今回は原作主人公の一誠の登場と共に、夏煉がある意味キレます。
それでは、本編スタートデス!!
夏煉side
アザゼルさんから仕事を引き受けた後、私は気分転換に駒王町の商店街で散歩をしていた。
眼魔眼魂の情報収集力の高さなら数時間辺りではぐれ悪魔や、堕天使達の居場所を簡単に探知できる。だから、私はその間に訓練や休息等の自由行動が同時に行えるんです。
「さてと、何処のお店に行こうか……ん?彼処に居るのは…………」
私は、商店街に並ぶ様々なお店の中から何処に立ち寄ろうかと見渡してると……昔ながらにあった駄菓子屋の店前で、見知った人物が其処に居た。
「小猫さぁ~ん!」
「……ん?夏煉さん、どうもです」
「こんにちは、学校帰りですか?」
「はい、部活が早く終わったモノで………ちょっと買い物を少し」
そう言いながら小猫さんは、しゃがみながら店前で並ぶ沢山の駄菓子に視線を向ける。私も小猫さんの隣で同じようにしゃがんで、駄菓子を眺めていると…………
「あれ、其処に居るのって小猫ちゃん?」
「むっ…………」
「?」
「お!やっぱ小猫ちゃんじゃん。それに隣に可愛い娘も居るなんて俺ってスンゲェラッキーだなぁ~♪」
突然、茶髪の不良めいた服装の男の人に声をかけられた。小猫さんはその人の顔を見ると、何故か不機嫌な表情になりながらボソッと呟いた。
「…………兵藤先輩」
「ッ!?……この人が兵藤 一誠…………」
私は小猫さんの言葉に思わず驚愕してしまうが、数秒も立たずに冷静となり、兵藤さんに視線を向ける。容姿は特に平凡な不良の人ではあるけど、周りには何かすごく赤く濃いオーラを纏っていた。けど、顔はだらしなく私を凝視し……まるで品定めの様な感じでイヤらしくジロジロ見つめられ、生きてる実感がしなかった。
そんな時、兵藤……いや変態さんは私に近づいてイヤらしい笑顔を向けながら話しかけてきた。
「(おぉ~ッ!これが俗に言うロリおっぱいって奴か、中学生辺りの年齢のわりにおっぱいデケェッ!!!) ねぇ、君名前は?小猫ちゃんの友達なんでしょ?あ!俺は兵藤 一誠、小猫ちゃんの先輩なんだよ。なぁ、君何処に住んでるの?もし良かったらメアド教えてくんないかな?あ、それか「…………あの、いい加減にしてもらえますか?」えっ?ヒッ!!??」
イヤらしい笑顔で次々としゃべりまくる変態さんに対し、私は少しだけ殺気を混ぜた冷たい視線で睨みつける。というか、軽く殺気を出しただけで怯えるとかダサすぎでしょ?
「……あのですね。この際ハッキリ、全て言わせていただきますけど………貴方みたいに人を商品みたいに見る最低な人に教える名前はありません。確かに小猫さんとは知り合いですけど、貴方と私は初対面ですよね?先輩だから何ですか?小猫さんの先輩だから、知り合いの私と仲良くなれるとか頭大丈夫ですか?それと何処に住もうと私の勝手ですし、教える義理もありません。それから私…………携帯持ってないんで」
そうして、向こうから聞いてきた全てを冷徹かつ威圧的に全てに返答した。その相手である変態さんは、腰が抜けたかのように座り込みガクガクと膝を震えさせていた。
「……話になりません。小猫さん、私はこれで失礼します」
「……あ、はい」
イライラが一向に収まらず……一応、小猫さんに挨拶を済ませて私はその場から早足で去る。
陽太義兄さんがあの人を嫌う理由…………わかった気がするな。これならアザゼルさんの方が百倍マシだよ本当に。
「か、夏煉……何をそんなに怒ってるのかにゃ?」
「……別に怒ってませんけど?」
「で、でも……そのオーラからは不機嫌というかにゃんというか…………そんな感じが溢れ出てると思うんだけど………」
「…………気に入らない人に遭遇しただけです」
未だにイライラが収まっていない私を見て、黒歌さんは枕を抱きしめながら部屋の隅で怯えていた。そんなに怖いのかな?私って…………そんな事を考えていると、眼魔眼魂が空間から現れる。どうやら、はぐれ悪魔が出たみたいだ………
はぁ……気分が優れないけど、仕事じゃ仕方ないか。
「さてと、お仕事しに行ってきますね」
「う、うん……いってらっしゃい」
黒歌さんの言葉を聞き終え、私ははぐれ悪魔が出現した場所へと向かった。
そして、現場にたどり着いた私は、巨大なサンショウウオで、額に人間の顔が浮き上がった異形と遭遇した。
『オマエ…………クウ!!!』
「やれるものならやってみなよ、今の私は機嫌が悪いんだから……!」
私は腰元にゴーストドライバーを出現させ、ヘレナ眼魂をセットした。
《アーイ!バッチリミトケー!バッチリミトケー!》
「変身!」
《カイガン!ヘレナ!!デッドゴー!覚悟!!キ・ラ・メ・キ!ゴースト!!》
ヘレナに変身し終えた私はゴーストドライバーに両手を翳し、青色を基調とし右手を模したマジックハンド型の可変武器【ガンガンハンド】を武装した。
『クッテヤルウゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!!!』
「一撃で潰す…………!」
猛烈突進するサンショウウオ怪獣に対し、私はガンガンハンドの持ち手部分に刻まれた目玉模様をゴーストドライバーに翳してアイコンタクトさせる。
《ダイカイガン!ガンガンミトケー!!ガンガンミトケー!!》
『イタダキマァアアアアアアス!!!』
「せぇ~~のっ!!!」
《オメガスマッシュ!!》
オ
メ
ガ スマッシュ
力強い音声が鳴り響くと共に背後に目の紋章が出現、紫色のエネルギーはガンガンハンドの先端に収束する。そして、ギリギリまでサンショウウオ怪獣が近づいて大きく口を開けた瞬間に掛け声と共にトリガーを引きながら、下顎部分に強烈な打撃を食らわせて巨大な身体ごと上空へとぶっ飛ばした。
『ゴアァアアアアアア!!??』
叫びと共に後ろへとひっくり返えりながら墜落したサンショウウオ怪獣は、手足をピクピクとさせて口から泡をふかせながら失神した。私はガンガンハンドを左肩に担ぎながら、サンショウウオ怪獣の巨大な腹に飛び乗り、右手を身体の中に突っ込んで[
「はぐれ悪魔 マンダショ討伐及び、悪魔の駒摘出完了………さて、帰り…………ん?」
引き上げようとした瞬間、目の前の地面に赤色に光輝く魔法陣が出現する。
はぁ、また面倒事の予感がするな…………
いかがでしたか?
次回はグレモリー眷属との遭遇と戦闘をお送りします。
どうぞ、お楽しみに!
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