機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 死花 作:@A_K_0089SDM
サリエルの改修が6割を終え一息ついてまた改修に取り掛かる、その頃ギャラルホルンでは2機の天使の脅威を再確認していたところであった.....
「.....始めたいと思うが....他はどうしたのかね?」
「....恐らくまだ軽く見ているのでしょう」
「ふん...まあいい、始めるぞ」
広い会議室で集まったのは私を含めて7人、これまた奇妙な数字だ
「それではアルトロン・ガンディー、貴殿はあの機体と交戦したと聞いているが.....」
「はい、その通りで」
「........その車椅子はまさか....」
「.....」
「成程、阿頼耶識を全開にしても勝てなかったと」
「パアラ!よさないか!」
「いいじゃない、あの無敵のガンディー様がねー」
「このっ!」
「よせザック!事実だ」
「しかし....」
「よい、私は勝てなかった、悪魔に魂を売ってもな..」
「.......」
今発言したのはパアラ・アーレス、ASW-G-02[アガレス]のパイロット、そしてザック・ラウス、ASW-G-64[フロウラス]のパイロットだ
「.....で?私達を呼んだ理由、まだ聞いてないんだけど?」
「ふむ、それはそうだな、では本題に移ろうか」
「なになにー?面白いことー?」
「よさないかシミック」
「だってさー、やっぱ面白くないとやじゃん?貴女もそうでしょシーナ」
「........」
「こら、迷惑をかけるな」
「ちぇー、やっぱカトリックは面白くなーい」
そしてシーナ・ウェパ、ASW-G-42[ウェパル]
シミック・ジャック、ASW-G-44[ジャックス]
カトリック・ウァゴ、ASW-G-03[ウァサゴ]
それぞれのパイロット
「....静粛に、これでは本題に入れん」
この方がマクリム・ファリド、ASW-G-01[バエル]のパイロットであり現ギャラルホルンの総括だ
「このデータを見てほしい」
そう言われてモニターに映し出されたのは2機のASW-Gのデータだった
「これ何ー?」
「以前アルトロン殿が交戦した機体のデータだ」
「へー.....ASW-G-74[サリエル].....」
「この機体の元となったのはASW-G-08[バルバトス]だ」
「なんですって?」
「あの気色悪い機体が元になってるの?」
「........」
「そしてこの機体」
もう一機映し出されたのは真っ赤な機体、見たことの無い形をしていた
「ASW-G-73[ウリエル]だそうだ」
「何それー?」
「この2機......天使の名前がついていませんか?」
「いい所に気がついたなザック・ラウス、その通りだ」
「天使?それはMA(モビルアーマー)の事では?」
「しかしこの機体達の名前は現にそうなっている、さらにアルトロン殿と交戦した機体はマルコシアスを破壊している」
「え」
「嘘!?あの厳格野郎が!?」
「信じられない.....」
「........」
「映像は各自見たであろう.....それにこれを設計開発した者達が判明した、1人はコジマ・ユウジ、そしてハンダ・カイだ」
「その者達はまさか有名な」
「そう、我がギャラルホルンが誇るメカニックだ」
「それが何故.....」
「それについては本人達からのメッセージが残っている」
そう言いマクリム殿はモニターを切り替える、そこにはコジマと呼ばれるメカニックが映っていた
『これを見ているという事はデータは発見されたということ、まあろくなデータは残っておらんしいいんじゃがの、さて本題じゃ、ワシ達が蘇らせた2機のASW-G、これは既存しているASW-Gを葬る為の機体達じゃ、これ以上は言えんがの、74、サリエルの話はあまりしとうないがウリエルについては警告しといてやろう』
「なんだと?」
「........」
『ASW-G-73[ウリエル]、この機体に関してはMAと同じ性質を持つ物であるが違うところが一点だけある、それはパイロットが自分の意思で全てのMSを破壊するかどうかを決められる事じゃ、それに%#&**#%#&&......』
「ここから映像データが破損していて見れないが.....あの2機が脅威であることはわかったな?」
「はい」
「ええ」
「うん!」
「勿論です」
「.....」
「はーい」
「無論」
「それでは後の事は追って通達する、以上!」
..........
「ねぇアルトロン、あのサリエルのパイロットって子供なんだよね?」
「む、パアラか、そうだがそれがどうした?」
「ううん、それだけを聞きたかったの、それじゃあね」
そう言って出ていく......しかしあのパイロット....
────────────
「..........で?何か言い訳は?」
「俺は悪くねぇ」
「あんたはこっちに来なさい」
「あ、はい」
怖、カーリーの顔を直視出来ない、あ、ラスタが連れていかれ........今凄い音したな....叩かれたか...
「あんたも罪ねぇ」
「あ、えーと...ナターシャさん?」
「ふふ、覚えててくれてありがと」
「それで罪って?」
「んー?わかんなかったらいいの」
「は、はあ....」
朝?起きてコックピットを開けたらカーリーが凄い顔して睨んでた、昨日ラスタと一緒に寝たからだと思うけど....腰をマッサージしてもらってただけなんだけどな.....
「次は黒鐡、あんたよ」
「はい」
あ、終わった.....別室へと連れてこられた、何?何されるの?
「.......で?あんたは何してたの?」
「寝ようとしたら入ってこられてマッサージ受けてました」
「ま、マッサージ?......はぁ......」
あれ?呆れてる?呆れられてる?
「......とにかく良かった、で?サリエルの改修はどこまで進んだの?」
「え、あー、えーと....6割です」
「6割.....分かった、今日は私も手伝うわ」
「え?いいの?」
「うん」
「よし、これなら完成するな」
「じゃあ今から始めようか」
「え、でもまだ朝飯食べてない」
「大丈夫」
「でも」
「大丈夫」
「....」
「....」ニコッ
「今から始めようか....」
こんなのあんまりだァ.....
それから改修を始めた、昨日6割進めたおかげで早く終わった
「完成......後は色を統一しなきゃね」
いつの間にか復活したラスタが指揮を執る、その間に休憩する
「.........」
思えば早いのか遅いのか分からないな、ここまで来るのは.......モニカとウリエル.....
「なーんでそんな顔してるの!」
「え?ムグッ!」
後ろからラスタが抱きついてきた
「ちょ、何して、離れ....あれ?サリエルは?」
「完成してるよ?」
「え、はや」
振り向く、そこには白と青で染まった新しいサリエルの姿があった
「フレームはいじってないけど武装は少し変わってるから確かめてー」
そう言われてコックピットへ、開けて乗り込む
「.......何日ぶりだろうか.....」
阿頼耶識を接続して機能をチェックする
「.......完璧......あとは武装だけか...」
チェックが終わった後は色々とあってイサリビに戻る事に
「ありがとうございましたアジーさん」
「いいんだよ、それで...アンタらもついて行くのかい?」
「ええ、そのつもりだよ」
「楽しみ!」
「勿論です」
「私もです!」
「お姉様をお守りするために!」
.....俺とカーリー以外にラスタ、ナターシャさん、それに....えーと...
「あ、黒鐡さんに自己紹介がまだでした、私メグ・ジャックと言います!」
「私はルー・ラウスです!」
「私はサリー・シェフティーです、お姉様に手を出すものなら消します」
「よ、よろしく......」
なんだこの子怖い
「.....それじゃ、気おつけるんだよ皆」
アジーさんとの別れを済ましてイサリビへ、俺は場の空気に耐えきれずにサリエルへと乗り込んだ、そしてイサリビは火星へと向かった
「.............なんで火星なの?」
『火星で会いたい人がいるの!後なんでコックピットにいるの?』
「.....圧に耐えきれないから、後戦闘があった時にすぐ出られるように」
『あっそ......まあ、体に異常がないならいいわ』
そう言って通信を切るカーリー、ラスタが覗き込んでくる
「冷たいなあカーリーも」
「......なんでラスタがいるの?」
「武装の説明をと」
「ああそういえば言ってたね.....」
色々と武装の説明を受けるが正直使った方が早い、その時だった
『警告!敵モビルスーツ接近!各員はモビルスーツデッキにて第1戦闘配備!繰り返す!』
警告音と共に敵が来た事を知らせる
「およ、これはいいタイミングで」
「..嬉しそうだけど?」
「そりゃそうです!私が考えた武器が使われるとなるとウキウキします!それではご武運を!」
そう言って離れていくラスタ
「....さて....」
阿頼耶識を繋げて網膜投影を開始する、一息ついてカタパルトへ運ばれるのを確認してこう叫ぶ
「黒鐡、サリエル出るぞ!」
はーい!後書きですー、しかし暑い、ほんと暑いですね、水分補給はしっかりとです
火星へと向かう黒鐡達、しかし後一歩という所で敵と遭遇してしまう、黒鐡は新たな姿のサリエルに乗り込み戦場へと赴く、次回!
あ、感想はご自由にどうぞ!