機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 死花   作:@A_K_0089SDM

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ウリエルとの戦闘後回収されたサリエルと黒鐡、サリエルは改修の為整備班の元へ、黒鐡は重症の為医務室へと運ばれた......


破壊と再生
[10話]死の華


「......しかし厄介なものだねぇ....」

「どうしたんです?」

「ん、いやぁこのガンダムフレームね、改修するのはいいんだけどパイロットがいないと踏み込めないんだよ」

「はい?」

「コイツ、全身ブラックボックスなんだよ、外側はなんとかいけるけどそれでも八割、後はシステムと合わせてなんだよ」

「ああ、それで」

「........しかしこれ考えた人間って頭がおかしいんじゃないのかと思うね」

「なんでですか?っていうかなんの事です?」

「システムの事だよ、ちょいとばかし覗けるもんで覗いてみたらちょっとビビっちゃって」

「?」

「.....悪魔を殺す天使か.......」

 

私はその時この機体に何故"サリエル"という名がついているのか理解した

 

────────────

 

「..........」

「..........」

「..........」

「..........」

「いつまでそうしてるんだいカーリー」

「だって......」

「全く、死ぬような怪我じゃないって言ったじゃないか」

「でも.......」

「......王子様が死ぬのは嫌かい?」

「なっ、......そ、そんなんじゃないけど......死ぬのは......」

「ふぅ........」

 

ため息が出る、私達の中でも若い子がMSに乗って無茶する時もあるけど、この子の怪我は尋常じゃない怪我だ、戦うべきじゃない、一刻も早くあのMS、ガンダムフレームから降ろして普通の生活を送れるように.....でも無理だろうね.......

 

「どうだいナターシャ、怪我の容態は」

「アジーか、予定ではもう目を覚ましてもいいんだけどねぇ........」

「原因は?」

「恐らくあんなボロボロの状態のMSに無理矢理阿頼耶識を繋いで動かしてた反動というか代償というか、ま、そんなとこかね」

「............」

 

本当の所は違うんだけどね

 

「.......」

「それじゃ、私は戻るよ、意識を取り戻したら連絡をおくれ」

「はいはい」

 

全く、さてそろそろ.....

 

「カーリー、ちょっとどいてな」

「え?な、何をするのナターシャ?」

「こうするんだよ」

 

電気ショック

 

「えい」

「...アババババババ....ハッ!?ここはどこ私は」

「黒鐡!」

「え、何カーリー?どうしうわっ!」

 

あら、たまらず抱きついちゃった、ま、いいか

 

「ちょ、カーリー痛い」

「あ、ごめん....」

「ふぅ....で、ここどこ?」

「医務室だよ黒鐡クン」

「え、えーと...貴女は?」

「ナターシャ・アルバート、気軽にナターシャって呼んでね」

「は、はぁ.....あ、サリエル」

 

ベッドから起き上がった!?その怪我で!?

 

「ちょ、貴方」

「サリエルは?」

「格納庫だよ」

「サンキュカーリー」

 

あ、行っちまったよ

 

「カーリーあんた....」

「........いいの、あれが黒鐡だもん」

「へぇー」

「な、なによ」

「詳しく、聞かせてもらえる?」

「......嫌って言ったら?」

「拒否権は無いわよ〜」

 

────────────

 

「......弄られてたりしないよな....」

 

心配だ、体は少し痛むが歩けないという訳では無い、格納庫は意外と近かった、そこには装甲外されたサリエルがフレームでいた

 

「さ、サリエルが.....」

「おや、アンタはコレのパイロットかい?」

「..........」

「あれ?お、おーい、聞こえてるー?」

 

嘘だぁ......サリエルが......

 

「おーい、放心状態か....なら...えい!」

「......ハッ!な、何をしてるんですか!?」

「お、やっと気がついた、何って胸押し付けてるだけだよ、顔に」

「や、やめてください」

「ま、そんな事よりあんたコレのパイロットだろ?」

「あ、ああ、そうだけど......」

「なら話は早い、改修手伝って」

「はい?」

「あんたがいないと出来ない事が多いの!ほら早く!」

「わ、ちょっと!引っ張らないで!」

 

なんだこの人、強引っていうか滅茶苦茶な人だな.....なんか向こうの方でヒソヒソと話してる人いるけど.....なんだ?そんなことを考えてる暇は無く、サリエルの改修作業を手伝わされる

 

「そっちの関節どう?」

「ちょっと違和感がある、それとモニター見にくい、装甲外して」

「なっ、やっぱダメかい」

 

こんな感じで調整していく、すると一人の子がコックピットへと近寄ってきた

 

「貴方凄いわね」

「え?何が?」

「あの人に気に入られてるの」

「そんなに?」

「勿論よ!私達でさえ気が乗った時しか機体の整備してくれないもん、後あんなに話しかけてくれないし」

「へ、へー」

「おーい!今度はどう?ちゃんと出来てるー?」

「あんな感じで、じゃ、頑張ってね」

 

そう言って離れていった、なんだったんだ

 

「おーい!」

「あ、忘れてた...大丈夫!」

「よし、これで関節は全部出来上がったね、残るは装甲なんだけど......」

 

なんだ、嫌な予感が

 

「足りない」

 

やっぱりね

 

「どうしようか.....あ」

「ん?」

「そういやあんたマルコシアスっていうガンダムフレーム壊してたね」

「そういえばそんな事もあったような....まさか」

「そのまさか、使うよ?」

「oh......」

 

その後順調に改修が進んでいく、話を聞くと俺の戦闘スタイルに合わせた改修だとか、どんな?そして数時間後.....

 

「ふぅ......だいたいこんな感じかな?」

 

およそ六割がた出来ていた、みんな眠そうだ

 

「じゃ、今日はここで、みんなお疲れ様ー」

 

その一言で周りの人は去っていった、さて、問題は俺の寝床だ、その時

 

「ここにいたのかい」

「あ、アジーさん」

「全く病人が起きてすぐに改修作業を手伝うなんてね」

「これくらい平気ですから、それより何か用が?」

「ああそうだ、あんたの寝床なんだけどね....」

「大丈夫ですよ、俺の中で寝ますし」

「え、そうかい、じゃあそうしてもらえる?」

「分かりました」

「じゃ、おやすみ」

「はい」

 

さーて......コックピットって寝にくいんだよな〜

 

「あれ、あんた何やってんだい?」

「え、うわっ!?」

「驚く事無いじゃないか」

「だっていきなり目の前に」

「それよりあんた、名前は?」

「話を....黒鐡だけど」

「黒鐡か....あたしはラスタ・ホールって言うんだ、ラスタって呼んでよ」

「は、はぁ....それでラスタさん」

「ラスタ」

「は?」

「さんはいらない、ラスタでいい」

「......それでラスタ、何しに来たの?」

「そりゃ夜這.....一緒に寝ようかと」

「え、だって俺男」

「細かい事はいいの!」

 

あ、コックピット閉めた、嫌な予感が....

 

「で、質問だ」

「はい」

「コックピットの中に男女二人っきり、意味は分かるよね?」

「分かりたくない!」

 

逃げようとするも回り込まれていた、畜生!

 

「往生際が悪い!観念して食われろ!」

「今食われろって言ったろ!やめて!やめ....イヤァァァァァァァァァァッッ!!」

 

その日、格納庫で悲鳴と喘ぎ声が聞こえたとかなんとか




さてさて、お久しぶりですAKです、最近シャーロック・ホームズシリーズとかBo3とかの動画を撮ってるんですがいかんせん下手くそなものでグダグダです

さて今回、サリエルの改修が六割終わり、黒鐡の怪我も大したことはなかったようです、で、少しR15要素を加えてみました☆ミ(ゞω・)次回どうなるのか、修羅場とかすのかそれとも......

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