今日のビルドで、マッドローグが大暴れ!そして、次回にはビルド最終形態が!!クライマックスがスンゴく興奮します!!
それでは本編スタートデス!!
鬼崎side
「そ、それで……一緒に寝るどころかどういう流れか
『『は、はい…………』』
僕は今、猛烈に動揺していた。近況報告を聞く為に繋げてみると……画面には服が辺りに散らばり、生まれたままの姿で互いに抱き合っていた
ま、まさか夏煉が………あの純粋無垢な義妹が隣にいる猫又……しかも女性と一夜を過ごしてしまったなんて動揺しないほうが異常だ。
なにより、この場に義姉さんが居ないのが都合が良い。もし、この惨状を見れば暴走の確率が高いし、積極的に変な事を聞いてくるから始末が悪い。
ま、まぁ?僕だってソレくらいは受け入れるし、義姉さんのアレな性癖だって気にしてない。けど…………けど!これはどう受け止めて良いのか困惑するじゃないか!!せめて夏煉には、平常の恋愛をして……いや、そもそも夏煉に彼氏ができて……その彼氏がどうしようもない下衆なら百回はなぶり殺す。全総力を持ってね?
でも、此処で黙って悩んでいても変わらないし、僕も一人の男かつ夏煉の義兄だ………どうやら、覚悟を決めるしかないようだね。
「まぁ、最初に目撃した時は驚いてどうしようかと思ったけど……黒歌さん?夏煉を寝とったからには、やる事はわかってますよね?」
『……え?』
「それと夏煉、自分で撒いた事はしっかりと責任持ってやるんだよ?」
『え?よ、陽太義兄さんは怒ってないの?私達がした事を…………』
「あぁ……もう、そんなのは義姉さんで流石に慣れたよ。それに、僕も君達の関係を否定するつもりはさらさら無いし、むしろ干渉するつもりもまったく無い。まぁ、スカーレット様が聞いたらどうなるかわからないけど………上手く言っておくさ」
『『は、はぁ…………』』
二人は怒られるかと思っていたのだろうか、あまりにも受け入れられた事に唖然としていた。
「それじゃあ、後は二人がどう決めるか話し合うように………じゃあね」
そう告げて通信を切ると、目を閉じつつため息を盛大に吐いた。やれやれ、僕も浅ましくなったな…………義妹の同性愛を受け止めるなんてね。慣れというのは恐ろしい…………
夏煉side
「ね、ねぇ……夏煉。これって大丈夫って考えてもいいんだよね?」
「そ、そうみたい…ですね……黒歌さん」
昨夜の黒歌さんとの事を、陽太義兄さんに知られた時は否定されると思っていたけど……何故か予想の斜め上で、それを受け入れられた事に唖然としてしまった………
でも、それと同時に不思議な安堵感があった。確かに昨日は変態に遭遇してイライラしたり、仕事が度重なって疲労が取れなかったり………思いもよらない所で知り合いと遭遇したり………………もう沢山ありすぎてどうして良いか、わからなくなってきた。
だから、これは陽太義兄さんやスカーレットさんの為だと自分に言い聞かせた。でも、その反面………背負う重みに耐えきれず、逃げ出したいと考える事もあった。
大好きな陽太義兄さんに甘えたい、陽太義兄さんに慰めてもらいたい…………けど、この世界に陽太義兄さんや城の皆は居ない。私一人…………そんな孤独感に私は狂いそうだった…………
でも……そんな時、黒歌さんの顔が頭によぎった。猫の様に身体をくっついてきたり………ベッドに潜り込んできたりと大変な事になっていたけど…黒歌さんは何時だって私の側に居てくれたのだと感じた。
だから、黒歌さんに甘えてみようという選択をした。
けど………その代償は高く、同性と一夜を過ごした事になってしまった。でも、不思議と嫌な感じはせず………むしろ心の隅にあった穢れが消えるのと、一人じゃないという幸福感を感じられた。(でも、少しだけ獣の様に荒れに荒れてる黒歌さんに興奮と快感を覚えたのは……私だけの秘密です♪)
そして一夜が明けて、現在に至ります…………
唖然とした空気を破る様に黒歌さんは咳払いをしながら頬を赤らめつつ、私に恥じらいの眼差しを向ける。
「か、夏煉…………あの、昨日はゴメンね?その、あまりにも夏煉がカワイっくて襲っちゃって…………」///
「い、いえ……元を正せば私が『一緒に寝たい』って言っちゃったから…………その……」///
「…………ねぇ、これはお互い様ってことにしにゃい?」///
「……そ、そうです…………ね」///
「「………………」」
そうして、沈黙が続き…………私は腹を括って黒歌さんへと顔を向ける。それと同時に黒歌さんも決意をした表情になり私にまっすぐ顔を向けた。
「黒歌さん……」
「夏煉……」
「「こ、これから……お付き合いの方を宜しくお願いいたしま…………痛ぁッ!?」」
私が意を決して放つ言葉と共にお辞儀をすると、黒歌さんも同じタイミングでお辞儀をした。その直後、額と額が軽くぶつかる。ちょっと痛い…………って、え?
「…………」
「…………」
「「ぷっ…あははは!」」
同じタイミングでの告白の言葉に、私達は思わず笑ってしまった。
「はぁ~……なんにゃ、夏煉もおんなじこと考えてたんにゃんね?」
「はぁ~ はぁ~…………それは、私の台詞ですよ。もぉ~」
「でも………なんか嬉しい」///
「…………はい」///
そうして、黒歌さんと無言で見つめあっていると……空間から眼魔眼魂が現れる。
もう、良い所なのに…………
そんな事はお構い無しだとばかりに、眼魔眼魂の瞳から駒王町の全体地図が映し出される。そして、とある建物に4つの黒い羽のマークが点滅していた。まさか……!
マークが点滅している場所を覚えた私は、無言で立ち上がって身支度をする。そんな中、後ろを振り返ると黒歌さんが心配そうに見つめていた。
「行くんだね、夏煉…………」
「えぇ、これが私に与えられた仕事ですから…………大丈夫ですよ、黒歌さん。絶対に帰って来ますから」
そう笑顔で告げて、身支度を終えた私はドアへと向かおうとした。その時…………
「夏煉」
「どうしたんですか?黒歌……んむぅッ!?」
声をかけられて、振り向いた瞬間……黒歌さんが私を強く抱き締めて唇を重ねた。
そしてキスをしてから2分辺りで、離してくれた。
「ぷはぁ……にゃふふ、私からの祝福のキスにゃん♪」
「はぁ、はぁ……あ、ありがとう…………ございます…………」
「ふふ………頑張ってね?」
「……はい、いってきます」
そして、私は黒歌さんに一時の別れを告げ………部屋を後にした。
ホテルの廊下を歩いていると、懐から黒と赤色の眼魂と漆黒の眼魂が出てきた。
『見ておったぞ娘?お主、あの猫又と夜伽を通して……』
「羽衣狐さん……これが私の選んだ道です。だから……」
『皆まで言わなくともよい………妾はそなたが進む道を見守り、支え、そしてこの強大なる力を………娘、そなたの思うがままに使うがいい』
「ありがとうございます………」
『ふっ……しかし、お前が恋路に現を抜かして己が進む道を違え、踏み外した時は………私は迷わずお前を斬る。仲間だろうが、なんだろうがな』
「わかっているよ、焔………もし、そうなった時は私も全力で斬る。それが例え、理解してくれる一番の友達でも……」
『友達……か。聞こえは言いが、一つ間違っているぞ?共に戦い、共に競い……そして共に限界の先を高め合う…………私達は仲間だ、絶対なる最強を目指す者同士のな?』
「焔………なら、今回は羽衣狐さんと一緒にお願いしようかな?」
『ふむ……今宵は良い余興が見れそうじゃな?』
『あぁ、荒れに荒れまくってやる!!』
「ふふ……………さぁ、
私は悪戯心に満ちた子供の様な笑みを浮かべつつ、堕天使達が潜伏している場所へと向かった。
いかがでしたか?
次回はいよいよレイナーレ一味との戦い、是非ともお楽しみに!!
それではまた、次回!
煉獄の少女の番外編で、どの話が読みたいですか?
-
アーシアのお話(妖怪ウォッチ4要素アリ)
-
黒歌の初潤動と戦闘
-
鬼崎と小猫の修行風景
-
薫の強化エピソード
-
ライザーなどの原作キャラのエピソード