一刀流
二刀流
三刀流
九刀流
千刀流 千手観音とか出てきて欲しいと思う僕。
「やっときたか。」
サンジは吸っていたタバコを床に落とし踏み潰す。
「来たってなにがだよ兄ちゃん」
サンジの発言に疑問が抱いたフェルトが聞く。そして、
「「ん?」」
盗品蔵の扉が開かれる音が鳴りロム爺とフェルトは同時に扉の方向に振り向く。
「こんにちわ・・・ああ!!」
「げっ!!あんたは・・・」
入って来たのは銀髪の超絶美少女だった。しかしサンジはいつもの美女を発見した時のような反応をしない。
それは前の時間でこの美少女に会っているからだ。
この美少女の名前やこんな辺鄙な場所に来た理由もサンジは知っている。しかし名前に関しては正しい名前を知らない。前の時間で聞いたのはサテラという名前。しかしこの美少女の写真が貼られていた看板にはエミリアと書かれていた。
その疑問が興奮に勝りサンジは今も冷静にいる。
まあ内心またこの美少女に会えて心躍っているのだが。
「見つけられてよかったわ。さあ私の徽章を返して」
サテラ・・・仮サテラとしておこう。仮サテラはそう言いながら盗品蔵に足を踏み入れ進んでくる。
そしてフェルトはそれに応じて後退する。
「本当にしつこい女だなあんた!!いい加減諦めろってのに!!」
「残念だけど諦められないものだから。」
そしてこの瞬間サンジの目が見開くような事が起きた。
それは仮サテラの上空で緑色の光が発色。そしてその光は互いに集まり結晶のような形に形成されていく。
その数8個。ツララのような形をしたその物体はフェルトに向けられて仮サテラの上空に浮遊している。
「なんだあれ・・」
これを見てサンジは少し驚いた。
悪魔の実という不可思議な物がある元の世界の住人であるサンジに取って今起きた事は少し驚く程度の事。まあ当然と言えば当然の反応である。
「私からの要求は1つ。徽章を返して。あれは大切な物なの」
その頃。クルシュ邸。
「屋敷に侵入者だと?」
サンジが運ばれてきた屋敷の主。クルシュ・カルステンが治療室に横たわる老人に聞く。
「はい。クルシュ様。一時間程前の事でございます。」
痛みで苦しそうにしながら答える老人。体中に包帯を巻いて一目でケガの具合を察したクルシュは深刻そうな顔付きになる。
「ヴィルヘルム。貴殿のその怪我はその侵入者にやられたものか?」
二つ目の質問。ヴィルヘルムと呼ばれた老人は主の目を見ながら答えた。
「はい。恥ずかしながら手も足も出ませんでした」
「『剣鬼』と称されるほどの貴殿がか・・・・」
「ええ。屋敷に入られた他に屋敷の至る所を破壊され私を含める怪我人が二人。このヴィルヘルム・ヴァン・アストレア。如何なる処罰も受けれいます。」
目を閉じ反省の意を見せるヴィルヘルム。しかし、
「構わない。これが怠慢によるものだとしたら罰は与えたが貴殿は私の屋敷を守ろうと最善を尽くしてくれた。その者に罰などは与えない。」
「心より感謝を。クルシュ様」
動けない体の為言葉だけだがヴィルヘルムの顔からは感謝の意が感じ取れる。
そしてクルシュはさらに質問を重ねる。
「その侵入者の特徴は覚えいるか?」
「はい。性別は男性。私と同じほどの背丈に燕尾服のような服を着た者でした。髪色は金。そして私が思うに一番の特徴は螺旋状の眉でしたね」
「螺旋状の・・・眉?」
さすがに疑ったのか言葉を繰り返すクルシュ。しかしヴィルヘルムは嘘を言ってないという事がクルシュにはわかる。
「なるほど。どうやら本当のようだな」
「はい」
そしてクルシュは治療室の扉に手を掛けた。
「もうすぐフェリスが戻ってくる。そしたら貴殿の負傷した箇所を治療するよう私から言っておく。」
「ありがとうございます」
そしてクルシュは部屋から出て行った。
覇王色
使える人結構いるよね