デュララララin八幡   作:影狂

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1章【廻】
1話【小町の為に】


夕暮れの夕焼け、それは空の本の一端の表情。

 

 

どんなに遠くてもその表情は、繋がっている。

 

 

 

 

 

 

信頼とは嘘であり悪である。

 

 

世の人々は、民主主義好きで群れを成すことで自分は強者だと思い違う。群れを成す為に、『信頼』という嘘を平気でつくし偽善を語る。

 

そうして自分を大きく見せる、それが人間という生き物だ。

 

それなら?

 

誰にも頼らない、孤独な....いや孤高な人間は?人間とは言わないのではないだろうか?

 

 

 

甘楽  《中々面白いですね♪でも~どうしてそんな事を?》

 

影狂  《そうですね....ちょっと色々ありまして》

 

------------田中太郎さんが入室しました。

 

田中太郎 《こんばんはー》

 

甘楽   《こんばんは~》

 

田中太郎 《甘楽さんΣ( °Д°)ビクッ!》

 

田中太郎 《いたんですか!?》

 

甘楽   《うん、ずっといたよぉ~》

 

影狂   《田中太郎さん、こんばんわです》

 

田中太郎 《あ、影狂さんお久し振りですね》

 

田中太郎 《暫く来てませんでしたが何かあったんですか?》

 

甘楽   《田中太郎さん、影狂さんと態度が違いすぎませんか~?傷付いちゃいますよぉー(;つД`)》

 

田中太郎 《.....気のせいですよ》

 

田中太郎 《あ、ログ確認しました。色々あったんですね...失礼しましたm(__)m》

 

影狂   《あ、気にしないで下さい。些細な部活でのイザコザですから》

 

------------セットンさんが入室しました。

 

セットン 《ばんはー》

 

甘楽   《こんばんは~》

 

セットン 《.....甘楽さん、いたんですか》

 

田中太郎 《こんばんはー》

 

影狂   《セットンさん、こんばんわです》

 

甘楽   《あれれ?おかしいですね~、セットンさん、私何かしましたっけ?》

 

セットン 《影狂さん、お久し振りですね》

 

セットン 《別に....》

 

田中太郎 《あ、そうでした。実は、私明日から池袋に住むことになりまして》

 

セットン 《へーそうなんだー》

 

セットン 《もしかしてご近所かもじゃないですかー》

 

田中太郎 《かもですね♪》

 

田中太郎 《今はまだ、実家からつないでますけど、明日からは》

 

田中太郎 《サンシャイン近くのアパートに住む事になってます》

 

影狂   《あ、自分も明日から池袋に住むことになりました》

 

甘楽   《それは凄いですね~これが運命の赤い糸?なーんちゃって♪》

 

セットン  《二人とも池 袋 に ようこそ~》

 

田中太郎 《ありがとうございます!》

 

影狂   《ありがとうございます》

 

甘楽   《二人ともおめでとうございます~今度、オフ会でもやりますかぁ》

 

田中太郎 《あ、オフ会、いいですね》

 

影狂    《オフ会ですか》

 

甘楽   《ね~~♪》

 

甘楽   《あ。。。》

 

甘楽   《オフ会と言えば》

 

甘楽   《自殺オフってあるじゃないですかぁ》

 

セットン 《あぁ、流行りましたよね》

 

セットン 《ネットで知り合って、心中……

田中太郎 《いやな話ですよねぇ》

 

影狂   《...........》

 

田中太郎 《でも最近はあまりニュースになってませんよね?》

 

田中太郎 《影狂さん、どうかしましたか?》

 

影狂   《いえ、別に何でもないですよ》

 

影狂   《ただ。。。。会ってみたいと思っただけですよ》

 

セットン 《未遂で終わってるのか……》

 

セットン 《自殺志願者に。。ですか?》

 

影狂   《。。。。。。》

 

影狂   《はい》

 

甘楽   《あるいはたくさんあるんだけど》

 

甘楽   《誰も気づいてないだけかもしれませんよ~》

 

甘楽   《会ってみたいなら~試しに応募してみるのはどうですか~?》

 

セットン 《危険ですよ》

 

甘楽   《大丈夫ですよー。実はなんですけどね?私も一度見てみたくて応募したことがあるんですよぉ~♪》

 

田中太郎 《えぇええええ!?( ̄□ ̄;)大丈夫だったんですか?》

 

甘楽   《平気ですよ~、遠くから見ていただけですから》

 

セットン 《それでも危険ですよ、影狂さん。絶対に応募してはいけませんよ?》

 

影狂   《。。。。。》

 

甘楽   《それにまだ死体が見つかってないとか。。。》

 

田中太郎 《(;´Д`)…》

 

セットン 《不謹慎ですよ》

 

甘楽   《そういや最近、失踪事件多いし。。。》

 

影狂   《失踪事件..... 》

 

田中太郎 《?》

 

田中太郎 《そんなニュースが?》

 

甘楽   《えーと。。。》

 

甘楽   《たいてい不法滞在してる外国人とか、小さな女の子とか♪》

 

甘楽   《池袋から渋谷の間で、多いみたいだよぉ》

 

影狂   《。。。。。。。》

 

 

-----------------影狂さんが退室しました。

 

甘楽   《あれれ~?影狂さん、居なくなってしまいましたね》

 

セットン 《甘楽さんが、あんなこと言うからじゃないですか》

 

田中太郎 《あはは....でも少し心配ですね》

 

甘楽   《おっと用事が出来たのでこの辺で》

 

田中太郎 《あ、お疲れさまでした》

 

セットン 《用事。。。ですか》

 

甘楽   《はい~最近忙しくて、やはり人間は働かないとですからね♪》

 

-----------甘楽さんが退室しました。

 

田中太郎 《私達も落ちましょうか》

 

セットン 《そうですね...では田中太郎さん、良い池袋ライフを》

 

----------セットンさんが退室しました。

 

----------田中太郎さんが退室しました。

 

 

 

チャットを終え暗い部屋の中でキーボードを叩く音が木霊する。---------自殺オフ会、そのウェブページをクリックする。

 

「小町....」

 

壁越しにある妹の部屋を見ながら想う。

 

三ヶ月前から失踪してしまった大切の妹の居所を。

 

「もう少しだ....だから待っててくれ」

 

募集記事にカーソルを持っていきクリックする。

 

 

----------影狂さんが入室しました。

 

名倉   《こんばんは、影狂さん。僕は名倉と言います♪》

 

 

 

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