「う~んここは?ぐっ!?」
司が目を覚ますと覚えがない記憶が頭の中に入って来た。
「成程。現在4歳で昨日高熱で倒れたと。つまりは個性が発現したって事だな。覇気はどうだ」
記憶を整理し覇気が使えるか確認するため武装色の覇気を発動させた。
「硬化まで出来るな。次は見聞色だ」
武装色に続いて見聞色の覇気を発動させると、今いるのが2階部分で1階に一人いる恐らく母親だと推測。外の方は帰宅時間なのか学生が話しているのが聞こえる。
「ん?」
1階の気配が上がってくることを感じ、覇気を沈め再びベッドに横になった。
「司大丈夫?」
入って来た女性・蒼井花は黒髪の見た目20代前半だった。
「うん。大丈夫!」
「良かったわ。多分個性が発現したのよ。明日病院に行って市役所に行くよ」
「うん!」
花が出て行くと個性を発動させ孔明と話した。
「孔明明日コレは使わない方がいいよね?」
『そうだな。個性が英雄召喚だと知れたらお前や周りの者が狙われる。覇気と六式で身体能力向上系にしておけ』
「分かった」
翌日病院に行ったあと市役所で個性届を出した。
司は中学に入るまではトレーニングに励み中学から行動を開始した。
「司今日カラオケ行かない?」
「悪い一佳今日は用事があるんだ」
司に声を掛けたのは幼馴染の
「んー仕方ないわね。今度埋め合わせしてね」
「ああ」
そう言い司は先に家に帰り、フードがついた服を着て顔を隠す仮面を持って、人気のない治安の悪い地域に来ていた。
「なんだこのガキ」
「怪我したくなかったら帰りな」
「(狙い通り)ねぇおじさん達ここらを根城にしている
「それがどうした?」
「ちょっと実験に付き合ってもらうよ」
司がそう言った瞬間覇王色の覇気が発動し、この地区一帯の敵が倒れた。
「弱っ」
『いやマスターの覇気食らったらそうなるだろ』
『そうだよマスター』
『やるではないか雑種』
『で、こいつ等どうするの?』
「縄で巻いて警察に突き出すよ。勿論姿を見せずにね」
「はいはい」
敵達を縄で縛り警察に届けた。
この日からこういうことが増えていき、誰がやったか知らないまま2年の歳月が流れた。
「司雄英受けるよね?」
「ああ。また勉強見て欲しいか?」
「うん。お願いします学年首席殿」
「はいはい」
司は一佳の勉強を見つつ自分の復習もした。
試験当日
「お待たせ待った?」
「いいや、今来たところだ」
駅で待ち合わせをし2人は雄英に向かった。
最初の試験は筆記で司は満点の自信があった。
「一佳筆記大丈夫か?」
「多分大丈夫だと思うよ。司が教えてくれたところ結構あったし」
「そっか。次は実技だな」
「その前に説明があるみたい。あのホールに行こ」
「おう」
ホールには多数の受験者が居り、暫くすると、ヒーロー名「プレゼント・マイク」が現れた。
「今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!」
「・・・・・・」
プレゼント・マイクがテンション高く言うが、誰も声をあげない。
「こいつあシヴィーーー!!!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?
「・・・・・・」
またしても誰も声をあげなかった。
実技の説明内容はこうだ。
受験生は各演習会場に行き、三種の仮想敵を倒してポイントを稼ぐというもの。
途中眼鏡をかけた真面目そうな男が四種と書かれていると指摘すると、その敵はお邪魔無視の0
説明が終わると受験生たちは振り分けられた演習会場に向かった。
「司頑張ってね!私も頑張るから!!」
「一佳も頑張れよ」
司と一佳はコツッと拳を合わせてから演習会場に向かった。