USJから脱出した死柄木と黒霧は
「完敗だ・・・脳無もやられた、手下どもは瞬殺だった・・・子供も強かった・・・平和の象徴は健在だった・・・!話が違うぞ先生・・・」
『違わないよ』
死柄木は先生と言う人物にモニター越しに言った。
『ただ見通しが甘かったね』
『うむ・・・なめすぎたな
先生とは別の人物が先生の言葉に同意し質問した。
「吹き飛ばされました。正確な場所が分からないと、いくらワープとはいえ探せないのです。そのような時間も取れなかった」
『折角オールマイト並みのパワーにしたのに・・・まぁ・・・仕方ないか・・・残念』
「パワー・・・そうだ・・・一人オールマイト並みの力を持つ子供がいた。そいつ脳無の攻撃受けても全くダメージ無かった・・・挙句の果てには脳無を殴り飛ばした」
「補足するなら彼は私の靄部分にも触れました」
『へえ』
死柄木と黒霧の報告に先生は関心を持った。
『今回の事は決して無駄ではなかった筈だ。精鋭を集めよう!じっくり時間をかけて!我々は自由に動けない!だから君のようなシンボルが必要なんだ死柄木弔!!次こそ君という恐怖を世に知らしめろ!』
一方USJでは警察が生徒達から話を聞いていた。
「各ゾーンに出現した謎の人物達か・・・全員マスターや契約者と言っており、その人物は生徒達が知ってる人物か・・・しかし
刑事が聞いた事を纏め生徒達を返そうとすると蛙吹が相澤の状態を聞き、命に別状はないと聞き全員が安堵した。
「あと何故蒼井ちゃんが先生たちに連れていかれたの?」
「彼は
そう司は校長を始め雄英のプロヒーロー達に連れていかれたのだ。
「私も話を聞きに行く。三茶!後頼んだぞ」
「了解」
刑事も話を聞きに行くと言いこの場を部下に任せて、司の連れていかれた会議室に向かった。
会議室
現在会議室は司を中央に座らせ周りを教師達が取り囲んでいる。
「しつれいします」
会議室に先程の刑事が入って来た。
「塚内君も来たことだし始めようか。蒼井君君は一体何者なんだい?」
「ただの生徒じゃ納得しないですよね」
「はい。僕は君の戦いを見ていました。見ていましたから断言します。ただの学生があそこまで強いのは異常です」
校長が聞くと司は答えたが13号がただの学生としては異常だと断言した。
「私達は生徒達を守った君を信じたいが、不確定要素を黙って見ている訳にはいかない。だから正直に話して欲しい」
「・・・頃合いか。ええ全て話します」
「ありがとう。早速だがどうして13号君も認める戦闘能力を持っているのかね?」
「それは個性の影響です」
「君の個性は増強型ではなかったのか?」
トゥルーフォームのオールマイトが司の個性の事を聞いた。
「今まで個性と言っていたのは只の武術です。本当の個性は・・・これです」
そう言うと司は憑依を使った。司の見た目が金髪の三つ編みに白の鎧を着て旗槍を持つ女性に変わった。
「マスターの本当の個性は英雄。私達を憑依させたり能力を使えたりします」
女性の言葉にその場にいる全員が驚いた。
「英雄・・・つまり君も英雄だと?」
「はい。私の
「オルレアンの聖処女!!?」
ジャンヌの名を聞いて更に全員が驚いた。
「これは確かに凄い個性だ・・・」
「分かっていただけましたか?」
元に戻り司が聞いた。
「ああ。確かに強力な個性だね。発現した時に言わなかったのは賢明な判断だ。只得さえ蒼井産業の跡取りなのに英雄の力が使える個性と知られればただでは済まないだろう」
「それじゃ生徒達が言っていた謎の人物と言うのは?」
「はい英雄たちです。ある英雄の力で6人分身体を作り今みたいに憑依しました。憑依した英雄はエルキドゥ、ニトクリス、ジャンヌの
「ビックネームばかりだ・・・」
「あ、個性の変更って出来ますか?」
「ああ、こちらでしておこう。それともう一ついいかね?」
「はい」
「さっき君が言った武術とは一体なんだね?」
「えーと自分が使う武術は2つあって一つ目が6つの技がある六式と覇気と呼ばれるものです。まず六式の技は、剃は瞬間に地面を10回以上蹴っての移動方です。月歩は強靭な脚力によって空を蹴り、二段ジャンプの如く宙に浮く移動技です。剃と月歩を融合した移動技剃刀と言うのもあります。嵐脚は凄まじい速度で脚を振り抜き鎌風を発生させる攻撃技です。指銃は指の先に力を集約させ、弾丸のような速さで相手に撃ち込む攻撃技です。鉄塊は全身に力を込め、肉体そのものを鉄の甲殻に匹敵するほどに硬化させる防御技です。紙絵は敵の攻撃から生じる風圧に身を任せ、紙の如くひらりと相手の攻撃をかわす防御技です」
「汎用性が高いな・・・」
「後覇気と言うのは?」
「覇気とは気配、気合、威圧などの感覚ですね。覇気は誰にでも宿っているが大半は気づかないか、引き出せないまま生涯を終える事が多いですね。自分は英雄たちに鍛えられたので使えます。3種類あって見聞色は相手の気配をより強く感じる覇気で、先読みも可能です。自分は10後先の未来まで見えます」
「それが轟少年との戦闘訓練で見せたやつか」
「そうです。次に武装色は体に見えない鎧のような力を作りだし、防御、攻撃に使います。そして最後に覇王色の覇気です。これは数百万人に1人王の器を持つ人物のみ使えます。覇王色は相手を気絶させることが出来ますが、相手との間に隔絶した実力差がないと出来ません」
「逆に言うと戦うまでもない相手なら問答無用で気絶させれると」
「そう言うことです」
「今回の君の処遇は緊急時に付きお咎めなしだ。それと個性じゃないからと言ってむたみやたらと武術を使わないこといいね」
「はい。寛大なご配慮に感謝します。失礼します」
司は解放され会議室から出た。
「彼の実力はプロヒーローと同等以上だね」
司が去った後根津がポツリ呟いた。
「
「しかも武術だけでウチの試験を突破する実力」
「これはめったにない貴重な金の卵ね」
「オールマイト彼のことどう思う?」
「今の私が戦った所で勝てないだろう。全盛期でも五分五分な所だろうね」
「
根津の言葉に全員が頷き解散した。
翌日
この日は臨時休校となった。司は宝具の使用と憑依の影響で疲れており昼になっても眠っていた。
「司お昼出来たよ」
「・・・なんでいる一佳」
司を起こしたのは一佳で彼女は当たり前の様に司のマンションにいた。
「何でって、それは私も今日から此処に住むから」
「・・・・・・は?今何て言った?此処に住むって聞こえたんだが」
「だから私も今日から此処に住むの。昨日の事で心配だったから両親と司の両親にお願いして此処に住む許可もらったの」
「嫌ダメだろ。年頃の男女が同じところで住むとか・・・」
そこまで言った所で一佳が司に抱き着いた。
「お、おい一佳!?」
「・・・心配したんだから」
「・・・」
「司が襲われたって聞いて、居ても立っても居られなかったの。・・・司になにかあったらどうしようってずっと心配してた」
「・・・一佳。俺は大丈夫だ個性を使ったから少し疲れただけだ。それと心配してくれてありがとうな」
安心させるように一佳の頭を撫ぜたら、一佳は落ち着いたのか離れた。
「早く食べよ。司お腹空いてるでしょう?」
「ああ、久しぶりの一佳の飯楽しみだ」
「司には負けるけどね」
その後2人揃って昼を食べ、一佳には客室の一つを彼女に部屋に与えた。
活動報告にて主人公のヒーロー名募集してます!!