セイヤが特別でカッコよくて中二病じゃなかったら? 作:ジ・アンサー団
ファンタズマ「舐めんなぁああああああああ!!!」
一気にルーンアーマーとファンタズマ、合計3機同時に襲ってきた。
だがセイヤはそんなことをもろともせず、攻撃を回避していく。
2機のルーンアーマーの剣戟を仕掛けてきて、セイヤはアームとナックルで受け止めてから弾き飛ばし、アームでで1機のルーンアーマーに殴る。さらにもう一度同じアームで殴る。
セイヤが殴っていたルーンアーマーを掴み、空を飛んでいる別のルーンアーマーに投げ飛ばし、
レバーを回して必殺技を放った。
『シングルアイス!』
『グレイシャルアタック!バリーン!』
巨大化した左アームで捕まえて叩きつけた後、殴った。
殴った衝撃で2機のルーンアーマーが爆発した。
『スタ!』っと着地し、ファンタズマの方へ身体を向け、ビルドドライバーを回し、最後の一撃を放って、決着を付けようとしていた。
『シングルアイス!』
『ツインアイス!』
『Ready?GO!』
セイヤ『これで終わりだ!』
『グレイシャルフィニッシュ!』
『バキバキバキバキ!バキーン!』
左腕アームを巨大化して、両肩にあるアーマーが変形し、冷気を噴射して加速し、左腕アームで押しつぶそうとしたが、
ファンタズマ「二度もやられるかぁあああああああああ!!!」
ファンタズマは剣を取出し、最大火力でセイヤに向かい押し続ける。
だが、セイヤは両肩のアームは最大限を出していなかった。
セイヤはグリスブリザードの最大まで出力を上げた。
その時、ファンタズマは押し返され、壁に嵌り、セイヤのアーム型ライダーパンチを食らい、全身を凍りつかせた。
これでもうファンタズマは復活できない。
アイツの魂は氷の中。決して幽霊でも出てこれない凍りの封印。
ファンタズマを倒したセイヤは、役目を終えた氷壁を溶かした。
この先どうなるかを知っていたが、それはもうどうでもいい。
事件はこれで解決した。
だが、密猟がこの場所を襲ってくることにセイヤは分かっていた。
なら、溶ける前に倒す。
《学園》
セイヤ「(昨日は嫌なほど叱られた)」
それはティナに叱られ。次からはティナはセイヤを監視するようになっていた。
邪魔だと思っているのに。
ティナ「一緒にお弁当食べよ」
セイヤとティナは何故か学園の噴水のところで、昼食になっていた。
セイヤ「何で俺と一緒にくうんだ?」
ティナ「次もまた勝手に行動するからだよ!」
セイヤ「しるか」
セイヤは反対する。“自由こそ全て”それはセイヤにとってそれを封印されるとかなり嫌がった。
“支配”それは誰もが望まない。おまけに、未来は支配と言う言葉に悲しみ、誰もが絶望もした。
だったら、世界を変えればいい。
自由こそが全て。自由があれば何も縛られない。
そして、希望は、未来は、自分の手のひらにある。
それを誰かが決めつけ、残酷な結末が起こるなら、俺は誰かを救う。
勿論それは自己満足。綺麗ごとでは片づけられない事もある。
……それでも、誰かを救うって決めているんだ!
ティナ「…ねぇ、セイヤ君」
セイヤ「…なんだ?」
ティナ「どうして、1人で行動するのかな?」
セイヤ「……不安を抑えるためだ」
ティナ「え?」
セイヤ「もし、この学園の生徒や先生は誰か1人、臆病で弱虫の存在がいたら、誰もが不安になる」
セイヤ「しかも、さっきの相手みたいに、闇だったらそれ以上に不安になる。誰も安心して生活できるように、俺は、1人で戦う」
ティナ「でも、もしそれで死んだら「死んだら何になるんだ?」…え?」
ティナはセイヤの方に頭を向け、顔を見た。
映っていたのは、光が無い目だった。
セイヤ「俺はもし、死んでも」
セイヤは噴水の近くから立ち上がり、一言ティナに言った。
セイヤ「失う物は何もない」
セイヤはそう言って、噴水から離れて自分の教室に向った。
遅れてしまってすみません。
ですが、ちゃんと打ちますよ。
何だって、仮面ライダーは最強!
だと思うから!