ハイスクールD×D ~煉獄の少女~   作:悪維持

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こんにちは、悪維持です!

今回は夏煉の旅立ちと共に、謎の力が覚醒します!

それではスタートです!!


Prologue 後編

夏煉side

 

 

皆さんこんにちは、鬼町 夏煉です。

 

私は陽太義兄さんと一緒に、幽霊列車でスカーレットさんが管理している《ハイスクールD×D》の世界にやって来てます。

 

 

陽太義兄さんの話によると《ハイスクールD×D》と言うのは、女性の乳好き変態主人公の兵藤 一誠さんが、駒王町の管理者である貴族悪魔のリアス・グレモリーの眷属へ転生して強敵を倒しながら、ハーレムを目指すという物語だそうですが………乳好きの変態って、もう主人公として色々とOUTなんじゃ……

 

 

 

「確かにね……物語が始まる以前にも、彼は他2名と一緒に女子更衣室を覗いたり、18未満の成人雑誌を収集したり……と色々ヤラかしている。本来なら停学や、退学になっても可笑しくないんだろうが……其処は主人公補正と言う奴で、見逃してるんだろうね。まぁ、それ以前に彼の宿る神滅器(ロンギヌス)から発するオーラで、物語のヒロイン達は性癖関係無く惚れてハーレムエンド…………あぁ、思い出すだけでイライラしてくるよ、全く…………!どうして主人公ってだけで、やすやすと犯罪とかを見逃すのかな?意味がわからないよ、本当に……!!」

 

 

「よ、陽太義兄さん…………?」

 

 

「ん!?あ……あぁ、スマナイ。ついね……つい…………」

 

 

 

そんなに酷いのかな?その一誠って人の性癖。陽太義兄さんがこんなに怒るのも初めて見るし…………そんな事を考えていると、陽太義兄さんは気を取り直そうと軽い咳払いをした後、懐から二つ折りの紙と分厚い封筒を取り出して手渡した。

 

 

 

「とにかくだ……良いかい、夏煉?改めて確認するけど、この案件はスカーレット様直々の仕事だ……それを忘れないでね。事前にホテルを予約してるから、この地図を頼りに探してくれ。後それから、この封筒には必要なお金が入ってるので、考えて使うように」

 

 

「ありがとう。それにしても分厚いね、お金って何円位入ってるの?」

 

 

「そうだね………ざっと、百万位かな?」

 

 

「ふぅ~ん…………え?ひゃ、百万!?百万って……!!」

 

 

「え、少なかったかい?」

 

 

「イヤイヤイヤ!少ないのレベルじゃないよコレ!?」

 

 

 

下手したら土地一つ買える額だよ!?何、平然とした顔で当たり前の様に言えるの!!??

 

 

 

「家には資金が大量に溢れ出てるからね。百万は安い方さ、もし無くなったら銀行に振り込んでおくからちゃんと連絡してね?」

 

 

「わ、わかった……」

 

 

 

若干、納得出来ない所もあるけど………考えたら負けだと感じつつ、私は中が四次元空間になっている鞄を抱えながら幽霊列車を降りる。

 

 

 

「それじゃあ、夏煉。くれぐれも気をつけてね?」

 

 

「はい!鬼町 夏煉、行ってきます!!」

 

 

「フフ……健闘を祈るよ、頑張ってね」

 

 

 

私は元気よく敬礼して、それを見た陽太義兄さんが微笑むと同時に汽笛が鳴り響くと幽霊列車が発車し、陽太義兄さんを乗せて【煉獄の園】へと帰って行った。

 

 

 

「ふぅ…………さて、先ずはホテルに向かおう。仕事はそれからだ」

 

 

 

数秒、大切な家族との別れを惜しむけど……気持ちを切り換えて手渡された地図を元に予約しているホテルへ向かう為に歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっと……確か此処を曲がって、三番目の建物の角を右、その次で………意外と遠いな」

 

 

 

ホテルを探して歩くこと30分……一向に目的地へ到達出来ずに困っていた。もうすぐ暗くなる時刻だし、どうしよう………

 

 

 

「はぁ………ん?あれは……」

 

 

 

ため息をしながら途方に暮れていると、通りかかった公園の側に、一匹の黒い猫が横たわっていた。しかも身体の至るところが傷だらけで、今にも息絶えそうだった。

 

 

 

「た、大変!直ぐに治療しなきゃ!!」

 

 

 

私は急いで倒れている猫へ駆け寄り、鞄から白い救急箱を取り出し、その中にある道具を使って治療を行った。中に入っている治療道具は陽太義兄さんが開発したモノだから効果覿面で、数時間もすれば傷が消えて元気になる。

 

 

 

「でも、猫さんをこのままにしておく訳にもいかないし………ん、何コレ?」

 

 

 

そんな時、猫さんの身体から変な光が見える。気になってゆっくりと右手を近づけて猫さんの身体を触ろうとした瞬間………()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

「ッ!!??」

 

 

 

私は慌てて猫さんに入ってしまった右手を引っ込めた。

 

 

 

「い、今のは……一体…………?」

 

 

 

冷静さを保ってはいるけど、心は混乱していた。けど、直ぐに落ち着きを取り戻した私はもう一度、おそるおそる猫さんに右手を近づける。そして身体へ入ると、指先に何か変なモノが当たる感触がした。そして、その変なモノを右手で掴んで引っ込めてみると、掴んだそれはチェスで使う[僧侶(ビショップ)]の駒だった。

 

 

 

「何これ、チェスの駒……じゃないみたいだけど………って、それよりも猫さんをどうにかしないと」

 

 

 

私は猫さんから出てきたチェスの駒をポケットに入れ、鞄からバケット型の保護カプセルを取り出して猫さんをカプセルに入れた後、救急箱と一緒に鞄に入れてホテルへ急いで向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?

因みに時系列はイッセーがレイナーレに殺され、リアスに転生される辺りです。

次回はこの話から数日後の話と、黒猫の正体が明らかとなります!

お楽しみに!!

煉獄の少女の番外編で、どの話が読みたいですか?

  • アーシアのお話(妖怪ウォッチ4要素アリ)
  • 黒歌の初潤動と戦闘
  • 鬼崎と小猫の修行風景
  • 薫の強化エピソード
  • ライザーなどの原作キャラのエピソード
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