hasegawaさん、炎の短編集。   作:hasegawa

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43 アンパンマンと、シスター・エダちゃん。

 

 

「おい張ッ! ありゃ一体どういうこったッ! 何なんだあの野郎はッ!!」

 

 ロアナプラ某所の一室。

 怖いおじさん達がすし詰めになっているという、もう絶対に入りたくない感じの部屋に、イタリアン・マフィアの“ヴェロッキオ”の怒鳴り声が響く。

 

「大声を出すな、品の無い……。

 ブタのように喚きたいのなら、豚小屋(祖国)に帰ってやるといい。

 口が臭いんだよ、イタ公が」

 

「なんだと火傷顔(フライフェイス)! 田舎者のロシア人(イワン)が随分と吹くじゃねぇかッ!」

 

「やめろ。二人とも口を慎め。

 何の為の連絡会だ」

 

 いつも顔を合わせれば罵り合い。そんな二人を張が諫める。

 

「あらミスター・張。私がいつ共存を求めてる(・・・・・・・)と?」

 

「控えてくれバラライカ。君も“この街ごと吹っ飛ばす”のは本位では無いだろう?

 幾多の流血の末、ようやく手にした均衡。ぜひ大事にして欲しいモンだ」

 

「……ふっ!」

 

 不機嫌そうに顔を背け、バラライカはパチンと音を立てて葉巻を咥える。

 

「話を戻そうか。

 ……で、いったい何が気に食わないんだヴェロッキオ? 話してくれ」

 

「おぉそうだよ張! あのイカれたアンパン野郎(・・・・・・)の事だッ!!

 ヤツが来てから商売あがったりなんだよ! こちとらよぉ!!」

 

「?」

 

 バラライカはキョトンとした顔。

 食うモンねぇぞと怒り狂うゴリラみたいに騒ぐヴェロッキオを、ポカンと見つめる。

 

「ヤツのケツ持ってんのはお前だって話じゃねぇかッ!

 いったい俺に何の恨みがあるってんだ! 責任とれ! どうにかしやがれ張ッ!!」

 

 

 

 …………ヴェロッキオの話によると、最近この街に露店を出し始めたアンパンマン一行により、いま自分の組が大ピンチに陥っているらしい。

 それは別に事務所に襲撃されたとか、因縁つけに行ったら返り討ちに合って半殺しにされたとか、そういう話でも無いらしいのだ。

 

「ヤツの露店でパンを買った連中が、残らず骨抜きになりやがるッ!!

 まるで教会の懺悔室にでもいるみてぇに、マフィアの事務所でボロボロ泣き出しやがるんだッ!

 アンパンだのカレーパンだの食いながらなぁッ!!」

 

 そのあまりの美味しさに……というだけでは無い。真心を込めて作られたジャムおじさんのパンを食べた連中は、何故かまるで心が洗われたかのような(・・・・・・・・・・・)綺麗な表情をして、ポロポロと涙を流し始める。

 そして残らず骨抜きとなり、マフィアの仕事(しのぎ)もままならない“まっとうな人間”になってしまうのだと言う。

 とても組員など務まらない、心の綺麗なナイス・ガイにだ。

 

「こんな素晴らしいアンパンを貰える私は、きっと特別な存在なのだと思いました――――

 とかなんとかワケの分からねぇ事抜かして、どいつもこいつも組を抜けやがるッ!!

 どうしてくれんだよ張ッ!! 組の運営が成り立たねぇんだよッ!!」

 

 軽い気持ちで朝ご飯を買いに行った連中が、根こそぎキラキラとした目で組を抜けていく。清々しい顔をして田舎に帰り、農場でポテトを掘り始めるのだ。

 今ヴェロッキオの組の弱体化が、シャレにならない事態にまで深刻化していた。

 

「……お、俺も聞いた事あるぜ張!

 最近この街に現れた“セカンド・キリスト”の話をよ!?」

 

 今までビクビクとし、一人だけ声を出していなかったアブレーゴも、オロオロと語り始める。

 

「最近よ? 路地裏や酒場で喧嘩した連中の前に、ミニ・サイズのクライストが現れんだよ!

 ……そいつはテメェの顔を怪我した連中に食わせ、

 もう打撲だろうが銃創だろうがケロっと治しちまうって話だ!!」

 

「そうだッ! その自己犠牲の精神だの博愛だので、

 今ヤツはこの街で“セカンド・キリスト”なんて名で呼ばれていやがるッ!

 パンを貰った連中は根こそぎヤツを崇拝し、宗教めいたモンまで出来始めてやがんだッ!!」

 

 アブレーゴとヴェロッキオが頷き合う。仲が良いワケでは無いんだろうけれどウンウンと意気投合している。

 

「 どうすんだよ張ッ!? ここはロアナプラ(悪の都)だろうがッ!!

  この頭からクソに突っ込んだような子汚ねぇ街は、

  ゴルコタの丘でも、サ〇リオのテーマパークでもねぇだろうがよッ!! 」

 

 

 なんとかしろ。今すぐなんとかしてくれ――――

 半泣きなヴェロッキオの悲痛な声が響く。まるで嫁さんに逃げられたゴリラみたいに。

 

「――――くだらないわね。茶番だわ」

 

「なっ……!? なんだとテメェ!!」

 

 いくらイタ公マフィアとはいえ結構可哀想な感じだったヴェロッキオに構わず、バラライカが部下からコートを受け取る。

 もうここに用は無いとばかりに、帰り支度を始めたのだ。

 

「おいバラライカ……」

 

「ふっ! 親睦会のつもりか、ミスター・張?

 次はトランプ遊び(ジンラミー)でも始めるのかしら? 付き合いきれんな」

 

「て……てめぇ火傷顔(フライフェイス)ッッ!!」

 

 思わず詰め寄ろうとしたヴェロッキオにも構わず、毅然とした態度でバラライカが告げる。とても大きな声で。

 

「私が今日ここに来たのはな? 我々の立場を明確にしておく為だ(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 決して馴れ合いの為では無い」

 

 振り向き様……この場の全ての者達に向かって。

 

 

『――――いいか、我々ホテル・モスクワは、メロンパンナに仇なす者(・・・・・・・・・・・)を容赦しない』

 

『それを排撃し、そして殲滅する。

 親兄弟、隣人、必要なら飼い犬まで殺す――――よく覚えておく事だ』

 

 

 

 …………去っていく彼女の背中を見つめながら、「そういや今メロンパンの子は、バラライカが面倒見てるんだったな~」と思い出す張。

 

 お前、もう“メロメロ”じゃないか――――

 張はそう言ってやりたかったが、怖いのでやめた。

 

 

…………………………………………

………………………………………………………………………………………………

 

 

「おいしいパンを~作ろう~♪ 生きてるパンを~作ろう~♪」

 

 新設されたラグーン号のパン窯の前、ダッチがキッズ・ソングを歌う。

 

「命がけでぇ~作ろう~♪ ファックなパーンーを~♪ とくらぁ!」

 

 ジム・キャリーのような満面の笑みで生地をこねるダッチ。ベニーは何とも言えない顔で見守る。

 

「だ……ダッチ、楽しいかい……?」

 

「よぉベニーボーイ、見てわかるだろう? ご機嫌さ。

 まさかこの歳になって新しい趣味が見つかるとはな。信心深ぇ甲斐もあるってもんだ」

 

「……」

 

「焼きあがったらお前もひとつどうだ?

 我が社の有能なるメンバーの為に、グレイトなヤツを御馳走するぜ」

 

 ダッチは心底楽しそうにパン生地をこねている。額の汗はキラキラと輝き、その口元は溢れ出す喜びから笑みの形に。もうベニーは閉口するしかない。

 

「そ……それはともかくとして、ロック達は?

 今日は姿が見えないみたいだけど」

 

「あぁ、ヤツらなら今日はミスター・ジャム(ジャムおじさん)の所さ。

 露店の手伝いをしに行ってる」

 

「えっ!? ロックと……レヴィが‽!」

 

「今ロアナプラじゃ、ミスターのパンがブーム。ビッグ・ウェーブだ。

 とてもじゃねぇが人手が足らねぇらしくてな?

 アンパンマンに“おいた”したお仕置きがてら、店を手伝いに行かせてんのさ」

 

 

………………………………

………………………………………………………………

 

 

「――――オイこの尻穴野郎ッ! ゴミ溜め生まれのクソッタレ共!!

 玉もがれてショーウィンドウに並べられたくなきゃあ、

 あらかじめ小銭くらい準備しときやがれ!」

 

 ガヤガヤと並んでいるお客さん達に向かい、売り子のレヴィが喚起の声を上げる。

 

「チョココロネ? んな上等なモンとっくに売り切れてんだよクソがッ!!!!

 そのヤク漬けの腐ったおつむじゃ、張り紙の文字も読めねぇのか! この小便野郎!!

 テメェみてぇな救いようの無いクソは食パンでも買って、

 自前のピーナッツバター(・・・・・・・・・・・)でも塗って食いやがれ! ファックッ!!」

 

 ――――こんなガラの悪い店員、見た事ねぇ。

 ロアナプラの住人達は、震え上がる。

 

 大繁盛しているので、この露店では2つのレジを使ってお客さんを捌いてはいる。しかし運悪くレヴィの方に並んでしまったお客さんは、もう唾を飛ばされながらとんでもない罵倒を受けてパンを買わなければならない。

 ピンクのラインの入ったフリフリのミニスカート、女の子らしいエプロン、そしてキュートな帽子を被ってはいるものの、この売り子さんはイカれている(・・・・・・)

 まるで狂犬のように見るもの全てに噛みついて回るのだ。たまに銃だって出す。

 

「レヴィちゃんがいてくれて、ほんと助かるわ♪

 おかげでお店も大繁盛。ありがとねレヴィちゃん♪」

 

「え゛っ?! いや……バタコの姉御(・・・・・・)。あたしは別に……」

 

 ニコニコとお礼を言われ、思わず言いよどんでしまうレヴィ。

 ちなみにバタコさんを“姉御”と呼んでいるのは、端的に言えば「この人には勝てる気がしない」から。

 

 いつもニコニコと微笑みかけてくれて、まるで家族のように接してくれる人。とてもじゃないが邪けんになど出来ない。

 それに加えて、バタコさんの纏う“オーラ”というか……もうとびっきりの愛情のような物の前に、いつもレヴィはタジタジ。

 もう理屈とかじゃなく、この人には勝てない(・・・・・・・・・)。レヴィは本能でそう感じている。

 

 ちなみにレヴィは知る由もないが、きっと“身体的なスペック”で見たとしても、このバタコさんに勝てる人間など、そうそうは居ないのだが。

 彼女が「新しい顔よー!」とあの巨大なパンを投げる時の速度&筋力は、空想科学読本的に真面目に実測してみると、もはや人間とは思えない程の物となる。

 

 恐らくなんだけど、「やだもうレヴィちゃん♪」とばかりにバタコさんにぽすっと肩を叩かれでもしたら、きっとその部位はちぎれて無くなる(・・・・・・・・)

 ――――絶対に逆らってはいけない人。

 もしかしてレヴィは、それを本能で感じ取ったのかもしれない。流石はロアナプラの二丁拳銃(トゥー・ハンド)だ。

 

「ん、んな事よりよ姉御! そろそろ昼だろ、休憩行ってきてくれよ!

 ロックの野郎にでも案内させてよ? ラチャダ・ストリートで麺でも食ってきなよ!」

 

「あら、もうそんな時間? それじゃあお先にお昼に行ってくるわね♪

 すぐ交代に戻ってくるから、しばらくお願いねレヴィちゃん♪」

 

 いそいそとエプロンを外し、ロックに声をかけに行くバタコさん。その後ろ姿をレヴィがグッタリしながら見送る。

 

「やれやれ、ほっとするぜ……。

 姉御の事ぁ嫌いじゃねぇ(・・・・・・)が、息が詰まっちまっていけねぇよ……」

 

 この体たらく。体たらくよ。

 それに引き換えロックの方は、アンパンマン一行と非常に良好な関係を築いているようだ。

 バタコさんを始め、しょくぱんまんやカレーパンマンとも十年来の友人のように談笑している姿をよく見かける。流石は彼らのアニメを観て育った日本人である。

 

 ちなみにであるが、レヴィの生まれである米国(ステイツ)、そしてこのロアナプラのあるタイでも“それいけ!アンパンマン”はしっかり放映されている。

 アジアはもとよりヨーロッパや中東の国でも。世界中で愛されている作品なのである。

 

 実はレヴィも子供の頃よく観ていたし、ぶっちゃけ大好きだったりもした。……絶対に言ったりはしないけれど。

 

「んじゃ、休憩までもうひと頑張りといくかぁ~。

 ――――オイこのビチグソ野郎! そこにあるカラーコーンが見えねぇのか!!

 てめぇの目にはチュッパ・チャプスでも詰まってんのかコラァ!!

 ケツをローストされて金玉の裏まで焦がされねぇ内に、キッチリ列作って並びやがれ!!

 通行の妨げになるだろうがよボケナス!!」

 

 焼きあがったパンを受け取って陳列したり、たまにカトラスをぶっぱなしたりしながら、次々にお客さんを捌いていく。

 パンを焼くジャムおじさんと、売り子のレヴィの息はピッタリだ。たまにジャムおじさんに褒められて顔を赤くしながらも、頑張って売り子を務めていくレヴィ。

 なんだかんだ言いながらも、内心ちょっと楽しくなってきたのだ。

 

「ありがとう御座いましたぁゴミクソ野郎さま!

 またよろしくな! 絶対来いよ!! 顔は憶えたからなぁテメェ!!!!

 ……さぁお待ちのお客様! メイ アイ ヘルプ ユゥ?

 とっとと注文しやがれってんだよ! このメス豚がッ!

 魚の餌になりてぇのかテメェ淫売コラぁッ!! 後がクソみてぇにつかえて

 

「あ~ら、ご挨拶じゃないのさぁ~二丁拳銃(トゥー・ハンド)~♪

 まさかエテ公に銭勘定が出来るとは驚きだぁ~♪

 今夜はそのフリフリのスカートで、色男(ロメオ)としっぽりいこうってワケぇ~?」

 

「――――お゛っふ゛ッッ?!?!?!」

 

 通称“暴力教会”のシスター・エダ。

 彼女が今、ラブラブキュートな売り子さん姿のレヴィの前に立っていた。

 

「な……なんの事ですだよ(・・・・)

 アタシ生まれ本省よ。レヴィなんて名前違うます。

 お前みたいなアバズレ、知る無いね……」

 

「おー、まさに“サル真似”ってワケだぁエテ公?

 あのシェンホアとかいう中国人(チャイニーズ)によろしく言っといておくれよ♪

 あん時はやりあって怪我させちまったからね、

 なんなら仲直りの証に、()()()()()をプレゼントしてもいい」

 

「…………50」

 

「150」

 

「死ね、100」

 

「毎度ぉ♪ 良い子だレヴィ、人間素直なのが一番さね。

 神は天にいまし、世は全て事もなしってな」

 

「……ファック」

 

 エダから写真のネガを受け取り、カトラスで粉砕する。更にそれを徹底的に「こんにゃろ! こんにゃろ!」と踏み踏みしている時……空から飛んでくるアンパンマンの姿が見えた。

 

「レヴィちゃん、どうしたの? 何かあったの?」

 

「おぉアンパンの兄弟(ブロウ)! 聞いてくれよっ!

 この淫売があたしの事いじめたんだよ! 頑張ってパン売ってる可哀想なあたしをよぉ!」

 

「おい、エテ公」

 

 即座にアンパンマンに縋り付き、「あいつあいつ!」とエダを指さす。アンパンマンはキョトンとしているが、エダはもう額に血管を浮かせている。

 

「とにかく……よお“セカンド・キリスト”のボーイ! はじめましてだね♪

 あたしはシスター・エダ。この街の教会で磔の大将(キリスト)に仕えてるモンだ」

 

「レヴィちゃんのお友達ですね。こんにちは、ぼくアンパンマンです♪」

 

 人懐っこい笑顔で腰を屈め、アンパンマンと目線を合わせてやるエダ。

 二人は朗らかに笑い合い「あくしゅあくしゅ♪」と手を握る。もう友達だ。

 

「あんたの噂は聞いてるよ。腹に銃弾くらった迷える子羊から、

 餓死寸前のホームレスにまで手を差し伸べてるんだって?

 まだちんまいのに、随分と徳の高い坊やだ。

 うちのボス(ヨランダ)も是非会ってみたいってさ♪」

 

「はい、じゃあこんどヨランダさんに会いにいきますね♪ よろしくおねがいします♪」

 

「つかボーイ、今レヴィの部屋に住んでるんだって(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 一緒に住むにはこのエテ公、ちぃとガサツ過ぎやしないかい? イビキもうるっせぇし。

 こんな女より、あたしの所に来なよぉ♪」

 

「――――うぉぉぉぉいッッ!!!!」

 

 レヴィの叫びが、ロアナプラの空に響き渡った。

 

「……何で知ってるッ?! てめぇ何で知ってやがんだエダッ?!

 どっから仕入れた!? どこのクソの口から漏れやがったんだオイ!!」

 

「んなモンもう、誰でも知ってんだよ……。この糞溜め(ロアナプラ)に住む人間ならな?

 べつに広くもねぇ街だしよ。

 ついでに言えぁ、地獄の直行便は足が速ぇんだよ(・・・・・・・・・・・・・・)、レヴィ」

 

「はい、いまぼくレヴィちゃんといっしょに住んでるんです♪

 レヴィちゃんとたくさんお話できて、毎日とってもたのしいよ♪」

 

「ほっほぉ~! このエテ公がねぇ~。

 そらフルハウスみてぇにハートフルな話だぁ~♪

 あ、ひとつ訊きてぇんだけど、レヴィが毎日お前さんを抱き枕にして寝てる(・・・・・・・・・)ってのは……」

 

「 ――――よぉエダ! 抜けよ!! 抜けよこの腐れ淫売の二流ガンマンッ!!

  この世にひり出されて来た事を後悔させてやっからよッ!!

  早くしろよベイビーッ!! カムアァァァーーーーン!!!! 」

 

「コイツお前さんといる時、どんな話をしてんだぃ?

 やっぱ色男(ロメオ)の話なのかぃ?」

 

「はい♪ レヴィちゃんロックさんのお話ばかりですよ♪

 今日は少し言い過ぎたとか、今日はたくさん話せて嬉しかったとか。

 レヴィちゃんはロックさんのこと、大好きだから♪」

 

「 ――――やれよ! 撃てよあたしのド頭を!! 眉間はここだぜエダッッ!!

  そのグロック17Lで、今すぐあたしをヴァルハラに送れ!!

  お前の心にゾウリムシくれぇでも、“慈悲”ってヤツが残ってんのならッ!!

  プリィィィィーーーーズッ!!!! 」

 

 

 

 

 

 

……………………………………………

………………………………………………………………………………………………

 

 

 

 その後、レヴィちゃんは銃を乱射したり、イエロー・フラッグで吐くまで飲んだりしちゃったけれど、ロックくんに慰めてもらって翌朝には元気になりました。

 

 レヴィちゃん「もう外を歩けねぇ……」って言って落ち込んでたけど、なんでかな?

 歩くのがつらいなら、ぼくの背中に乗せていってあげるよと言うと、レヴィちゃんはなぜか泣きそうな顔で笑って「ありがとよ兄弟」と頭を撫でてくれました。

 

 よく分からないけれど、ぼくとっても嬉しかったです♪

 

 

 今日はエダちゃんと仲良しになれたし、またレヴィちゃんとも仲良くなれた。

 

 これからもこの街のみんなと、楽しく過ごせたらいいな♪

 

 

 

 アンパンマン

 

 

 

 

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