東方紅ノ掌(とうほうくれないのたなごころ)~家族にレミリアなりの贈り物~ 作:プレインズウォーカー
アリス「少しでも早く作り終えたいけど、コントロールが難しいわね、どうしたものかしら・・・。」
アリスはレミリアに人形の贈り物を届けたいために作るのに追われていた。
レミリアの立場になって考えなくちゃ・・・
特にフランの場合・・・
ありとあらゆる物を破壊する程度の能力・・・
力の制御が上手(うま)くできず、触ることは出来ず、壊す事しかできない。
コレって悲しいものだわ、厄介な相手を一握りで終始するのならいいけど・・・。
そうじゃない局面では、さてどうしたものかしらね・・・。
ダメだわ、冷静な判断ができない。
あれこれ悩んでいるアリスに玄関から叩く音が・・・。
こんこんこん。
誰かしら?気持ちを切り替えましょうかね。
アリス「どなたかしら?」
大妖精「アリスさんこんばんは。」
ルーミア「こんばんはのだ、アリス、わっは~~~。」
チルノ「あたいたち、宿題教わりに来たんだ、アリス。」
アリス「宿題?」
大妖精「先生から宿題を出されたんです、アリスさん。
あのお邪魔だったでしょうか?」
アリス「そんなことはないわ。
立ち話もなんだから、家に入りなさい、教えられるところなら力を貸してあげるわ。」
ルーミア「力を貸す・・・?」
アリス「はいはい、余計な事は考えないの、ルーミア。」
アリスは妖精を家に招き入れて、テーブルに落ち着かせる。
ちゃんとした交わりと言うものは接する事でそれが体の大きさやれ、異形やれでどうこういうのは好ましい事ではない、結果重視は好まない、それがアリスの考えだ。
テーブルに落ち着かせている間にアリスは紅茶を淹れていた、その間にルーミアはアリスが作っている人形が気になった。
ルーミア「何だ、この人形は?」
大妖精「ルーミアちゃん、アリスさんが作っているものだから勝手に触るのはダメだよ。」
ルーミア「そういわれると気になって仕方ないのだ、わっは~~。」
好奇心をおさえるように言ってもそれは無理なものだ。
アリス「予想はしていたけど、触らないでね、大事なものなんだから。」
大妖精「ごめんなさい、アリスさん。」
アリスは紅茶が入ったものをテーブルに置く。
氷の妖精が温かい飲み物飲んで大丈夫なのかって事は言わないでほしい。
チルノ「・・・。」(じいいいい)
アリス「チルノ・・・?どうしたのよ人形を見つめて?」
チルノ「アリス、あたいの勘だけどこのぬいぐるみの【チル】をはる場所が間違っているよ、ケンカを起こして機能不全に陥っているんだ。」
チル?ケンカ??
一体どういうことなのよ?
アリス「分かりやすく説明してくれる??」
大妖精「チルノちゃんはこのぬいぐるみのコントロールをうまくいくには若干の寒けを入れれば機能不全は解決すると言う事ですよ、アリスさん。」
寒いところを入れる、これは機械を扱うのにあたっては小さいようだが大きいことだ。
熱くなりすぎると機械はコントロールを失う、若干の寒さは必要なのだ。
【チル】を張られると機能不全に陥る【呪われた巻き物】のようにね、少し補足しておこう。
【チル】は赤の呪文をプレイしにくくなる、プレイしにくくなる・・・これがどういう意味か・・・それは重くなるだ。
重くなって機能不全に陥る事は【呪われた巻き物】は使い物にならなくなる。
自分の体じゃないみたいにね、補足終わり。
アリス「若干の寒さを入れれば・・・信じがたいわね・・・。
でも、行き詰っていたから試してみる価値はありそうね、上海、奥にある氷関係の魔術の本を持ってきて。」
アリスは上海人形に奥にある氷の魔術の本を持ってこさせた。
物はためしと行き詰っていた人形に寒気の魔法を注入させると・・・。
釣り合いが取れたかのように人形のコントロールが出来ていた、まさかチルノの言っていた事がホントに当たるなんて・・・妖精はバカがお約束のはずだが、チルノはなぜか賢いのだ。
アリス「コントロールがうまく出来ているわ、チルノありがとう。」
チルノ「御礼には及ばないよ、アリス。
それより、大ちゃんとルーミア、宿題をすませなくちゃダメだよ?」
アリス「私も及ばずながら力を貸すわ、どこがわからないのかしら?
一定の部分は教えてあげるけど・・・そこから先は自力で考えないとダメよ?」
まさに一石二鳥、行き詰まりの解消のお礼にアリスは大妖精たちに宿題を教えてあげたのであった、チルノがなぜか賢い、これは異変なのかと思うアリスだが、それを口にすることはなかった。
アリス(心中:後は裁縫ね、チルノが賢いって後が怖いわね。)
~アリスが人形を仕上げている間にレミリアと霊夢は~
レミリア「霊夢、小鈴のところに魔道書ってあるの?」
霊夢「書物となればまずはそこでしょう、珍しいものがあってもおかしくないからいって見ましょう。」
2人は(?)小鈴がいる本屋に足を運ぶのであった。
呪われた巻き物はテンペストが初登場で対象に2点のダメージを与える無色のカードです。
ただしダメージを与えるには手札のカード名を宣言して対戦相手に手札を無作為に選ばせて、宣言したカードが当たるようにする必要があります。
手札の消耗が激しいデッキなら手札を1枚にするのは簡単です。