今回はリアスとライザー達との会話とレーティングゲーム発展。
それでは本編スタートです!!
※作者の都合で一部を変更させていただきました。
小猫side
フェニックスと名乗る怪人と遭遇した翌日の放課後。私はオカルト研究部で、呆れと一緒に“帰りたい”と思いながら……くだらない口論を聞かされていた。
今、私達の目の前に居る人は部長の婚約者候補であり、フェニックス家の三男である金髪のホスト風の男性……ライザー・フェニックス様と、彼の付き添いとして同行しているのは金髪の縦ロールのツインテールに、桃色の貴族ドレスを着用した少女……ライザー様の妹のレイヴェル・フェニックス。
そして、部長とライザー様の真ん中に立たれている銀色の長髪で髪の両端と、後ろを三つ編みにしメイド服を着用した女性……この方こそ、部長のお兄様で現四大魔王の一人であるサーゼクス・ルシファー様の奥様で、部長の義姉であるグレイフィア・ルキフグス様が立会人として、二人を見守っていた。
因みに、兵藤先輩はグレイフィア様とレイヴェルさん(特に胸を凝視)をいやらしい笑みを浮かべながら見ていたので、私が肘打ちをかまして黙らせました。
それにしても………レイヴェルさんって誰かに似ている様な見覚えがあるんですけど……私の気のせいかな?
「何度も言わせないでライザー!私は貴方と結婚なんてする気は無いわ!!」
「あのさぁ、リアス。じゃあ、この際ハッキリ言わせてもらうけど……ぶっちゃけ、この縁談は
「そんなの知らないわ!それはお父様やお兄様が勝手に決めたことでしょ!?私の婚約相手は私自身が選ぶ、貴方みたいな男と結婚なんて死んでもお断りよ!!」
「ダメだ……全く聞いちゃくんないよこの娘。どうする、レイヴェル?お前の義姉ちゃん候補をさ、なんとか説得って出来ないのかねぇ?」
「……私もこんな器の小さい方がお兄様のお嫁様で、私の未来の義姉様なんて正直納得できませんね?全く、お父様達も面倒なのを嫁ぎに選んでくれたんでしょう。これならユーベルーナかイザベラの方が……「悪いけど、俺はアイツ等を嫁さんにする気は無いからね?」あら、私はお兄様の婚約者候補として彼女達が適任かと思うのですが……」
「まぁ、確かに家の眷属の皆は綺麗で可愛いくって、その上素敵な女性ばかりだよ?でもね、俺にとってはアイツ等もお前と同じくらいに大切な家族の一員だ。だから、主の俺が彼女達に手を出したら悲しむに決まってる……だから、俺は彼女達の幸せを壊したくないんだ。女性の初めては誰だって好きな人に捧げたい……お前も分かるだろ?その気持ちをさ…」
「むぅ~……あ、それなら眷属の皆にお兄様の寝ている隙に夜○いや、○○○○……はたまた大勢で○交なんてやっちゃえば、お兄様もめでたく全員と結婚して、この縁談も破綻するかもしれませんわね?(小声)」
「レイヴェル…年頃の女の娘がそんな用語を使っちゃいけません。お兄ちゃんさ、お前の今後が心配になってきちゃったよ……」
「ちょっと!?何よ、私を無視して兄妹二人だけでコソコソと!!とにかく、私は貴方と結婚なんて絶対しない!婿養子も私自身で決める!!ただでさえ仮面ライダーの事だけでストレスが溜まっているのに、これ以上イラつかせないで!!!」
勝手に盛り上がっているフェニックス兄妹が気に入らないのか、部長は鋭い視線で睨みながら強く叫ぶも……当の本人達はそんなのは関係無いとばかりにあどけない表情で部長を見つめる。
「良いわ!そっちが婚約を破棄しないのなら、上級悪魔同士“レーティングゲーム”でケリをつけましょう!!貴方が勝てば、私は結婚を認めて婚姻を結ぶ……だけど、私が勝てばこの縁談は無かった事にしてもらうわよ!!」
「え?えぇッ!?ちょ、待てよリアス!!何、話をややこしくしちゃってる訳!!?俺はただ、お互いにこの縁談をどうするかって話合いに来ただけだよ!?それで、何処でどうなったらレーティングゲームになるんだよ!!」
「あら……まさか、怖じけついたのかしら?貴方はもう公式のゲームを何回も出場して、勝ち星が多いって聞いていたけど……まさか、私に負けるのが怖くなった訳じゃないわよね?アハハ!まさかあのライザーが私に負けるのが怖いだなんて、可笑しくて笑いが止まらないわ!!」
突然のレーティングゲームに混乱するライザー様の姿に、部長はこれ幸いにケラケラと嘲笑ってる。
ちょっとこれはアンマリでは無いかと思っていると……レイヴェルさんが炎のオーラを纏わせ、部長に鋭い目付きで睨みつけながら口を開いた。
「……聞き捨てなりませんわね、リアス様?確かに一人の女性としては、望まれない愛のままに婚約を結ばさせられるのは些か納得なされないと思われます。ですが、それを理由に私のお兄様を侮辱する行為は見逃せません!今すぐ、お兄様に謝罪なさってください!」
「ちょっと待てよ、なんで部長が謝るんだよ!?悪いのは、その金髪ホスト野郎だろ!部長は関係ねぇ!!」
「関係大有りです!それと、部外者は口を挟まないでくださいまし!!」
「俺は部外者じゃない!れっきとしたリアス・グレモリー部長の
「止めるんだ兵藤君!これは、僕達下僕悪魔が介入していい問題じゃない!!申し訳ございません、ライザー様。彼は眷属に加わったばかりでして、まだ色々と……」
「いや気にしていないよ、グレモリーの
謝罪を申し込むレイヴェルさんに対して、噛みつく兵藤先輩を祐斗先輩が止めに入った後に深々くお辞儀をしながら謝罪し、ライザー様もレイヴェルさんの頭を撫でながら宥める。
「さてと……俺もフェニックス家の看板を背負ってる身だ。リアス、そのレーティングゲーム……乗らせてもらうぜ?君が勝てば好きにしろ……でも、俺が勝ったら言うことを聞いてもらう。文句ないな?」
「えぇ、もちろん。私の魔力と可愛い下僕達で……貴方に敗北を味あわせてあげるわ!!」
「ちょい待ち、その前にハンデをくれてやるよ」
「……ハンデですって?一体、どういう「まぁ、皆まで言うな!」は?」
「リアス、確か君は今回で初めてのレーティングゲームだろう?そして、俺はゲームで幾つか勝利を掴んでいる……そんなのが戦えば、確実に君達の負けだ。だから、レーティングゲームの開始は10日後。その間に、君や眷属は特訓なり戦略なりを考える時間を与えたいっていう俺の粋な計らいさ……」
「……そうね、確かに悪くはないわ。でも、後悔しないことね?その10日後が、貴方の敗北で終わるということを…………」
「いや、俺は負けないさ……それじゃあ、10日後のレーティングゲーム。楽しみにしているぜ………帰るぞ、レイヴェル」
「はい、お兄様。それでは、皆様ご機嫌よう……」
レイヴェルさんがスカートの両端をあげながら、私達に一礼した後。ライザー様と共に魔法陣に入り、炎に包まれながら部室から去っていった。
「ハッ、負け惜しみを……!グレイフィア、すぐにこの事をお兄様達に伝えてちょうだい。それと伝言で『私の人生は私が決めるから、首を突っ込まないで』ってね?」
「ハァ……畏まりました、リアスお嬢様」
「さぁ、明日からの10日間は合宿を行うわよ!あのライザーに、私達の本当の恐ろしさを思い知らせるために!!」
「はい、部長!」
部長が変な自信と共に合宿宣言すると、兵藤先輩も意気揚々とそれに賛同する。
だけど、相手はレーティングゲーム体験者のライザー様率いるフェニックス眷属。対する私達、グレモリー眷属は今回初めてのレーティングゲーム。
ダメだ、敗北のイマジネーションしか思い浮かばない…………
でも、この面倒なレーティングゲームによって……私はとある方との出会いを果たし、はぐれ悪魔として指名手配されていた黒歌姉様と再会する事を……まだ、その時は知らなかった。
いかがでしたか?
次回はどうなるのか……お楽しみに!!
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