Re.Dive タイムコール   作:ぺけすけ

12 / 84
第10話 もう1人の魔法少女

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……」

 

 

最後のお客さんが帰り今日はこれで閉店かな。

そんな事を考えながらテーブルを拭き椅子を片付けて行く。

もう慣れてきたもので今日で働き始めて2週間ちょいか?

 

 

「お疲れユウくん」

 

「あ、士郎さんお疲れ様です」

 

 

うんうんと頷きながら奥の方から出てくる士郎さん。

どうしたのだろうか?

 

 

「だいぶ慣れてきたみたいだね」

 

「はい、おかげさまで」

 

「はは、あんまり無理はしなくていいからね?明日もあるしそろそろ僕たちも上がって家の方に戻ろうか」

 

 

桃子が晩御飯作って待ってるだろうしね、なんて言いつつ士郎さんがエプロンを外す。

 

 

「さて明日は特にお客さんが多いから頑張らなくちゃね」

 

「そうですね日曜は特に多いですよね」

 

 

この翠屋は平日もそこそこお客さんが多いのだが休日、特に日曜日は段違いに忙しい。

 

 

「それじゃ明日もよろしくねユウくん」

 

「はい頑張りますよ」

 

「はは、頼もしいね」

 

 

あ、そう言えばと士郎さんが何かを思い出した様に続ける

 

 

「なのはとはどうだい?」

 

「えっと……何がですか?」

 

「最近さらに仲良くなったみたいじゃないか。なのはも楽しそうだし、まぁ親の僕から見ると少し嫉妬もあったり……ね」

 

 

 

おぅ……少し士郎さんから黒いもの感じる…

 

 

「そうですかね、普通に接してるつもりなんですけど」

 

「そうなのかい?あの子、ユウくんが居ないと直ぐに"ユウさんはどこ?"なんて聞いてくるよ?」

 

「そうなんですか?」

 

 

知らなかったな。

最近、なのはと一緒にいる時間は朝起こす時と見送りに学校からの迎え、夜の魔法の特訓にそのあと寝るまでの間おしゃべりくらい………ってほとんど一緒にいるような……

 

 

「ユウくん何時もなのはと一緒にいるだろう?」

 

「今思い返すとたしかに……」

 

 

ほらね、と笑いながら士郎さんに言われる。

うーん……なのはと一緒にいる時以外は桃子さんと朝食を作ったり美由希と話したり偶に恭也と体を動かすくらいか?

 

最近ははやてと電話やメールをしたり休みの日に遊んだりしていたが、それでもなのはとの時間が多いな。

 

 

「……いやユウくんあの子と仲良くしてくれて本当にありがとうね」

 

「え、いや別に俺もなのはの事は好きですし仲良くできて楽しいですよ」

 

 

まぁ魔法云々も正直あるがなのはと過ごす時間はとても楽しい。

これは本当のことだ。

 

 

「そう言ってくれると助かるよ、あの子はユウくんの前だけでは本当に子どもらしいから」

 

「俺の前だけ、ですか?」

 

「うん、少し事情はあるんだけどなのはは何というか…子どもらしくないみたいに思った事はないかな?」

 

「そうですね、出会って最初の頃は何というか……少し大人び過ぎているというか…」

 

 

何というべきだろうか。

我慢していると言うかワガママな一面が全くなかったのだ。

……今はそんな事はないけど俺の前だけってことか?

 

 

「うん、これも前に話したけどあの子は僕たちに全くワガママを言ってくれないんだ」

 

「でも、俺には言うと?」

 

「その通りだよ、それでこの前みたいなお願いをしたわけだけど、ユウくんは本当になのはに良くしてくれてるよ。

本当にありがとう」

 

 

と頭を下げられてしまう。

 

 

「いやそんな頭をあげてください!俺だってなのはと楽しくやってるだけですから。

それに恩人の士郎さんに頭を下げられると俺がどうしていいかわかりませんよ」

 

 

「む、そうかい?ならこの話はここまでにしとこうか」

 

「はい、そうしましょ」

 

「それならユウくんに話とかないと言けない事があってね。

ユウくんは温泉とか好きかい?」

 

 

温泉?

そりゃ嫌いな人の方が少ないと思うが。

俺はどちらかと言えば好きな部類に入るとおもう。

 

 

「はい、好きですよ」

 

「それは良かった。今度の休日にみんなで温泉に行こうと思っていてね、もちろんユウくんも来るだろう?」

 

「え、俺も…ですか?」

 

「ああ、もう家族みたいなものだし僕もユウくんと色々話したいからね。何か都合が悪かったりするかい?」

 

「…いや大丈夫です。俺も行きたいですよ」

 

 

なら良かったと笑顔を見せてくれる士郎さん。

家族か……そんな風に思ってくれてたのか。

 

 

「そう言えばなのはは明日友だちの家に行くらしいですよ」

 

「うん聞いてるよ、月村さんの家だったかな?それで恭也も行くみたいだからね」

 

「あ、そう言えば恭也の彼女さんはすずかのお姉さんでしたっけ?」

 

「そうそう忍ちゃんって言ってね…」

 

 

なんて会話をしながら高町家に帰る

大体バイト終わりはこうやって士郎さんとの雑談がありそれが楽しみだったりもする。

さて明日は頑張らないとな。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝。

空は雲一つない晴天。

いい一日になりそうだな。

 

 

「なのはーそろそろ時間だぞ?」

 

 

ドアの前でノックしつつ声をかける。

……反応なし。

うーん、どうしたものか。

 

 

「おーいなのは?」

 

 

やはり反応がないな。まだ寝てるのか?

 

 

「はいるぞ?」

 

 

ドアを開けてみるとやはりと言うか予想通り気持ちよさそうに眠るなのはの姿。

さては日曜日だからってアラームをかけるのを忘れたな?

 

 

「まったく……」

 

 

なのはの顔を見つつ昨日の士郎さんとの会話を思い出す。

 

 

「俺の前だけでは子どもらしいから……か」

 

 

なのはの頭を撫でる。

少しくすぐったいのかもぞもぞと動く。

なんでお前はそんなに俺の事を信用してくれるんだ?

 

 

 

「ぅん……」

 

「まぁ信頼してくれるならそれに答えなきゃな……」

 

 

そうだよな、信頼してくれてるなら。

俺に出来るのはこの子の信頼を裏切らない事だけだよな。

 

そう思考をまとめていると何やら背中に視線を感じる。

 

 

「……何してるんですか?桃子さん」

 

「うふふ……」

 

 

ドアの横で少し体を隠してこちらを見ている桃子さん。

何というか少し恥ずかしい。

 

 

「ユウくん、なのはを起こしに行ったきり帰って来ないから少し様子を見に来たら……ふふ」

 

 

ふふって何だ、ふふって。

別に変な事をしていたつもりはないがどんどん羞恥心が芽生えて来る。

 

 

「すいません、なのは直ぐに起こします」

 

「もっとゆっくりしててもいいのよ?」

 

「遅刻しちゃうでしょ!?」

 

 

あらあらなんて言いながらなのはの部屋に入ってくる。

 

 

「なら私が起こすわよ?ユウくん此間寝起きのなのはの顔を見て怒られてたでしょ?」

 

 

「あっ」

 

 

忘れていた。

 

 

「よろしくお願いします……」

 

「はーい任されました」

 

 

さて俺は下で朝飯の準備の続きをしておくか……

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「さて、と」

 

「………」

 

「なのは?おきてるでしょー?」

 

「……うっ」

 

「やっぱり」

 

 

私はゆっくりと体を起こす。

お母さん……いつから気づいてたんだろ?

というかなんでそんなにニコニコしてるの?

 

 

「なんでわかったの?」

 

「んー?だってなのは、ユウくんに撫でられてる時ずっとにやけてたわよ?」

 

「え!?」

 

 

嘘!?とつい口元を触る。

 

 

「ユウくんは気づいてなかったみたいだけどね」

 

「そっか」

 

 

少しだけ安心。

ユウさんにバレてたら恥ずかしすぎてこの後顔を合わせられない。

 

 

「ホントにユウさんのこと好きねぇ…」

 

「え!?そんな事ないよ!」

 

「あら嫌いなの?」

 

「そういう訳でもないけど…」

 

 

うぅ…絶対からかってる。

今日は少しだけユウさんに甘えたかった気分なだけで…だから本当は起きてたけど寝たふりなんかしちゃった……

 

 

「うふふ…ほらそろそろ起きないと本当に遅刻しちゃうわよ?」

 

「うん……お母さんこの事ユウさんには……」

 

「わかってるわよ、言わないわ」

 

 

それじゃ先に下に降りてるわね、とお母さんが私の部屋から出て行く。

途中からどのタイミングで起きるか迷ってたからお母さんが起こしてくれて助かったけどバレちゃってた……

 

はぁ……私も着替えて下に行こ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が下に降りて朝食の準備をしていると思ったより早く桃子さんが降りて来た。

なのはは桃子さんだとすぐに目を覚ましたのか?

 

 

「なのは起きました?」

 

「ええ、すぐにね」

 

「うーん明日から俺が起こすより桃子さんが起こした方がいいですかね?

俺だと時間かかっちゃうみたいで」

 

「それだと私があの子に怒られちゃうわよ。

明日からもユウくんがおこしてあげて?」

 

「え?わ、分かりました」

 

 

怒られる?

なんのことだろうか。

頭にハテナを浮かべている俺を見て笑っている桃子さん。

はて?

 

 

 

そんなこんなしているうちになのはや士郎さん恭也、美由希がテーブルに集まり朝食の時間となる。

それもワイワイと話しつつ食べているうちにもう時間に。

 

 

「なのは恭也そろそろ行かないとマズイんじゃないか?」

 

「ん?もうそんな時間か。ごちそうさま」

 

「あ、私もごちそうさま」

 

 

2人は少し焦り気味に食器を流しに置く。

そのまま準備していたバックを手にする。

 

 

「それじゃ夕方には帰ると思うから」

 

「ああ、いってらっしゃい」

 

「いってきます、ユウさん」

 

「おう、行ってこい」

 

「それじゃ行ってくるね」

 

 

そう言って二人は出て行く。

ふぅ、俺は午前中は翠屋のバイトだ。

頑張るか。

 

 

「それじゃ美由希とユウくん僕と桃子は先に店の方に行ってるから10時前には来てくれ」

 

「はい」

 

「りょうかーい」

 

 

そう言って士郎さんと桃子さんはお店の方に、俺と美由希は後片付け。

 

 

「美由希ここは俺がやっとくから先に支度してていいぞ?」

 

「ホント?じゃお言葉に甘えようかな」

 

 

ありがとーと言いながら上に行く美由希。

俺の方は特に支度もないし、洗い物が終わったらはやてにメールを返してそのまま店に直接向かうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでお昼どき。

 

俺のシフトももうすぐ終了か、さてもうひと頑張りだな。

 

 

(ユウ!)

 

 

おっと?

ユーノからの念話か?

 

 

(ユーノか、どうした?)

 

(大変なんだ!ジュエルシードが……なのはが!!)

 

 

ーー頭が真っ白になる。

なのはに何かあった?

どういう事だ?

なのはは今、すずかの家で遊んでいるはずで特に魔力も俺は感じていない。

 

 

(詳しく教えてくれ)

 

 

まずはユーノに状況と何があったかを詳しく教えてもらわなければこの後の行動も起こす事が出来ない。

 

 

(えっとね……)

 

 

ユーノに説明してもらったのはすずかの家でお茶会をしているとジュエルシードの発動を感じたらしく、その場所に向かうと文字通り巨大化した猫がいたらしい。

その猫は特に暴れなかったらしくそのままジュエルシードを封印しようとしたが、そこで

 

 

(なのは以外の魔導師が現れたんだ)

 

 

その魔導師はかなりの強敵らしくなのはも動揺して上手く戦えなかったらしい。

その魔導師……金髪で黒衣のバリアジャケットの少女はジュエルシードを手に入れた後すぐに消えてしまったと言う。

 

 

(なのはは?)

 

(とりあえず今ユウと話してるうちに治療はしたから目がさめるのを待つだけかな)

 

 

相手の魔法も非殺傷だったから特に怪我もないよと言うユーノの言葉に一安心。

そしてユーノにその魔導師の特徴や戦い方の情報を聞く。

なんでもなのはと同じくらいの女の子らしい。

 

 

(俺はこれからその子を探してみるよ)

 

(え!危ないよ!)

 

(大丈夫だ、下手に戦闘もする気は無いし話を聞くだけだから)

 

 

そこからもユーノは何か言いたそうだったが黙って"わかった"とだけ言ってくれた。

 

 

(それじゃ行ってくる、なのはを頼んだぞ?)

 

(うん、ユウも気をつけて)

 

 

ああ、と返して念話を切る。

とりあえずバイトは終わったから士郎さんに少し出かける事を伝え翠屋をでる。

 

 

さてと、まずは探索魔法からだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、これは……」

 

 

あれから1時間くらい俺は海鳴市の様々な場所を探索、ツァイトを使ったサーチをしていた。

 

すると別の反応をツァイトが感知した。

これは……ジュエルシード?

この先の山の中から反応が出ているがまさか山の中にあるとは思わなかったな。

それにこの様子だと暴走もしてないみたいだし先に封印して回収する方が先決だ。

 

 

「ここら辺か?」

 

 

山の中枢、草木が広がるちょっとした広場のような場所に出た。

反応はここら辺の筈なんだが……見つからないな。

 

 

ツァイト頼りに探して行く。

にしてもまだお昼なのに木陰のお陰か陽の光があまり当たらない。

先ほどまで少し暑かったがここはむしろ涼しいくらいだ。

 

 

「お」

 

 

とある木の前でツァイトの反応が強くなる。

この付近か?目の前の木から魔法の反応が出ているように見えるけど特にジュエルシードが見当たる訳でもないんだよな。

あ、もしかしたら

 

 

「この木の上か?それならツァイト、セットアップだ」

 

《ok.master mode1・Blaster Nova》

 

 

飛行魔法を使うにしても俺はデバイス補助がなければ発動もできない。

さてと少し大きい木の上を探すとやはりあの青い石、ジュエルシードがあった。

さっさと封印して探索に戻らなければ。

 

 

《backward.caution》

 

 

「え?」

 

 

突然のツァイトの音声に俺は反応する事が出来なかった。

次の瞬間ーー後方からの魔力反応。

背中に衝撃が走る。

俺はすぐさまジュエルシードを手に取り地面への衝撃に構える。

 

 

《Sphere shield》

 

【road.now……Sphere shield】

 

 

ツァイトから何か聞こえると俺の体を包むように半透明な桜色のモノが球体のように展開された。

"スフィアシールド"そう言ったよな?

 

 

「……っ!」

 

 

地面に着地しそのままの勢いで"そこ"から飛び上がると今まさに俺がいた場所に射撃魔法が突き刺さる。

黄色い魔法色……もしかして。

先ほどユーノに聞いたもう一人の魔導師、確か魔法色は黄色だったはず。

 

 

「ツァイトあの魔法は?」

 

《Photon Lancer》

 

 

フォトンランサーか、兎に角あの射撃は早すぎてこのブラスターだと避けるのも正直なところ…キツイ。

 

 

「くそっ!」

 

 

そんな事を考えているうちに更に追い討ち。

黄色い閃光が目の前に迫ってくる。

考えている暇はない。

目には目を、射撃魔法には射撃魔法!

 

 

「ライトエクセリア!」

 

《light・Ekuseria》

 

 

「ッ!?」

 

 

目の前でぶつかる魔法と魔法。

俺の光の本流は少しづつ相手の魔法を削り取って行く。

そしてーー弾けた。

 

 

光が消え目の前の魔導師に目を向ける。

ーー間違いなさそうだな。

金髪で黒衣のバリアジャケット、背丈はなのはと同じくらいで赤色の目。

 

 

「……何故、俺を襲ってきた?」

 

「………貴方が持っているそのジュエルシードを渡してください」

 

 

やっぱり目的はジュエルシードか。

しかし何故コレを集めているんだ?

ジュエルシードは危険なものという事をわかっているのだろうか。

 

 

「何でジュエルシードを集めているんだ?」

 

「貴方に話しても多分意味は無い」

 

 

冷たく言い放たれる。

この子も訳ありか。

 

 

「悪いけどコレは渡せない」

 

「なら奪うまでです…!バルディッシュ!」

 

 

そう言うと持っていた杖の形状が鎌の形に変化し一気にこちらにも斬り掛かってくる。

 

 

「はぁ!!」

 

「っ!待ってくれ!俺は戦いたい訳じゃ…」

 

「なら大人しくジュエルシードを渡してください!」

 

 

そう言いつつ更に攻め込んでくる。

ブラスターだと避けるのも辛い。

……くそ!

 

 

「ツァイト、セイバーだ!」

 

 

《mode2・Saber Nova》

【change・Rifo mation】

 

 

 

 

彼女の鎌が目の前まで迫る。

 

 

 

 

《phase2 shift ・Saber》

【Are You Ready?】

 

 

「モードチェンジ!」

 

 

身体が軽くなる、腰にある剣を一気に引き抜くと同時に魔力を放出し迎え撃つ。

 

 

「!?姿が……」

 

「はぁ!!」

 

「くっ…」

 

 

そのまま魔力を解放、砲撃に使い形で相手にぶつけ距離を稼ぐ。

この子を相手にスピード勝負は厳しい。ならば距離を置きつつ消耗戦にするしかないか…

 

 

「といっても……」

 

「……っ!」

 

「そう来るよなっ!」

 

 

やはり一気に距離を詰め右、左と斬りつけくる。

くそ、動きづらい!

周りは木々があり正直戦いづらい。

どうにか"別の場所に移動できれば"何とかなるかもしれない……っ?

 

 

「っ!」

 

「うわっ!?」

 

 

先ほど突っ込んだジュエルシードが光りだす。

まさか暴走か!?

とりあえず取り出さなければ!

 

 

「あっ」

 

「えっ!?」

 

 

俺がジュエルシードを取り出した瞬間、一気に俺と目の前の少女が光に包まれる。

この感覚……少し身体が重く"何処か"に飛ばされる感覚が。

 

 

 

 

 

そこで俺の意識は途絶えた。

 

 

 

 




今回はここまでになります。
次回は少しだけオリジナル展開です。

またよろしくお願いします。

感想、評価まってます!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。