IS世界に転生、メタトロンを添えて…   作:天道 巧 【夢守人】

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前回のあらすじ

天道君の強制スカイダイビング…海に落ちる前にヘシン!!!
ウェッ!ウェッ!ウェ━━⊂(OwO⊂⌒`つ≡≡≡━━イ

そして束さんに見られてしまった!
ナズェミテルンディス!!タバネザン!?

自分の所属していた企業をバカにされて束さんを説教&改心させる。


「ドゥーシテワガッテクレナインダァ!アウア!…オデノカラダハボドボドダ!」


第2話【朴念仁と英国貴族】

「私がしてきたことに向き合う…これからどうするか…か。」

 

ー彼の言っていたこと…それは私の心に重くのしかかっていた。今更私に贖罪ができるのか。

 

「そういえば『ん?』君の名前を聞いていなかったね?」

 

「天道巧だ。信じてもらえるかは君次第だが転生者だ。」

 

ーさぁ言ってしまった。どんな反応が帰ってくるかはわからんが…

 

「なんですと!?詳しく聞かせて!!!」

 

「(まさか食いつくとは)…俺に話せる範囲で話していいならな、あとそろそろ地に足をつけたいのだが。それに変身も解きたい。」

 

「それなら心配ナッシング〜、そろそろ来ると思うから♪」

 

彼女がそう言うと何も無い海面から巨大ななにかが浮上してきた。

潜水艦とはまた違った…そう、移動要塞とでも言えばいいのか。

 

クロエ

「束様!お待たせしました。」

 

「うん、ナイスタイミングだよくーちゃん♪ささっ、乗ってよたっくん!」

 

「あ、あぁ…(たっくん…だと…?)」

 

 

 

 

 

ーーーー

 

「ようこそ、束さんの移動基地、【吾輩は猫である】へ!この子は私の娘のくーちゃんだよ!ほらくーちゃん、挨拶してあげて♪」

 

クロエ

「お初にお目にかかります、束様の助手兼娘のクロエ・クロニクルです。よろしくお願いします天道様。」

 

「待ってくれ状況が追いつかん!こんな大きな潜水艦どうやって作った!?」

 

「そんな細かいこと気にしない×2♪それよりもさたっくんの話を聞かせてよ!(*・ω・*)wkwk」

 

「たっくんって俺なのね…まぁ妥当か…じゃあ話をしよう。」

 

天道巧は話した、転生をする前の己の人生を、1度目の死を…そして自分の世界で起こった出来事、【カタストロフ】のことを。そして自分の世界で続いた闘争に嫌気をさして別の世界線【アルペジオAの世界線】へ、飛び立ったことを。

 

「しつもーん!カタストロフって?」

 

「難しい質問だな、掻い摘んで言うと俺らの世界にあった【マナ】と呼ばれる具現化という現象を起こして世界を破滅に導こうとした事件だ。俺の世界の歴史ではサイボーグ技術が異常に発達していてね、最初はそいつらが引き起こした戦争を具現化によって生み出されたアメコミのヒーロー達が逆に世界を乗っ取ろうとするっていう意味のわからんものだった。」

 

「具現化…かぁ。それってどんな願いでもかないそうだね。」

 

クロエ

「そうですね、マナと呼ばれるものなら死人でも蘇らせそうですよね。」

 

「まぁ、そうだね。2人の感想は正しいとも言えるし間違いとも言えるよ。…事実存在しないはずのものが出てきたし。けど金持ちになりたいとか、努力をして叶えらそうなことは叶いやしない。叶うとしたら超能力者やスーパーマンだよ。」

 

「それはそれですごいね。七夕の時に死んだ人にも会えるってことじゃん!」

 

「そうゆうこと。じゃあ、話を戻そう。カタストロフが終わったあとの世界のことだ。」

 

カタストロフ終結から3年後、テラフォーミングが進みつつある世の中で世界を大きく動かす事件が起こった。メタトロンが発見され、世界の技術が飛躍的に進歩。

 

「当時の俺は高校1年で野球をしていた。夏期補習のために通学中に交通事故に遭い死亡。死んだはずの俺は目を覚ますと姿を変えていた。それが今の俺だ。」

 

「( 'ω')ファッ!?」

 

クロエ

「死んだはずなのになぜ生き返ったのですか?」

 

「メタトロンだよ、右腕以外を失った俺はメタトロン製の試作品の戦闘用義肢を付けられて、骨格から血液のいたる何から何までメタトロン尽くしだ。死んだ俺には戸籍が無い。つまり実験体にはもってこいだったのさ。」

 

「そんなことをするなんて凄いゲスいね…」

 

「まぁ、おかげで老いることも簡単に死にはしない頑丈な身体をもらえたと思うよ。そんな俺に出された役割は【データ取り】と【メタトロンの技術を用いた軍事要塞の稼働の停止もしくは破壊】の2つだった。」

 

1つ目は簡単だった、ただ言われた通りに戦闘をこなし、敵対するサイボーグ達を倒すだけだったから。

 

2つ目の軍事要塞はまさかの宇宙にあるとは誰もが思わなかった。地球と火星をつなぐための人工衛星が軍事要塞とは誰もが思わなかった。メタトロンの技術であるウーレンベックカタパルトを地球と火星に結ぶマスドライバーを攻撃に使って宇宙規模の破壊をするような代物だった。メタトロンの空間圧縮を衛星内部で繰り返し、そのエネルギーを瞬間で外に放出することにより超新星爆発を地球にぶつけるという火星の連中が作ったトンデモ兵器だ。

 

「思うとよくあんなの止められたなって感慨深くなる。」

 

「ちなみにどうやって止めたの?」

 

「まぁ、それは秘密だ。次の話だ。戦うことに疲れた俺は平穏を求め別世界に転移した。」

 

いわゆる平行世界。自分以外の人物がいて平和な学校生活を満喫していた。

そしてアルペジオ達との邂逅、3年間にわたり学校でバカ騒ぎをして、たくさんの事件に巻き込まれたり、企業を立ち上げたり、アルペジオ達の世界線がひとつになりそれぞれ別個体となり新しい生き方を始めた。

 

「俺が仲介人になり2人の社長が手を取り合い、【神条野崎合同グループ】を立ち上げた。」

 

「こっちの世界にもあるよ。神崎グループ?たっくんは創始者なんだね。いつの間にかあったよね。」

 

「その件についてはあとで話す。…そしてアルペジオ達はそれぞれの道を歩んで行ったあと、俺の相棒のAは神崎に入った。そしてそっから5年ぐらいの付き合いになった後かな、俺がここに来るきっかけを作ったのは…」

 

クロエ

「何があったのですか?」

 

「彼らの世界で2回目のカタストロフが起こった。ファンタジー世界化を起こし、俺がいたせいであの時の軍事要塞が顕現、そしてもう1人の俺が出てきやがったことそいつをアナザーと仮定。それを止めるために俺とAは戦った。アルペジオ達と、仲間たちと。アナザーを倒したと同時に要塞内のメタトロンの空間圧縮が開始、俺とA以外の連中は要塞外へ退避はできたものの俺たちは退避に遅れた。」

 

「てことはたっくんはその放出に巻き込まれたの?」

 

「そう答えを決めつけるな…まだ続きがある、俺の体はメタトロンの塊だ、外側に放出されるエネルギーを自爆することで中和することができるエネルギー量を持っていたんだ。即座に行動に移した俺はAを無理やり外にはじき出して上半身だけ残っていたアナザーのコアと自分のコアを使って自爆させた。見事に成功し、役目を果たした俺は転生し、今に至るというわけだ。そん時に神様にも出会ったよ。(プロローグ参照!)」

 

束・クロエ

「凄い(です)」

 

「まぁ、このあとはどうしようか迷ってるんだ。裏方として生きていこうかIS学園に行ってみたいなぁって言うのもあるんだ!」

 

「それなら私に任せて!ちょうどこの間男性操縦者が発見されたんだ!それに便乗して私のコネを使えば行けるよ!」

 

「本当か!頼む。(ピロン♪)…?メールだ…しかも神崎から…!?」

 

 

【おかえりヒーロー、君の帰還を歓迎するよ。君のことはとある存在から事細かに聞かれている。君の後ろ盾はこの神条紫杏が保証する!(✌'ω' ✌)ーP.Sー君の専用機はISコアでも取り込んで形にしなさい。】

 

「どしたのー?」

 

「神崎の無邪気社長からの支援を貰った。あとISコアひとつ貰えたりしない?クロノゼロのメタトロンコアと融合させたいんだけど。」

 

 

 

ーーーー2週間後ーーーー

 

場所はIS学園!入学式が終わりクラスにつく1-1の少女達&世界初の男性操縦者こと織斑一夏(おりむら いちか)がその場にいた。

 

一夏

「(気まずい、そして視線がパない!!!?)」

(何でこんなことに…なぜ俺一人だけなんだ…)

 

「……くん。織斑一夏くん!?」

 

一夏

「ウェッ!(owo)!?はっ、はい!?」

 

「自己紹介をお願いします。(ウルウル)」

 

一夏

「そ、そんなに泣かないでください山田先生!?ちゃんとやるんで!?」

(と言いながら教壇に立ったのはいいけど…)

 

全員

「(<●>ω<●>)ジー」

 

一夏

「(うわぁ、すごい期待してるよ…)…あー、織斑一夏です…趣味は料理です。以前剣道をやっていました…1年間、そのよろしくお願いします!!!」

 

「ふむ、ぎこちない紹介ではあるが及第点をくれてやろう。」

 

一夏

「アイエエエ!!!?ニンジャナンデ!?(スパァーン!!!)アバー!!?」

 

「誰がソウカイヤ=ニンジャだ馬鹿者。」

 

真耶

「あっ、織斑先生。会議はもうよろしいんですか?」

 

千冬

「あぁ、遅れて済まないな。もう1人連れてくることになってしまってな。ほら入ってこい。」

 

一夏・全員

「えっ?」

 

「・・・・・・」

 

千冬

「ほら、自己紹介をしろ。」

 

「はい…天道巧だ。天の道をゆき世を匠(巧)に生きるものだ。神崎グループのテストパイロットをしています。まぁ、君たちよりもちょっと年が離れてるけどIS歴は1年目だ。クラスに溶け込めるように努力をする。趣味はサイクリングや機械いじりだ。」

 

ーこんな感じなら問題ないだろ…けど見た目成人男性の俺がこんなかに入ったらもはや犯罪レベルでは…

 

女生徒1

「き………」

 

「?」

 

女生徒全員

「きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

女子1

「年上系男子!!むしろウェルカム!!!!」

 

(おいおいおいおいマジかよww)

 

女子2

「青い髪に赤い瞳!!!!そしてイケメン!!!!!?この星に生まれてよかったーーーーーー!!!!!」

 

(それはいくら何でも大袈裟すぎるw)

 

女子3

「あの目付き!もしかして責め!?はあぁぁぁぁぁぁあーーーーーんウスイ=ホンのネタが捗るんじゃぁア"ア"ア"ア"ア"!!!!」

 

(おい待て、今不穏な単語が聞こえたぞ…)

 

千冬

「黙れ貴様ら!!!!(バシン!!!)(ベキッ!!!)…あっ…」

 

(まって織斑先生教卓叩き割ったよ!?あの人どんだけ馬鹿力なの!?)

 

千冬

「天道、今失礼なことを考えていただろう…」

 

「いえ、多分誰でもそう思うものが多いと思われます。」

 

千冬

「黙れ、このクラスでは私がルールだ。はいかイエスで答えろ。」

(キーンコーンカーンコーン)

「むっ、休憩時間か…10分後に席につけ、それまでは自由にしていろ…」

 

真耶

「天道君の席はオルコットさんの後ろですね。」

 

「わかりました…(こっから原作開始か…)」

 

〜回想〜

 

千冬

「…まさか一夏が…(prpr…♪)…もしもし『もすもすひねもす〜?やっほーちーちゃん、愛しの束さんだよー』切るぞ。(ピッ)…フゥ。」

 

「ちょっと待ってよちーちゃん!?即切りはマナーバツだよ!?」

 

千冬

「うるさい、とっとと要件を済ませろ。」

 

「えーっとねー、私の推薦でIS学園に入れて欲しい人がいるんだよ!『何?…まさか…』そう!そのまさかの新しい男性操縦者だよ!」

 

千冬

「お前は私に恨みでもあるのか!?こっちは今書類が増えすぎて徹夜コースなんだぞ!」

 

「(つ´∀`)つ マァマァ そんな怒んないでよ。彼はメタトロン技術を持っているからそっちにはメリットしかないよ?」

 

千冬

「なんだと、ということは神崎の関係者か?」

 

「いい線いってるんだけどねーちょっと違うね。しかも彼は私を説教して改心させてくれたんだよ。私ね、ISを作り直すよ!本来の目的のために!」

 

千冬

「何!?お前をそこまで変えさせる人間がこの世にいたのか…とにかくそいつに変わってくれるか?」

 

「はいよー」

 

「もしもし…?紹介に預かった天道と申します。」

 

千冬

「3日後にIS学園に来てくれ。君のテストをしたい。」

 

「随分と急な話ですね…わかりました。3日後にそちらにお伺いします。」

 

〜回想終了〜

 

「(それでまさかいきなり模擬戦をするハメになるとは…)」

 

学科は免除…ただISを動かして模擬戦をするだけの簡単なお仕事は正直ISを使うまでもなく戦えたんじゃないかと思う。

 

一夏

「なぁ、ちょっといいか?」

 

「おう、君は織斑くんか。同じ男同志よろしくな?」

 

一夏

「俺のことは一夏でいいよ。こちらこそよろしな!巧!いやぁ俺だけだと思って心細かったけど巧がいてくれてほんとに助かったよ!」

 

「済まないがこの男を借りてもいいだろうか?」

 

一夏

「あっ、箒じゃねぇか!久しぶりだな!すぐにわかったぜー!それで俺になんか用か?」

 

「一夏、お前と話をしたい、来てくれないか?」

 

「行ってらっしゃい。ちゃんと戻ってこいよ〜?」

 

一夏

「おう。行こうぜ箒!」

 

ーーーー

「(束さんの妹か)…あの目は良くない目だな。」

 

「少々宜しくて?」

 

「っと、なんでしょかお嬢さん?不躾で済まないが自己紹介をさせてもらえるかなオルコットさん。」

 

セシリア

「よろしいでしょう、私はイギリスの代表候補生のセシリア・オルコットですわ!これで宜しくて?」

 

「失礼しました、オルコット嬢。私は天道巧。先程の自己紹介どおりの男です。それでご要件は?」

 

セシリア

「えぇ、男性操縦者の方を見定めておこうとこうやってあなたに話しかけて差し上げているのですわ。まぁ、あなたは企業のテストパイロットをしているというところか礼儀はきちんと出来ているのですね。安心しましたわ?」

 

「それはどうも、こっちは年下とはいえ女性には礼儀を持って接するので。あなたが良ければ代表候補生としての実力や話を今度聞かせて欲しいのですが?」

 

セシリア

「よろくてよ?下々の方にも手を差し伸べるのが良き貴族の嗜みでしてよ?」

 

「ではその話はまたおいおいと、もう休み時間も終わるでしょうからね。」

 

セシリア

「えぇ、楽しみにしておりますわ。」




はえぇー、ようやく第2話よー。
今作ではセシリアとは仲良くしてこうと考えています。

ちなみに模擬戦の内容に関しては、教師のISに対してクロノゼロでホーミングレーザーの雨に晒してすぐ終わりました。

相手を動かす前に逃げ場を無くせばいいのだ。勝てばよかろうなのだ!!!


次回予告

クラス代表選出のために選ばれる一夏、セシリア、巧の3人に待ち受ける模擬戦。

巧は何を思ってこの戦いに参加するのか…
ヒーローは新たな翼を広げ大空へと舞い上がる!

第3話【マーマイトと紅茶と模擬戦】

巧「オルコット嬢、正義の反対ってなんだと思う?」

セシリア「正義の反対は悪なのでは?」

巧「ハズレー、正解は次のお話でね?」
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