『……はっ?』
零『えっ?』
『T44?……あれは旧式だぞ?……第二次世界大戦と現代で殺るってか?……馬鹿だろ』
零『馬鹿って言うなよ………公式で1945年に完成もしくは試作車しか参加できないんだよ』
『ふーん』
零『で?T44はあるのか?』
『あるっちゃあるけど………壊れてるぞ?』
零『うーん、何が壊れてるんだ?』
『あぁ……エンジンと履帯あたりだな……買うか?』
零『じゃあ、バラバラにして………半額にしてくれ』
零『あと部品も45年までの』
『あぁ………まぁいいか…で、どこに送ればいい?』
零『あー俺今学園にいるんだわ………』
『はっ?……学校で戦闘すんのか?』
零『あっいや、空母なんだ……学園艦……』
『………対空兵器は?』
零『………多分ない……』
『……料金追加な…』ピッ
零『………マジか』
零『あっ……T72を忘れた……』
~翌日の車庫~
ぬいぬい………眠い…昨日学園艦のルートを教えてたら深夜の4時だったよぉ……
ん?何か生徒会メンバーがいるな………よし教室に行こ
ガシ
「海月ちゃん何処に行くのかな?」
零「これはこれは会長………おはようございます」
会長「うん、おはよう」
「貴様はこっちに来い」
ぐへぇ、喉を掴むなよ……
あっ
零「名前……なんですかね3人共…」
「「「えっ?」」」
えっ?
~車庫~
うへぇ……鉄の塊だな……動くのこれ…まぁ大体分かってたけど
桃「海月、直せるか」
零「うーん、部品がイッちゃってますね」
桃「なら部品を手配しよ」
零「とりあえず………洗いますかね」
零「あっ」
零「会長」
杏「ん?」
零「俺の戦車が届くんですけど…校庭を借りてもいいですかね」
杏「いいけど…お金はどうしたの?」
零「ポケットマネーではないですけど……まぁ秘密です」
杏「ふーん…いいよ」
零「ありがとうございます…あっ河嶋さん、」
桃「なんだ?」
零「こっちで部品手配したんで」
桃「なに?それは…」
杏「河嶋~西住ちゃん達が来たよ」
由子「ももちゃん、早く」
桃「今行く、海月……」
海月「ん」
桃「すまないな」
海月「うーす」
うんじゃ会長達は新部員を歓迎してるとこだし…俺は戦車を確認するかね
ん?何か……ドアを閉めやがった…嫌われてる?
沙織「みぽりん、大丈夫?」
西住「うん、大丈夫」
華「私達がお守り致します」
西住「あはは……ありがとうね」
杏「注目ーこれより戦車道の授業をはじめるよ」
「戦車は何ですかー?ティーガーですか?パンターですか!」
杏「うーん、なんだっけなぁ」
杏「河嶋、小山」
ガララアジャラ
「「「………」」」
「なにこれ……」
「ボロボロ」
「…………」
華「サビてますね」
沙織「鉄サビだね」
「IV号戦車ですー!」
西住「少し汚れてるけど……装甲と転輪も大丈夫かな」
ガンッ
「イッテ!」
「えっ?なになに?!」
「幽霊!」
沙織「み、みぽりん……」
「イッテェ~、狭過ぎる」
「外の空気はいいな~ん?よぉ」
西住「う、海月!?」
沙織「みぽりん!こっち」
華「海月さん、なんでここに居るんですか?」
零「なんでって俺も受けるからななんだけど」
みほ「えっ海月くんも?」
零「まぁな」
「あれ……2年の海月先輩ですよね……」
「…なんで……やっぱり噂どうりなのかな…」
何か………1年が……ゴミを見るような眼をしてるよ…
沙織「噂って……みぽりんに手を出させないよ!」
華「そうです!不潔です!」
「何かあったのかな………肉体関係?」
「えっ、警察に電話しなきゃ」
えぇ………まぁいいや
pirorororo
「「「「「「ビクン」」」」」」
零『ロシア語・もしもし?』
『ロシア語・今学園の上空にいるんだが』
零『あ~許可貰ったから校庭に着陸してくれ、できるか?』
『おいおい………死んだらお前のせいだからな!』
零『へい…ちなみに何で運んでるんだ?』
『輸送ヘリだが?』
零『余裕じゃねか!』
『えっ!、日本の学校は小さいと聞いたぞ!』
零『そこまで小さくねぇよ!いや小さいけど!』
『そろそろ着くわ』
はぁ
「何かすんごい叫んでるね……」
「怖ーい」
「なにか聞こえません?外から……」
みほ「うん、なんだろう」
沙織「どんどん大きくなるよ!?」
華「ヘリコプターの音ですね」
~校庭~
杏「おーデカイね」
「ロシアの輸送ヘリのmi-26・Haloです!」
詳しいな
ヘリからT44が降ろされました
杏「あっ海月ちゃん………言い忘れてたけど……特殊カーボンコーティングしてる?」
零「えっ?」
杏「えっ?」
……………
零『もしもし、特殊カーボンコーティングしてる?』
『(特殊カーボン?…複装甲の事か?……めんどいから適当でいいや)してる』
零「してます」
杏「それならいいけど」
杏「その戦車は誰が乗るの?」
零「俺1人ですけど……」
杏「えっ?厳しいじゃない?」
桃「役割は全部1人でやるのか?」
零「まぁそうですけど……イラクの時もずっと一人でしたし…それに誰も俺と乗りたいとは思わないですよ」
杏「…………」
「おーい部品をどこに運べばいい?」
零「そこの車庫で」
「了解」
零「会長…俺の合わせて2両しかないですよ」
杏「大丈夫、探すから」
桃「海月、料金なんだが…」
零「いいっすよ、」
桃「いや、しかし……」
杏「いいんじゃないの?」
桃「会長……」
「探すってどういう事ですか?」
桃「ん、あぁ20年前にも戦車道があったんだ」
由子「学園艦のどこかに戦車が隠れてるの」
桃「戦車はどこかにある筈だ、いや絶対ある」
桃「明後日教官がいらっしゃる前に戦車4両を探すのだ」
へぇ……教官も来るんだ…
「おーいロゼ」
零「ん?なんだ…」
「ほい、レシート…」
零「サンクス…………えっ?……高くね?」
「部品、戦車、お前の輸送代、燃料代、弾薬代」
零「えっ?燃料関係なくね?」
「T44の燃料だ」
零「あぁ……そう」
「じゃ、俺はこれで…」
生活……厳しそう…
「あ、あの!」
零「ん?」
「このT44はどうしたんですか!」
零「買ったけど………」
誰?………
「凄いです!、触ってもいいですか?」
零「良いけど………えーと……」
「あっ私、秋山優花里と言います!」
零「海月だ、よろしく」
優花里「はい!早速触りますね!」
零「おう」
優花里「~~~!!」ペタペタ
優花里「堪りません!、中に入ってもいいですか!」
零「いいけど、あまり触んないでよ……」
優花里「ありがとうございます!」
んーすんげぇ嬉し泣きだよ……戦車を見て嬉し泣きなんて初めてだよ
うーん……流石に1人はキツいかなぁ……射撃に30秒ぐらいかぁ………走行射撃は………無理だな……停止して撃つか……視界も狭いし……前しか見えないし…うーん
あっ説明書だ……なになに……
砲塔
前面120 mm、側面90 mm
後面75 mm
車体
前面90 mm、側面75 mm
後面45 mm
主砲が85mm………えっ?たった85mm?……迫撃砲じゃん……いや違うなこれが普通なんだろ……装填は早く済みそうだな
傾斜を取れば……装甲が1.5倍ぐらいか…M1に余裕でぶち抜かれるな……
優花里「質問いいですか?」
零「んー?」
優花里「なぜ戦車道をやろうと思ったんですか?」
零「まぁ……戦車が好きだからかな…」
優花里「~~~!!」
優花里「よ、良かったらお友達になりませんか!」
零「お、おう」
戦車が好きなんだなぁ
優花里 「海月殿はどの戦車が好きですか?」
零「T72だな、あれはいいゾ」
優花里「T72ですか!いいですよねあの形!」
零「おーよく分かってんじゃん」
零「今度乗せてやるぜ」
優花里「えっ?!持ってるんですか!是非乗りたいです!」
あっ、やべ……まぁいいか……
優花里「海月殿は整備とかできるんですか?」
零「できるけど……なんで?」
優花里「よかったら私にも教えてください!」
零「おう、いいゾ」
杏「海月ちゃん、探しに行くよ」
零「うっす」
零「また後でな」
優花里「はい!」
西住達side
沙織「んーないなよ~」
華「駐車場にはないと思いますけど…」
みぽりん「あはは………」
みほ「…………」
沙織「みぽりんはよかったの?戦車道……」
みほ「私ね……怖くてずっと戦車から逃げてたんだ…」
華「それは仕方ないと思い、」
沙織「しても酷いよね!あそこまで言いうなんて」
華「はい、いくら何でも酷すぎます!」
みほ「あはは………」
逃げる事は弱者か……私の事……お母さんやお姉ちゃんはどう思ってるんだろ……
沙織「みぽりん大丈夫?」
華「顔色悪いですけど……」
みほ「ううん、大丈夫…2人は良かったの?戦車道」
沙織「私も戦車道をやってみたかったから」
華「私もです」
みほ「…ありがとう」
ん?後ろから気配を感じる……あっ木の影に…誰かいる……よし
みほ「あ、あの!一緒に探しませんか?」
優花里「ふぇっ!?」
優花里「えと、あの…よろしくお願いしますぅ」
優花里「私 秋山優花里と言います!」
沙織「よろしくね、私 武部沙織」
華「五十鈴華と申します」
みほ「西住みほです」
優花里「存じております!」
みほ「え、うん」
優花里「では、よろしくお願いします」ビシ
零「腹減ったなぁ……」
次回辺りで戦車乗るかもです