「今日のヒーロー基礎学だが・・・俺とオールマイトそしてもう1人の3人体制でみることになった」
マスコミ騒動から数日の午後、授業開始時に相澤がそう言った。
「災害水難なんでもござれ
レスキューと聞き生徒達が騒がしくなると、相澤が少し睨んだだけで静かになった。
訓練所は離れた場所にあるみたいでバスで移動するとの事。司達はコスチュームに着替えバスに向かった。
「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に二列で並ぼう」
「飯田君フルスロットル・・・!」
飯田の指示でバスに乗り込んだが、バスは町でよく見るタイプだった為飯田は少し落ち込んだ。
「派手で強えっつったらやっぱり轟と爆豪だな。強さなら蒼井だけど」
「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気でなさそう」
「んだとコラ出すわ!!」
「ホラ」
蛙吹が爆豪の事を言うと爆豪はキレながら反論した。
「この付き合いの浅さで、既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」
「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ!!」
(かっちゃんがイジられてる・・・!!信じられない光景だ。さすが雄英・・・!)
緑谷は上鳴にイジられている爆豪を見て頭を抱えた。
「人気なら蒼井が一番になるんじゃね?顔だって中性的なイケメンだし強いし」
「面倒見もいいしね」
「蒼井か爆豪なら蒼井に入れるな」
「ああ!俺に決まってるだろ!!こんな男女に負けねーよ!!!」
「いやいやいや、負ける要素しかないだろおめぇ」
「もう着くぞいい加減にしとけよ・・・」
騒いでいると相澤がもう着くと言うと生徒達は静かになった。
「すっげーーー!!USJかよ!!?」
一行が到着したのは遊園地の様な広い訓練所だった。
「水難事故、土砂災害、火事・・・etc.。あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です。その名も・・・
(((USJだった!!)))
スペースヒーロー「13号」の説明を聞き生徒達は心の中で突っ込んだ。
「13号オールマイトは?」
「先輩それが・・・通勤時に制限ギリギリまで活動した為、仮眠室で休んでます」
「不合理の極みだなオイ」
(オールマイト・・・活動限界考えろよ・・・)
13号と相澤の会話を見聞色で聞いて呆れた。
「仕方ない始めるか」
「えー始める前にお小言を一つ二つ・・・三つ・・・四つ・・・」
増えていくお小言に生徒達は心の中で突っ込んだ。
「皆さんご存知だと思いますが、僕の個性は〝ブラックホール〟どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その個性でどんな災害からも人を救いあげるんですよね」
「ええ・・・しかし簡単に人を殺せる力です。皆の中にもそういう個性がいるでしょう。この授業では心機一転!人命の為に個性をどう活用するかを学んでいきましょう」
「そんじゃあまずは・・・」
13号の話が終わり、相澤が始めようとすると噴水の所に妙な気配がしてそこを見ると、黒い靄が広がって行き、体中に掌を着けた男を先頭におぞましい気配の者達が続々と出て来た。
「一かたまりになって動くな!!13号生徒を守れ!!」
「何だアリャ!?また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」
「動くなあれは
切島が聞くと相澤は
「13号に・・・イレイザーヘッドですか・・・先日頂いた教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが・・・」
「どこだよ・・・折角こんなに大衆引き連れて来たのにさ・・・オールマイト・・・平和の象徴・・・いないなんて・・・・・・子供を殺せば来るのかな?」
緑谷達は途方もない悪意を感じた。
「
「いやそうでもない」
「どう言う事だよ蒼井!?」
「現れたのがここだけか分からんが、校舎から隔離された場所に、センサーが反応しない事。これらを考えた結果、何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ。上鳴お前の個性で連絡を試せ」
「そ、そんな急に言われても・・・」
「蒼井の言う通りだ。上鳴いいからやってみろ」
「っス!」
相澤は上鳴に言うと
「初めまして、我々は
生徒達が避難しようとしたら靄の
13号が個性を使おうとしたら爆豪と切島が靄の
(
司は百の貌のハサンの宝具を使い災害ゾーンと同じ6体つくり各サーヴァント達を憑依させた。
司は13号、飯田、麗日、障子、砂藤、瀬呂、芦戸達と一緒に靄の
13号の指示で飯田が学校に行くよう言った。飯田は戸惑っていたが行く事を決意する。
「飯田行け!ここは俺が食い止める!」
「君は生徒だそんなことさせられない」
靄の
「先生聞いてください。もし先生が個性を使った時に、先生の後ろにワープゲートを作られたらどうなるかを」
「ッ!!?」
13号は司の言葉でその可能性に気付いた。
「飯田行け!!」
司の怒号にも似た声を聞いて飯田はドアに向かって走った。
「させませんよ」
飯田を止めようと靄の
「言っただろ?俺が食い止めると」
武装色を纏った司に完全に捕まった。その隙に飯田は出て行った。
飯田が出て行ったのを確認して司は靄の
「油断大敵。触れられると思っていなかったか?」
「貴様・・・」
「・・・凄い」
司をみて麗日は小さく呟いた。
「おいアレ!!相澤先生が!!」
瀬呂の言葉に広場を見れば相澤は脳むき出しの大男に抑え込まれていた。
「13号先生麗日を頼みます。俺は相澤先生を助けに行きます」
そう言い返事も聞かず、靄の
大男と靄の
「
「
靄の
「13号は健在、それと生徒一名に逃げられました。両方ともある生徒に邪魔されて」
「は?はーーーはぁーーー黒霧お前、お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ・・・」
死柄木は黒霧の報告を聞き首元を搔きむしりながらそう言った。
「っで、その邪魔したガキってのはコイツか?」
死柄木達の前には司が立っていた。
「死柄木気をつけてください。彼は私に触れます」
「そんなの脳無の前じゃ無意味だ。やれ脳無」
死柄木が言うと脳むき出しの大男・脳無が司の腹を殴った。
「対平和の象徴脳無コイツに殴られたんだもう・・・」
死柄木の言葉はそこで止まった。
「もう、何だって?これ位で俺を倒せると思っているのか?」
そこには脳無の攻撃を全く効いていない姿の司がいた。司は鉄塊に武装色の覇気で硬化を使って防いだ。
「お返しだ」
今度は司が脳無を硬化した右腕で殴り、脳無を死柄木の近くまで殴り飛ばした。
「黒霧。俺は夢を見ているのか?脳無の攻撃に耐えただけじゃなく、脳無を殴り飛ばすガキがいるか?」
「危険ですね。ここで確実に息の根を止めましょう」
「そうだな。いけ脳無」
再び脳無は司に仕掛けた。
「彼はいったい何者なんだ・・・」
入口付近にいる13号は司の戦いをみせそう呟いた。麗日達とくに麗日は司に目がいっていた。
触れられないと思っていた靄を触り、飯田の脱出の手助けをしただけではなく、相澤が手も足も出せなかった脳無と対等に渡り合っている姿に全員が目に焼き付けている。
「アイツあんなに強かったんだ」
「しかもアイツ敵の攻撃後ろ向いて避けてるぞ」
「っと思ったら今度は敵の後ろを取って・・・指で貫いたぁ!?」
障子、砂藤、瀬呂の順に司の戦闘をみて思った事を言った。
「蒼井君カッコいい・・・」
麗日はボソッと呟いた。
戦闘は司のペースで進んでいる。脳無を指銃で貫いたが、直ぐに再生した。
「超再生だそんな攻撃じゃ脳無は倒せないぞ」
「ふーんならこではどうだ?嵐脚!」
嵐脚で右側を削ったが直ぐ再生した。そしてまた司を殴ろうとした。それを司は避け腕を掴んで一本背負いで脳無を地面に叩きつけて、両手の拳を脳無に向けた。
「これならどうだ?六王銃!!」
六王銃の威力で地面が陥没し、司は陥没した穴から抜け出した。
「体内に衝撃を送ったがどうだ?」
そう言っていると脳無がフラフラしながら穴から出て来た。
「六王銃でも仕留めきれないか・・・(生徒達は無事だしハサンの宝具を解除して追い詰めるか?)」
バアン!
司が次の手を考えていると入口のドアが壊れある人物が入って来た。
「もう大丈夫。私が来た」
現れたのはオールマイトだった。
「あーーーコンティニューだ」
次回は緑谷達視点と
活動報告にて主人公のヒーロー名募集してます!!