Reゼロから始める黒足のサンジ   作:ランホーク

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ルフィVSビックマム
ゾロVSスムージー
サンジVSカタクリ
ブルックVSオーブン
ナミ&ウソップVSクラッカー
フランキーVSダイフク
チョッパーVSスナック
ロビンVSペロスペロー
ジンベイVS他の兄弟達。

だと思うんだよねー



日課

「朝からダラケルのもいいもんだな」

 

サンジは今いる超巨大な屋敷の超巨大な庭に寝そべりながら空を見上げる。

 

サニー号にいる時のサンジはまず朝起きると一味全員の朝食を作るのから始まる。

 

ルフィには大量の肉や米などの腹持ちする食事を。

ゾロやナミなどには一般の家庭と変わらない軽めの朝食を。

ロビンには紅茶。チョッパーには甘い卵焼きなど。

ウソップにもフランキーにもブルックにも仲間の好みを完全に把握しており、それぞれに合った朝食を毎日考えて作っているのだ。

 

「ふう・・・・」

 

タバコを吸いながら雲一つない青い空を見るサンジは心が洗われる感覚を覚えた。

 

「やあサンジ。おはよう」

 

「あん?・・なんだネズミか。俺になんか用か?」

 

寝転がっているサンジに近づいてきたのは手乗りサイズの小さなネズミだった。

 

「ボクの名前はパックだよ!それにしてもサンジ。この前はリアを守ってくれてありがとう。何かお礼をしないとね」

 

パックは寝転がっているサンジの顔の真上に浮きながら目を擦っていた。まだ寝起きなのだろう。

 

そしてサンジは体を横にしてパックから目を背けた。

 

「なあネズミ。あの子は一体何をしてるんだ?」

 

「ネズミじゃなくてパックだって!!リアは今微精霊と会話をしている最中だよ。これはリアの朝の日課なんだ」

 

サンジとパックの視線の先には庭の中に建てられたドーム状の休憩場所。屋根と椅子がついていて雨宿りなどが出来る形をしている。

 

そこでエミリアが一人で座っておりエミリアの周りには無数の光る粒のような物が浮かんでいる。

 

そしてその光る粒に話しかけるエミリアは何だか画家が描く一枚絵のように見えた。

 

「微精霊?確かお前もだっけか?」

 

サンジは寝たまま顔だけをパックに向ける。

 

「ボクはもう立派な精霊だよ。微精霊っていうのはリアの周りにいるようなまだ実体を持たない精霊の事を言うんだよ」

 

「ほーん」

 

頬杖を突きながら面倒臭そうに返事をするサンジ。

 

「やっぱりエミリアちゃんは可愛いなああ!!」

 

目をハートにしながらサンジはエミリアの事を遠くから見つめる。

 

「そうだろう!なんて言ったってボクの娘だからね!」

 

「ああっ!」

 

パックの発言に怒気を孕んだ言葉を飛ばす。

 

「お前の娘じゃねーだろうがネズミ!!お前はあの子と確か契約だっけか?それがなんなのかは知らねーけど親子ではねーだろ!!ネズミ風情が調子乗んな!!」

 

ネズミ風情がエミリアのような可愛い子を自分の娘扱いしたのが相当頭に来たのだろう。サンジは立ち上がりながらパックにキレていた。

 

「なにおお!!ボクとリアは家族以上に深い関係なのさ!!君がどうこう言おうがリアはボクの娘なんだ!!これは絶対に変わらない!!それといい加減ボクをネズミと呼ぶはやめてくれサンジ!!」

 

パックは立ち上がったサンジの顔辺りまで上昇してボクサーのように拳を構えてシャドーをし始める。

 

「ふん。フウゥー」

 

「うわ臭!!なんだこれ!!」

 

サンジは口からタバコの煙をパック目がけて吐き出したのだ。パックはモロにその煙を吸い込んで涙を流しながらムセていた。

 

「やったなあ!!」

 

「うわちょっ!!何すんだテメー!!」

 

仕返しとパックもサンジに襲い掛かった。パックはサンジの鼻の穴に腕を突っこみながら耳を引っ張り始める。サンジも抵抗してパックの体と尻尾を引っ張るが中々自身の顔から離れない。

 

「ふふふ。二人とも仲いいのね」

 

そこにやってきたのは朝の日課を終わらせたエミリアだった。サンジとパックのやり取りを見てクスクスと笑いながら二人に話しかけた。

 

それと同時にパックもサンジから離れてエミリアに近づく。

 

「やあリア。日課はもう終わったのかい?」

 

「うん。サンジも待たせちゃってごめんね」

 

「ぜーんぜんいいよお!!」

 

パックに対しての怒りも完全に忘れてサンジはエミリアに超笑顔だった。

 

「ねえサンジ。私サンジにいろいろと聞きたい事があるからちょっとお話しましょ」

 

「はい!よろこんで!!」

 

「ふふふ。サンジっておもしろーい」

 

「「エミリア様」」

 

 

 

聞き覚えのある声がサンジとエミリアの耳に入る。

 

 

「「エミリア様。当主ロズワール様がお戻りになられました」」

 

礼儀正しくサンジとエミリアにお辞儀をしたラムとレムの二人だった。

 

 

「わかった。ありがとう。ラムレム。じゃあサンジこれからこの屋敷の当主と会うから行きましょ」

 

エミリアとラムとレムは屋敷に戻ろうと歩き出した。

 






サンジの最強の必殺技が思いついた
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