Fate/Next Order ~Answer~ 作:黒白椿
「偽りの依頼、失礼しました」
「あなた方には、ここで果てて頂きます」
「まあ、そういうことだ。どうせ、確信犯なんだろ。話しても仕方ない。」
私の
「所詮は獣だ。人の言葉も
ステイシス...カラードのランク1。オッツタルヴァも出撃してくるっということは、相当私たちは大物らしい。水没王子も本気で殺してくる。
そして、私は
「お前とこうなるとはな...。残念だが、私の
どうして、私は貴女と命のやり取りをしなくてはならないの...。セレンさん...。
いくら空を悠然と飛び続ける、あのクレイドルに住まう人々を。一億の罪無き人々を殺した私は、そんなに悪いことをしたの?
水没王子こと、ステイシス率いるネクスト精鋭チームがV.O.B.でアルテリア・カーパルスへ突入してくる。
時速2000kmに及ぶ超スピードは、みるみると私たちに接近して、その戦いの火蓋は開かれてしまった。
ほんの最初は私たちが優勢だった。だが、戦闘時間が長引くに連れて、私の相棒は死んだ。
彼の奮闘もあったおかげで、敵ネクストは三機排除することが出来た。
私はステイシスを討ち取る事は叶ったが、望まない結果になってしまった。
私の師でもある大切な人、セレンさんをこの手で葬らなければならないのだから。
長い戦闘が続くと、この戦いの幕が下りようとした。
セレンさんの機体は、爆発が起こり、炎上し、最早助かる道はない。そんなことを断言できてしまうほど、現場は騒然なのである。
私は徐々に死にゆく彼女を眺めながら最期を見届ける。
「...フッ..当然か。私が見込んだのだからな...。お前にやられるのも、悪くない...。」
そう言うと、彼女の機体は派手に爆散した。
セレンさんだけが、最期まで私を気遣ってくれた。私はココで決意を固めた。
最期はあの人に...。
私は自分の願いを叶えるため、ある場所へ向かう。大切な人をこの手で殺めてしまった事を忘れないように、強く
そう、私を殺して貰うために向かうのだ。ラインアークへと。ラインアークの守護神であるホワイト・グリントに、私を殺して貰うために。
私は最期の時をラインアークにて待機していた。
そして数時間が経過すると、無線から通信が入ってきた。
私は、来たか...。と顔を上げる。
「...やはり、あなたとは戦うしかないのですね...。」
フィオナ・イェルネフェルトだ。ホワイト・グリントのオペレーターを務めている。
この通信が入ってきた直後に、ラインアークの奥から近付いてくる機体。X字状の噴射炎で私に接近し来るそれは、まさに神々しく美しい、守護神という名に相応しい外見をした機体だ。
断言出来る、それは神そのもので、化け物だ。
なぜなら、ホワイト・グリントは「リンクス戦争の英雄」だから。