私の楽しいホグワーツ   作:まりも28

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最初の決意


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なにやら寂しげな様子の先輩方だが、それは至極簡単に解決出来るんじゃないだろうか?

 

「先輩方!つまりは!補習をすればいいんですね!?」

 

「は?」

 

「あ、すみません!

補習じゃ聞こえが悪いですもんね!勉強会って言っときます!」

 

「え~っと?」

 

「どういうことかな?」

 

「つまりは!ハッフルパフの子達が自衛出来ないのが問題な訳ですよ!」

 

「まぁ?そう、なのか?」

 

「え?そうなの?」

 

「ハッフルパフからケンカを売るような人は滅多に居ないというなら、他寮からの差別や偏見が問題なんです。

それならマグルってだけでいちゃもん付けられない様に、しっかりとした実力を身に付ければいいんですよ!

 

そもそもが、先輩方だけでみんなを庇いきるなんて土台無理な話なんですから。

そんなに先輩方が背負い込む必要って全くないですよ?」

 

「・・・・・」

 

「確かに、差別されることの精神的ダメージは大きいので、先輩方はそこを気にしてらっしゃるかもしれませんが、それこそ仲間同士強く生きてけばいいわけですしね」

 

「・・・・・」

 

「経験談ではありますが、多少の苛めや差別なんて、心の底から信頼出来る友人が居るだけでどうでも良くなったりしますからね」

 

「・・・・・」

 

「あ!勉強会の実施に関しては色々計画立ててみますね?こっちも授業始まってからでないとわからないことが多いので!」

 

「「「・・・・」」」

 

「そうと決まれば、今日はもう寝ますね!

・・・・だから!そんな顔してちゃダメですからね!

おやすみなさい!」

 

一方的に捲し立ててあっけに取られているうちに戦略的撤退!

女子寮の廊下を足早に進みながら羞恥と後悔と少しスッキリした気分を噛み締める。

今日入学したばかりの新入生にこんなこと言われたってなんの説得力もないわけだけど、でも、嫌だったのだ。

組分けの後、優しくしてくれた人が悲しそうな顔をしてるのも、優しくしてくれた人達が悲しい思いをするのも、前世含めて数十年の自分より圧倒的に年下の子達が楽しいはずの学生生活をあんな重苦しい事考えながら過ごさなきゃなんて耐えられない!

前世の私なら心の中でうだうだ考えても絶対実行しようとか宣言とか、心に浮かんだことそのまま言うなんて絶対しなかったし、あり得ない!

でも!今の私は前世の後ろ向きでオタクで引きこもりとは違う私なのだ!

どうせ人生なにがあるかわからない!

うっかりすぐに事故にあって死んじゃうとか、前世であったんだから、後悔だけはしないように生きないとって両親を悲しませてしまったときに心に決めてる。

人生の座右の銘は唯我独尊!!好きに行動して好きに生きる!

私はつまらない人間だけど、誰かの悲しい顔とか吹き飛ばせるような人間になる努力を今こそするのだ!

勉強だって努力でどうにかなるんだしね!

 

決意を新たにベッドにたどり着き、ゆっくり休む。

明日から忙しくなるぞー!

 

 

例のあの人とか、マグル差別とか、モブの私にはなんの関係もないからね!

楽しく生きて行こう!みんな笑って生きていこうよ!

ビバ!ホグワーツ!だよ!

 

 

 

 

 




「・・・・・・」
「・・・・は~、びっくりした」
「アッハッハッハッハ!!なにあの子!!」
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