やあ、みんな、八神カズマで~す。
あれから神様の力で新しい家の前について
家の中に入るとまさか、バンチョーレオモンこと『八神英』がいた。人の姿はまさに、大門英だ。
そうして、今はというと……
英「カズマ、黒歌、白音、朝だぞ起きろ!」
カズマ「おはよう、父さん」
黒歌「おはようにゃ、父さん」
白音「おはようございます。父様……」zzz
英「こら、白音。そのまま二度寝しようとしない。二人は先に下に降りて朝ごはんを食べててくれ」
カズマ・黒歌「分かった(分かったにゃ)」
父親代わりにである。バンチョーレオモンこと『八神英』に勧められ俺たち二人は下に降りた。今回の新しい家は外からは二階建てだか中は地下もあるから計三階建てだ。中にはトレーニングルームもある。
アグモン「あっ!カズマと黒歌だ」モグモグ
ガブモン「おはよう、二人とも」
カズマ「ああ、おはよう」
黒歌「おはようにゃ」
そう二人に挨拶を交わしていると階段から歩いくる音が聞こえると白音を担いだ父さんがやってきた。
カズマ「やっぱり、白音はいつもどうりか」
黒歌「そうね、あの子は朝に弱いところが昔からあるからにゃ~」
と二人でいつもどうりの話をしていた
カズマ「黒歌、ちょっとこっちにおいで」
黒歌「なんにゃ?」
俺は黒歌を呼んで椅子に座らせる
カズマ「髪を整えるから座って」
黒歌「え“っ!?どこか跳ねてるかにゃ!?」
そう黒歌の髪は原作と同じで黒髪で長いのだ
白音は白髪で短いのである。
カズマ「自分じゃできないと思うから俺がやるよ」
黒歌が俺の前に座ると俺はブラシで髪をとかしていく。
黒歌「にゃ~あ、やっぱりカズマのブラッシングは気持ちがいいにゃ~」
カズマ「それはなによりだ」
黒歌はカズマに体重を後ろにかけながら言う
それから時間が経ち俺たち三人は学校に行く準備をしていると俺の部屋の机に、黒と白のデジヴァイスバーストがあった
カズマ「ん?黒と白のデジヴァイスがなんで……。あれなんか手紙もある……」
【やあ、元気してるかいカズマ君。君は今、何故?と思っているがそれは間違いではない。繰り返す。それは間違いてはなく。この世界に適した本来の持ち主がいる。だから彼女たちに渡してくれたまえ。私からのプレゼントだ。ただし、デジタマはないから進化は適したデジモンを纏うことになるでは検討を祈る。
神様より】
カズマ「……」
カズマ「どこぞのVR科学者みたいな、書き方をするなああ!?」
とカズマは叫ぶことしかできなかった
カズマ「じゃあ、父さん。いってきます」
黒歌・白音「いってきます」
英「はい、いってらっしゃい。車には気を つけるんだぞ~!」
と父さんも本当の父親をやっている。
流石アニメでは大門英と融合したことはある
カズマ「なあ、二人とも」
黒歌・白音「なんにゃ?(なんですか?)」
カズマ「これを二人に渡しておくよ」
黒歌「これはなんにゃ?」
カズマ「それはデジヴァイスバーストと言って、俺がアグモンやガブモンを入れたり。それを使って
黒歌「じゃあ、私たちもカズマみたいにデジモンと融合ができるのかにゃ!?」
カズマ「ああ、鍛えればな……」
黒歌・白音「よし!」ガッツポーズ
あ……。なんか入れちゃいけないスイッチを俺は入れた感じかなこれは……。
カズマ「鍛練は程々にしろよな」
黒歌「カズマには言われたくないにゃ!」
白音「兄様には言われたくないです!」
カズマ「えっ!なんで!!」
アグモン『そりゃね……』
ガブモン『あんだけトレーニングルームに籠ってたらね……』
そうカズマは冥界に居たときに使った。オメガブラストや究極体の力を完全に自分の物にしようとして2日間以上も籠っていたのだ……
カズマ「仕方がないだろ!まだ力を完全に扱えてないんだから。バーストモードだって未完成なのに……」
黒歌「でも、カズマがあの伝説の聖騎士である。
【オメガモン】だったと知った時は驚いたにゃよ」
白音「本当に驚きました。でもより安全だと分かったからよかったです」
カズマ「まあな。てか、聖騎士は分かるけど伝説の聖騎士になっているとはなあ~」
アグモン『本当に何が起こるかわからないね。カズマ』
カズマ「だな……。ん?この神社は……何か感じるぞ」
その時の俺には、この後の出来事には気がつかなかった……
カズマ「父さん、ちょっと散歩してくるよ」
英「何かを感じるのか……」
カズマ「ああ。気になることがあるから」
英「気をつけて行ってこい」
カズマ「分かった」
《side朱乃》
私は今、母様に抱き抱えられている。
朱璃「この子には危害を加えないで、目的は私の命でしょ!?」
「貴様等は堕天使と家庭を築き姫島家の顔に泥を塗ったのだ!だから貴様の一家は皆殺しだ!死ねええええ!?」
朱璃「朱乃!」
朱乃「母様、誰か助けてええええ!」
《sideカズマ》
只今、俺は姫島神社に来ている。でも、中に入れないんだよ。結界?みたいな壁に邪魔されて本殿に近寄れない。どうにか入れないか考えていると……。
???「朱乃!」
???「母様、誰か助けてええええ!」
カズマ「ッ!!誰かが危ない、結界が邪魔だ。よし、アルファモンで行くか!デジタルエボリューション!」
【BGM:Brave heart ver tri】
カズマ『虚空の聖騎士、アルファモン!来い、王龍剣!ハアアアア!』
俺はアルファモンを纏い武器である王龍剣で結界を斬り裂き【バリン!】とガラスが割れる音が鳴り響く。
そして、中に入っていくと……。
「何者だ、貴様は!?」
カズマ『俺の名、アルファモン。貴様たちは何をやっている?』
「我々はそこにいる女が汚れた堕天使なんかと家族を持ち。あまつさえ汚れた堕天使の子を産むなど!?」
カズマ『それがどうした。人は皆、平等に自分の望んだ子を産む。それの何がいけないのだ?』
「そんなのは関係ない!ただ我々はそこの女と子供を殺せればいいのだ!皆の衆、かかれええ!」
カズマ『なら、この親子を救うのは俺の勝手だな。それと己と敵の力量はしっかりと測ったほうが懸命だぞ……』
「うるさい!貴様も死ねえええ!」
カズマ『仕方がない。ざっと12人ってところか……。なら、一掃するだけだ。デシタライズ・オブ・ソウル!!』
俺がそう叫びながら右手を前に出すと緑の光が男たちを一直線に呑みこんでいく。
カズマ『だから敵との力量を測れと言ったんだ』
と俺が呟いていると、後ろにからマントを引っ張られる感触に襲われた
朱乃「あの、私と母様を助けてくれて、ありがとう。私、姫島朱乃。あなたは?」
カズマ『俺はカズマ。この姿ではアルファモンだ。それと俺は救える命がそこにあるから救っただけだ』
朱乃「それでも、ありがとうなの!」
朱璃「私からも親子共々、命を救っていただき、ありがとうございます」
そう言って朱璃は頭を下げた
カズマ『気にしなくていい』
カズマがそう言い終わると……。
???「朱璃、朱乃!無事かああああ!」
カズマ『ん、誰だ?』
朱乃「私の父様!」ニコ
朱璃「私の主人です」
カズマ『なるほど……』
???「貴様は誰だ!?まさか、朱璃と朱乃の命を
狙ってきたのか!!貴様あああああ!」
と叫びながら堕天使のオッサンは向かってくるが……
朱乃「父様、やめて!」
朱璃「そうですよ、貴方!」
???「朱璃、朱乃……」
朱璃「彼は私と朱乃の命の恩人ですよ!その恩人に向かってなんて失礼な!?あとでたっぷりとオシオキが必要のようですね?」
???「ヒッ!?それはすまなかった。私の名は『バラキエルでに
カズマ『何、過去に調べただけだ。それに悪魔、堕天使、天使のことも知っている』
バラキエル「そちらは知っているなら、こちらは聞きたい。貴殿の名前はなんと言う?』
カズマ『俺の名カズマ。この姿ではアルファモンだ。よろしく頼む』
と言ってカズマとバラキエルは握手するがバラキエルはあること思いだす
バラキエル「カズマ……。何処かでその名を聞いたことがあるような……」
カズマ『そうか?それより、俺はもう帰るぞ。
流石に長居しすぎた』
朱乃「え!?もう帰っちゃうの?もっとお喋りしたいよ!」
朱璃「こら、朱乃。彼にも帰る場所があるの引き止めては行けませんよ」
朱乃「でも、母様!」ポロポロ
やれやれ、女というのは涙脆いなまったく。
よし、これを託すか反応は無いがカケテみるか……
カズマ『なら朱乃。君にこれを預けよう、これはデジタルピースと言うんだ詳しくはお父さんに聞くといい。それとまた俺に会いたいなら、数年後に駒王学園の高等部に入れば、また会える。だからそれまでの辛抱だいいねえ?』ナデナデ
朱乃「う、うん。////」
カズマ『よし、いい子だ。では、俺は帰るよ。また数年後に会えたら会おう!』
と言ってアルファモンの力で空間に穴をあけて(劇場版triのように穴をあける)家に戻った
《sideバラキエル》
バラキエル「あ、思いだしたぞ!カズマ、そうか、彼は1000年前の戦争で二天龍を圧倒した。白き聖騎士【オメガモン】のカズマだ!だが、しかし、1000年も生きていられるのか?それに今回は【オメガモン】ではなく【アルファモン】と、それに色も白ではなく黒だったが……。とりあえずはアザゼルに報告しなければ!」
アザゼル「どうした、バラキエル。お前のとこの家族は無事だったのかよ?」
バラキエル「ああ、無事だ。それに関してある人物に助けてもらった……」
アザゼル「ある人物、誰だ?」
バラキエル「カズマ、伝説の白き聖騎士【オメガモン】を纏う英雄だ」
アザゼル「何!?それは本当かバラキエル?」
バラキエル「ああ、確かに名は聞いたが姿が違っていた。白ではなく黒で、【オメガモン】ではなく【アルファモン】と名乗っていた」
アザゼル「他には情報は無いか!」
バラキエル「ちょっと待ってくれ。朱璃に朱乃、彼から何か聞いてないか?今回、お前たちを救った理由とか何か?」
朱璃「そうね……」
朱乃「私、聞いたよ!彼はね『俺は救える命がそこにあったから救っただけだ』って言ってたの!」
バラキエル「だそうだ。アザゼル、お前はどうみるんだ?」
アザゼル「本物だな、その言葉は俺も1000年前の戦争で直接聞いたことがある」
バラキエル「それと、朱乃がカズマ殿からデジタルピースなるものを預かったのだが……」
アザゼル「何、それを早く言えよ!で、駒は、色は何色だ!?」
バラキエル「ああ、駒の種類は僧侶で色は黄色だ」
アザゼル「なら、バラキエル。朱乃を大切にしろよ。もしかしたら、英雄の花嫁になるかもしれんぞ?」
バラキエル「何!?朱乃があの英雄カズマ殿の花嫁になるだと!?」
朱璃「あらあら、それは大変ね」ウフフフ
朱乃「私がカズマ君の花嫁/////」プシュー
朱璃「あら、朱乃も満更でもないようね。
なら、女を磨かないとね?」
朱乃「うん!私、頑張ってカズマ君のお嫁さんになる!」
こうして、カズマの介入により、姫島の一族によって殺されるはずだった姫島朱璃は、生きる未来が生まれた。
これにより、姫島朱乃の悲しい過去はなくなり、この事件は幕を閉じた