今回は第1章のラストで、レイナーレ戦の後日談をお送りします。
それでは、本編スタートデス!!
※作者の都合で、一部修正・加筆させていますのでご了承ください。
小猫side
「ウガアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」
旧校舎にあるオカルト研究部の部室で、急に部長が憎しみで顔を歪ませて叫び声をあげながら怒りが爆発して部室を荒らし回った。まるで、大切なモノを壊されたかのように………その光景を見て咄嗟に、朱乃先輩と祐斗先輩が止めに入った。
「お、落ち着いてください部長!」
「リアス、何をそんなに怒っているのですか!?」
「うるさいわねッ!せっかく堕天使達が潜伏している拠点を見つけて、ワザと奴等を泳がせた後に始末する算段だったのに……それが全部台無しにされて終わったのよ!?また、あのワケのわからない下手人の仕業によって!!」
………えっと、私の推測が正しいのであれば。部長は前々からこの町に侵入した堕天使達に目を付け、拠点である廃教会を発見。だけど、教会は天使勢力の拠点であまり近づくのは評価に響くらしい……だから、自分の使い魔に堕天使達の動向を監視させ、決定的な証拠を目撃した処で全員を始末する作戦…………だそうですね。
でも、それは駒王町の都市伝説として新たに加わった『仮面ライダー』によって計画は破綻したそうです…………
私は呆れながらも、聞こえるように呟いた。
「……あんまりそういうのに首を突っ込まない方が良いと思うんですけどね?」
「……なんですって?」
「あれ、まさか部長……気づいてないんですか?この町の新しい都市伝説『仮面ライダー』について……」
「『仮面ライダー』?小猫ちゃん、それは一体……」
「今ネット中で噂となっている都市伝説『仮面ライダー』………最近、廃墟や使われなくなった建物に巣くう化けモノを狩る存在。そして、その化けモノに襲われそうになった人がその仮面ライダーなる人物に助けられた事によってネット中の話題に………あの人はただ私達の仕事を請け負っているだけだと思うんですよ。堕天使の件だって、私達が悪魔勢力だから無所属の自分が始末したと考えるのが妥当かと……」
「……確かに、最近ははぐれ悪魔による被害も食い止められている訳ですし。リアス、彼を敵視するのは流石に良くないかと思いますわ」
「くっ……!それにしても小猫?貴女随分とその仮面ライダーの肩を持つじゃないの………貴女の主人である私と、下手人の仮面ライダー……味方に選ぶのなら、当然主人である私よね?」
「私はどちらとも言えません……ただ、今だけは仮面ライダーの味方であると考えています」
「で、でも!貴女はイッセー共々その仮面ライダーに襲われたじゃないのよ!?」
「そうだぜ、小猫ちゃん!」
「いえ、あの時……彼の手下かと思える黒怪人に手を出したのは兵藤先輩です。彼の正当防衛は達成されます…………それに、あの人を悪い人と認識するのは可笑しいと思います」
そう告げ、私は帰り支度を整えて部室を出ようとする。
「ど、何処に行くのよ!?」
「……今日は気分が優れないので帰ります。では、また明日…………」
「ま、待ちなさい小猫!話はまだ……!!」
部長の制止を聞かず、私は退室した。
夏煉side
「アザゼルさん、堕天使四名とその他に関与した全員の処理が完了しました」
『おっ、もう片付いたのかサンキューな。それでだが……どうやら連中がとある少女をこの町に誘導することがわかってな。おそらくその娘の神器を奪うが目的だったらしい』
「そうですか……それでその人の名前は?」
『“アーシア・アルジェント”……元は教会所属のシスターだったんだが、倒れていた悪魔を回復系の神器で治療した事が知られて破門……流れ流れて、奴等の目に入ってこの町へたどり着くよう誘導されたようだ。あぁ、安心してくれ……既に俺のダチがその娘を発見次第に保護してくれっから、お前さんが動く必要はねぇよ』
「それなら助かります。それじゃあ、また……」
『あぁ、お疲れさん』
あの一件をアザゼルさんに報告し終えた私は、パソコンを閉じて……ベッドへと腰をかけながらある事を考えていた。
それは、黒歌さんが呟いていた【白音】についてだ。黒歌さんが時々、魘されながら寝言で呟く言葉……それが頭から離れずにいた。
もし、その【白音】が……黒歌さんがはぐれ悪魔となった要因と深い関係がある事と……もう一つは、上手くいけば黒歌さんの苦しみを少しでも取り除けるかもしれない…………と、そう考えていると不意に…
「かぁ~れぇ~ん♡」
「?どうかしましたか、黒歌さ…………ん!?」
後ろから声をかけられた私は、振り向いてみると…………其処には何も見につけていない素っ裸の状態で、ただ白色のエプロンを纏っているだけのいわゆる“裸エプロン”の格好をした黒歌さんが居た。
エプロン越しでも黒歌さんのスタイルが抜群なのか出る所は出て、引っ込んでいる所は引っ込んでて…………艶やかさを感じ取れた。って、冷静に感想している場合じゃなかった!?何してるの、この人!!??
「く、黒歌さん?その格好は、一体……」
「にゃふふ♡お仕事で疲れている夏煉を癒そうと考えてね?なりゆきでやってみたの……そ・れ・でぇ~?」
悪戯的な笑みを浮かべながら、黒歌さんは腰をふりふりと揺らしながら近づくと私の右手を引っ張って豊満な胸を触らせながら、つぶらな瞳で見つめ…………
「ご飯にする?お風呂にする?それとも………ワ・タ・シ♡」
ズッキュウゥゥンッ!
その言葉がトリガーとなり、私は胸を触っている手を引っ込めて黒歌さんの肩を強く掴みながら、視線を向ける。
「そ、それじゃあお風呂で……お願い、します…………」
「うん、行こう♡」
「は、はい…………」
黒歌さんは笑顔で私の手を優しく握りながら、お風呂場へと連れていった。
鬼崎side
「フフ……アハハハハハハッ!ついに、ついに完成したッ!!」
断罪の地獄城にある開発施設で、僕はある
「さてと、この記念すべき自信作のテスト相手はどうしようか………まぁ、近々テストはできるだろうさ?」
僕はそう思いながら、ある
それを眺めながら、僕は抑えていた歓喜が爆発し高らかに悪く笑った。
「ククク……アハハハハッ!アーッハハハハハハハハッ!!!ハァッ、ゲホッ!?ゴホッ!?ガホッ!?……やっぱり
一通り笑い終えた僕はそう思いながら発明品を机に置いて、開発施設を去って行った。
いかがでしたか?
果たして鬼崎が開発した“完成品”とは?
その正体は新章で明らかとなります!
次回までお楽しみに!
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