ワンピースの五巻だっけ?
そこでコラソンの伏線あったけどこの先出て来んのかな?
「徽章?確かそれって身分を表すバッチみたいの物だっけ?」
「そうなの。特徴としては真ん中に宝石が埋め込まれてて形は三角の形をしてるわ」
サンジとサテラは近くの喫茶店のような店に入りサンジはコーヒー。サテラは紅茶を飲みながら話していた。もちろんサンジの奢りである。
「盗賊の姿は覚えてる?」
「うん、確かまだ子供だったわ。歳は14歳くらい。女の子で身長は私より頭一つ分くらい小さかった。とてもすばしっこくて屋根から屋根に移動しながら私から逃げて行ったの」
それを聞いてサンジは思い出す。
「(屋根から屋根・・・すばしっこくて女の子・・・まさかあの子・・)」
サンジはチンピラ達をぶっ飛ばした直後の事を思い出していた。一度サンジは今サテラがいった特徴と合致する人物を実際に目撃しているのだ。
「それにしてもこんなところでお茶なんてしてても大丈夫なの?」
今でもサテラから徽章を盗んだ盗賊がどこかへ逃げているというのに自分達は優雅にお茶をしているという事に不安を持っているサテラ。まあ当然と言えば当然の反応である。
「闇雲に探し回っても時間を浪費するだけさ。だからまず君が知る限りの情報を俺に。そして俺は君のようなカワイ子ちゃんとお茶ができるという事でwinwinだ」
「うう・・・最初は納得できるけど最後のはちょっとわからないわ・・」
コーヒーを飲みながらサンジはサテラから聞いた情報を元に考える。
「(おそらく犯人はあの子だな。動きを見た限りかなり訓練を積んでるし。宝石が入っているってことでサテラちゃんから徽章を盗ったんだろう。ならば金に換金するはずだ。しかし正規ルートだと足跡がつく。どこか跡のつかない裏ルートとかで徽章を売るはずだ。だけど子供だけでそんな裏の世界でやっていけるものか?誰か協力者がいるのか。それとも裏の世界とかではなく、そういう盗品を捌く場所がどこかにあるのか・・・こんな栄えている街にか?でも俺が知らないだけで街の外れにありそうな治安の悪い場所があったら可能性はあるな・・・)」
「なんだかすごーく考えてるわねサンジ」
「え?ああ。ちょっとね~」
目の前の可愛い少女を見て鼻の下を伸ばしてデレデレするサンジに困った顔をするサテラ。
「それにしても見ず知らずの人の為にそこまで考えるなんてサンジはお人好しなのね」
笑いながら紅茶を飲むサテラを見てサンジは心臓を♥の矢で貫かれた感触を味わう。
「で、でも君も人の事言えないだろう?自身の事を後回しにしてでも君はあのユウちゃんに声を掛けた。君も十分お人好し・・・いや君の場合は優しいといった方が正しいのかな?」
しかしサテラの返しはサンジの想像とは違ったものだった。
「違うわ。私はただあの子を放っておきながら探し物をすると集中できないと思ったから声を掛けただけなの。だから私は自分の為にあの子に声を掛けたの。」
ーーー素直じゃないなこの子。
サンジはそう思いながらカップの中に残ったコーヒーを全て飲み干した。
「さあもう行こう。まずはその盗賊の女の子の事に関する情報を集めよう。」
「でもどうやって・・?」
「人に聞くのさ。それが一番手っ取り早い」
サンジは会計で銀貨二枚を支払いサテラと共にその盗賊の女の子に関する情報収集を始めるのだった。
個人的にロギアではメラメラの実が一番好き。