穢れ竜と金の半精霊   作:リョー

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友達&日常

 ロキは苦悩した。かの有頂天外の神を打ち破らなければならぬと決心した。

某有名小説みたいな始まりかたしてますけどロキはこれから死ぬ気で走るわけでもないですよ!!

 悩みの種はリゼのランクアップだった。マジでどうしようか。多分ギルドに報告した時点で神の間に3日程度でランクアップしたやべぇ奴いるぜ、とか広まってちょっかいを掛けられるだろう。本人曰く、そういうのは慣れてる。とのことだったが、やっぱり心配だ。悩みはもうひとつある。リゼのランクアップに触発されたアイズが今まで以上にダンジョンに潜るようになった。悩みはこの二つだ。マジで悩みすぎて禿げるんじゃないか。と思うがランクアップしたことは事実だ。さすがにあれだけ言ったからダンジョンには潜ってないだろう。アイズにも今日はダンジョン禁止令を与えたからダンジョンに潜ってないだろう。まぁ取り敢えずはリゼのランクアップを祝ってあげよう。そう決心したロキ・ファミリアの本拠。黄昏の館には朝食を告げる鐘が鳴り響いた。

 

 

 

 朝食の鐘が聞こえたから鍛練を止めてアイズと一緒に大食堂へ向かった。いつも通り部屋の隅に行くが今日は今までと違って隣の席にアイズが座っている。アイズと手合わせしてから、お風呂、就寝、ご飯の時以外はほとんど一緒だったが、何故かご飯の時間なのに横にいる。朝食を食べた後また何時ものようにコーヒーをおかわりし、本を開く。すると、

「なに読んでるの?」アマゾネスの少女が話しかけてきた。だから無言で表紙を見せると、

「何々、走れメロス?」ん、走れメロス?なんだ?その本?改めて表紙を確認すると走れメロスではなくアーサー王伝説だった。

「ごめんごめん、読み間違えた。アーサー王伝説?なにそれ?面白いの?」どんな間違いだよ!!

「一種の英雄譚ですよ。面白ですよ。」

「英雄譚なの!?なら私も気になるなー。今度貸してよ。」英雄譚というフレーズに反応した様で少女は言った。

「分かりました。」

「ほんとー!ありがとう!ところでさー。なんで君はそんな隅にいるの?なんか近寄りがたいっていうか。」多分本人は本心からそう思っているのだろう嫌味などいうわけではなく。

「アイズとは仲良いのに。アイズだけリゼって呼んでるし、、、そうだ!友達になろうよ。」友達などいたことないが

「友達、ですか?実は友達なんて居たことないから分かりません。」そういう言葉をきいたアイズが、、

「私にとってリゼは、、師匠だったけど、年も二歳しか違わないから、、リゼと友達になりたい。」と言った。珍しく感情を露にしたアイズを見て喜ぶハイエルフは措いといて、友達ってなんだ?そんな問に答えるようにティオナは言う。

「友達って言うのは、一緒に遊んだり、一緒に話したり、一緒に笑ったり、たまには喧嘩するけどまた笑い合うことができるひとだよ。」

「分かりました。アイズ、ティオナさん。友達になりましょう。」そういうと二人は喜ぶ。

「あ、それと私はティオナで良いよ。アイズみたいにリゼって呼んで良い。」ティオナがそう聞くと

「それは駄目。」アイズが答えた。実はこの数日でかなり仲良くなった。最早友達と言っても良いレベルで。でも何でアイズが答えるんだ。結構マジな感じで。

「うーん。じゃあリゼリットって呼ぶね。宜しく!」ああ、別に気にしないスタイルですか。

こうして二人の友達がリゼリットに出来た。

 

 

 

 部屋に戻ってみたが特にすることはない。俺とアイズは2日のダンジョン禁止令を課せられているから、やることがない。まぁ街でもぶらつけば良いかな?今日は各自訓練の日だから稽古はつけなくていいし。そう思い、金庫からお金を出す。実はこれまでの旅でモンスターも倒してきたし、襲ってきた人を迎撃して殺したら大金持っていたり、とか色々あって金は困っていない。金持ちと言っても良いほど持っている。そして街へ向かおうとすると、アイズがいた。うろうろ歩いたいる様子から、アイズも退屈だと言うことを察し話しかける。

「退屈なのか。」

「うん。どこかいくの?」

「街でもぶらついてくる。アイズも来るか?」

「、、うん。行く。」

こうして二人で街に行くことになった。

 

 

 

 「じゃが丸くん?」目の前の露店に首を傾げている。

「ここ、美味しいよ?」アイズが勧めてきたのでこの露店に来てみた。まぁ良い匂いがして美味しそうだ。一つ50ヴァリスで味付きは80ヴァリスとお財布に優しい値段だし。買ってみよう。にしても小豆クリームってなんだ?

「すみません、小豆クリーム?を一つと、、、アイズは何味がいい?」

「え、買ってくれるの?」

「ああ。奢りだ。で何味がいい?」なんていうか、一人でじゃが丸くん食ってその横で無口な女の子が見つめてるとか、めっちゃシュールじゃん。

「じゃあリゼと同じので。」

「小豆クリーム2つで160ヴァリスだよ。」財布を取りだし金を渡す。そしたらすぐ来た。金を渡してから貰うまでのその間約3秒程だ。安い、速い、うまそう(まだ食ってない)の三拍子とは、、なかなか良い。もらったじゃが丸くんをアイズに渡したあとベンチに二人並んで座って食べる。

 サクッ。うまい。しょっぱいじゃが丸くんと甘い小豆クリームの組み合わせは良いぞ。バッチグーだ。一人で孤独のグルメしだしたリゼにアイズは言う。

「リゼは何でそんなに強いの?」答えに困る質問だなぁ。一つ言えるとしたら、、、

「何をしてでも倒したいヤツがいるから。」

「そうなんだ。」アイズは納得したように言う。

「アイズは何故強くなろうとする。」

「、、、、」うーんと言う風に考えたあと、

「わからない。」そう言う。

「いつかお前も戦う理由を見付けられればいいな。」俺らしく無いことを言った。でもアイズはしっかりと頷いて返事をした。

「それじゃあ帰ろうか。闇派閥とやらも彷徨いているらしいし。」最近、危険な状態にあるオラリオの夜を歩くのは危ない。暗くなる前に帰ろう。そして、アイズを連れて黄昏の館へと帰った。

 

 

 




 読んでいただき、ありがとうございました。前回説明し忘れたんですが、通常3つしか発現しない魔法が7つも発現しているのは契約特典です。マジでオリ主最強タグに入れよっかなぁ。
あとYutomosさん、寿司さん、遅れましてですが感想ありがとうございます!!!
それとUA6000越えありがとうございます!!!やっぱこう言うのがあると書きたくなります!!(なくても書き続けますw)
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