七武海で一番好きなのはハンコックですね。
理由?美人だからさ。
「おいおっさん。」
「んあ?ああまたあんたか。何か欲しいものでもあるのかい?」
サンジとサテラは先ほどサンジがリンガを買った店にへとやってきていた。
「いや買う気はないんだが。ちょっと聞きたい事があるんだ」
「なんだ。客じゃねーなら失せな。商売の邪魔だ」
客じゃないとわかり店主はサンジに冷たい態度を取る。しかしサンジもそんな対応をされて少し憤りを感じた。
「んだとテメー!!こっちが下手にでてれば調子に乗りやがって!!」
「ちょっとサンジ!!なんで怒ってるの?」
サンジは結構気が短い。仲間の剣士であるゾロに一言何か言われればぶちぎれるほどに。先ほどもリンガを買った後冷たい対応された事もありサンジは店主の胸倉を掴んでいた。付け加えるならこの店主。ゾロと同じで髪が緑色なのだ。それを見てサンジは知らずの内にゾロと人体像を重ねてしまったのだろう。
「ちょっとあんた何するんだ!!」
サンジにすごい力で胸倉を掴まれた店主は必至にサンジの手に自身の両手を掴ませるがを全く振り解けない。サンジより重そうな体をしているがサンジは片手でその店主の体を持ち上げ始めた。
「サンジ!!ダメよ!!手を離して!」
隣でオロオロしながらサンジを止めにかかるサテラ。頭が冷えたのかサンジは手を離す。
「わ。悪い。ちょっと頭に血が登って・・」
「いや、俺もちょっと冷たかったな。その・・・すまん」
互いに謝り一件落着となったとき、
「あなた?どうしたんですか?」
「あれ?おじさんとお姉ちゃん?」
歩いて来たのは先ほど別れたユウとユウの母親だった。
「いや。なんでもないんだ。」
サンジも店主も今の光景を見られなくてよかったと心の中で思いながらサンジは疑問を口にする。
「おいあんた。ユウちゃんとどういう関係なんだ」
「関係もなにもユウは俺の娘だ。そんで妻だ」
なんという偶然。まさかユウの父親がこの店主だったとわかりサンジとサテラは口をポカーンと開けている。
「先ほどはどーも。こちらは主人です。」
「マジか」
サンジ無意識にそう言葉に出した。
「なんだ?この二人と知り合いなのか?」
店主は妻に聞く。
「あなた。この方たちはユウが迷子になったとき私の元までユウを送ってきてくれた方たちなのですよ」
それを聞き店主は目を白黒とさせてサンジ達を見る。そして、
「そうだったのか・・・ありがとう。娘を助けてくれて」
店主はサンジ達に頭を下げる。
「いやいいって。それよりも俺はあんたに聞きたい事があるんだ」
「ああ。なんでも聞いてくれ。恩人の頼みなら何でも答えるさ」
そしてユウはサテラに何かを渡す。
「はいお姉ちゃん!これあげる!」
ユウが手に持っていたのは白くて綺麗な花。
「これを私に?」
「もらってあげてください。娘なりのお礼なんです」
そう言われてサテラはユウから花を受け取り自身の胸の辺りに飾る。
「ありがとう」
サテラは美しい笑顔でユウにそうお礼を言った。
本当はミホークも好き。
理由?カッコいいからさ。