ワンピースの女キャラで一番好きなのはマーガレットだな。
「ねえサンジ。サンジはどこから来たの?」
「ん~なんて言ったらいいか」
サンジは左手で顎髭を触りながら考える。正直に別の世界から来たといっても、え?何この人。頭おかしいんじゃないと思われるのが目に見えているし、女性に嘘を言うのも気が引ける。
「たかーい!」
サンジの肩の上に座っている子供。迷子になっていた黄緑髪の女の子ユウがキャッキャっと笑いながら子供らしい感想を言う。
サンジは純粋な心を持つ子供というのが結構好きで自分から肩車をしてあげようとユウに言いだしたのだ。それに高い所から見れば母親も見つかりやすいくなるのではと考えてのこともある。
ちなみに今のサンジはタバコを吸っていない。タバコの副流煙というのは非喫煙者や子供にとって毒といっていいほどの有害で今のサンジが吸うとその吐いた煙が肩に座っているユウが吸ってしまうと考えたのだろう。
子供と女性にはとことん優しいサンジだった。
「ねえユウちゃん。お母さんとはどこで逸れたか覚えてる?」
ユウは母親と一緒に買い物をしていた時に母親と繋いでいた手を離してしまい、そのまま人混みに流されて迷子になってしまったらしい。
サンジは自身の肩に乗っているユウに問いかけるが首を横に振って否定の意を示す。
「そういえばサテラちゃんの方はいいのか?大事な物を誰かに盗まれてそれを追っている最中だって言ってたけど。」
「え・・あ・・うん。急がないといけないけど、まずその子のお母さんを探さないと。」
実はこのサテラと名乗った銀髪美少女。ある盗人に自身の大切な物を盗られてしまったらしく、その盗んだ相手を探してたのだが途中でサンジと同じく迷子になっていたユウを見つけ放っておけなくなり声を掛けたという。
「この子に声を掛けたのが全くの同時・・・何か運命を感じませんか?お嬢さん」
イケボでサテラ落としにかかるサンジ。
「からかわないの!早くこの子のお母さんを探してあげましょ!」
プンプンと怒る銀髪美少女にサンジはまたもや目をハートにしている。
そしてサテラとサンジは歩き続け先ほどの商店街のような場所に戻ってきた。そして商店街を歩いていると、
「ユウ!!」
「お母さん!!」
サンジはユウを肩から降ろし母親の元に向かわせる。ユウとユウの母親は抱き締め合い再開の感動に浸る。
それを遠くから見るサンジとサテラ。
「見つかったな。」
「そうね」
サンジとサテラは親子を見て微笑んだ。
「御二人とも娘がお世話になりました!ありがとうございます」
ユウの母親が二人に頭を下げてお礼を言う。やはりお礼を言われるというのは嬉しいことでサンジとサテラはもう一度笑みを浮かべた。
そして迷子少女ユウと別れてサンジとサテラは二人きりになる。
「そんで君の探し物はどうすんだ?大事なものなんだろう」
サンジはタバコを取り出し咥えてジッポで火をつける。サテラはタバコを見て不思議そうな顔をしながらサンジの問いに答える。
「うん。とても大事なもの。他の物だったら諦めがつくけどあれだけは絶対に取り返さないと。」
真剣な顔付きでサテラは意志の固さを見せる。
「オーケーわかった。その君が無くしたものを一緒に探してあげよう」
やはりというか必然というか。超がつくほどの女好きのサンジが困っている美少女を放っておけるはずがなかった。
「え?でも・・私何もお礼できないよ?」
サンジは空を見上げて口から煙を吐きサテラの顔を見つめる。
「レディーが困っているのを見過ごすような男は男じゃないぜお嬢さん」
最高の決め顔でサテラに名言を放つサンジ。
「・・・わかった。でも本当に何もお礼できないからね!!」
どんな表情をしても可愛い以外の言葉が見つからない。そんなサテラにサンジは、
「俺に任せておきな!」
そう言いながらサンジは次のタバコに火をつけるのだった。
レベッカもいいよね。鉄ブラ最高。