
「突破させてもらうとするわ」
引いて駄目なら、押し通るしか無いだろう。
「そーこなくっちゃね」
赤い魔法少女も、槍を構える。
奇しくも、様式は異なるが、得物は互いに槍だった。
「円カナメ」
「佐倉杏子だ」
おおまかな印象では、実力は巴に勝るとも劣らないくらい。
対魔法少女戦も含めて、戦い慣れている。
私を追跡し、戦闘前にあらかじめ逃げ道を潰す手腕も、そつが無い。
可能なら、彼女にもワルプルギスの夜との戦いに加わってほしいものだ。
それも、この状況を打破しなければ、考えることもできないが。
では、前置きはこのくらいに、闘争を始めよう。
相手はおそらく、これまで敵対するはめになった魔法少女の中でも上位の強者。
遠慮無く、ギリギリ死なない程度に、爆破する。
まどマギでは杏子ちゃんが一番好きです(優遇するとは言っていない
今日の背後霊
「まー縄張り争いだからね。仕方ないね。
カナメー、あんこちゃーん、死なない程度にガンバレー」
この亡霊、ポップコーンとコーラとか具現化してそうだな、と、僕は思いました、まる