残念ながらボーカルの場合   作:土城 有人

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時系列に無理があることをふと思い至ったので投稿です。


パスパレと平行なのはわかってたけどふと、「あれ?リサねぇモカちゃんと話してね?」となり確認したところドンピシャこれはアカンとなりまして…ね?



という訳で、合流シーンを変更


後尾(改)

 

そしてそのまま1ヶ月過ぎた……

 

 

 

今回の反省を活かし、校内も探しまくったが同学年のみでなく、1年生。念のために3年生も探したがいなかった。

 

 

 

今いるメンバーだけでもと練習はしているが、ギターがいないのは痛い。あまり実になってるとは言いがたいネタ練習が続いていた。

 

 

 

そんな日が続いていたある月曜日。

 

 

 

休み明けに昼休み、メンバーと集まっていると悪魔顔のドラマーがおもむろに…

 

 

「あ、そういえば、多分ギター候補見付けましたよ?」

 

 

「見つけただと!?」

 

 

「ち、近い近い…です」

 

 

「どうどう、ちょっとリーダー落ち着いて」

 

 

「む、すまんなつい高揚してしまった」

 

 

なんだか前も同じようなことがあったか?まぁいい。

 

 

「気を取り直して、どんな経緯で見つけたんですかねぇ?」

 

 

「えっと…ですね。簡単に言えば………」

 

 

 

 

 

 

 

「俺史上最大の危機の救世主……みたいな?」

 

 

 

 

 

やつの話を要約すると

 

 

 

 

 

 

なんでも、困ってそうな女の子に声をかけたらあわや通報されそうになった直前に助けてくれたらしい。

 

 

 

その後にその女の子とその友達(通報しようとしたのはこの子)とそいつとドラムでカフェに行ってギター候補とは連絡先も交換して今日の放課後にでも会えるようにしてくれたらしい……

 

 

 

 

「って、今日の放課後だと!!」

 

 

「う、うん。なにかまずかった……ですか?」

 

 

「う、うむ。ほ、補習がな……」

 

 

「あ……」

 

 

「いや!でもはやく終わらせるし!終わらせられるし!速攻だよ!速攻!」

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ俺は先に行っておきますよ。とドラムは先に行ってもらい。めちゃくちゃ頑張って補習を終わらせて(あとで聞いた話だとキーボードの口添えもあったようだ、ありがたい!)、

 

今、オレは、待ち合わせのカフェに、全力疾走中、だ!

 

 

そして到着!

 

 

「いらっしゃいませ!お客様何名様……です…か?」

 

 

「ま、げほっげほ、待ち合わせですげほっ」

 

 

「で、ではあちらの席ですね。ご、ごゆっくり」

 

 

 

も、申し訳ないことをした。あの店員さん完全にドン引きだったな。

 

さて、ドラムのデカイ背中した見えなくて肝心の待ち合わせ相手が見えないのだが…と、とにかくはやく謝って顔合わせを!

 

 

「遅れてすまない!これには深い…わけ……が?」

 

 

 

 

「補習で遅刻とか」

 

 

 

そこには白いギターのオーラをまとった

 

 

 

「性格だけでなく頭まで残念なんですか?」

 

 

 

きれいなライトブルーの髪を(よく言えば)無造作に伸ばし、やたら分厚いデカイ眼鏡をかけて、頬はやたらこけている

 

 

 

「ともかく久しぶりですね、お兄さん」

 

 

 

「いや、オマエ何があったん?」

 

 

 

我らがバンドのギター様がいた。

 

 

 

 

 

 

 

いたんだが…これ大丈夫か?

 

 

 

 

 

 

〜to be continued?〜

 

 

 

 

 

「ところでお兄さん?」

 

 

「なんだ、少年」

 

 

氷川 礼(ひかわ れい)です」

 

 

「あ?…あぁ、天童 奏輔(てんどう そうすけ)だ」

 

 

「よろしくお願いしますね」

 

 

「よろしく…だな」

 

 

「とりあえず、おいてけぼり食らってる悪魔さんもそろそろ拾ってあげましょう」

 

 

「あ」




ドラムの彼は最初から最後まで置いてけぼりでした
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