悠久の旅人~創世の神子と久遠の宿命~ありふれ編 作:御凪 霧封
今回は、トータスに拉致召還されるまでの部分となります。
原作通りなら檜山グループが登場するのですが、ハジメがTSしているため、絡みがなくなってしまい未登場となります。一応、ステータスプレートまでには登場する予定です。
神による転生から17年が経過した俺は、天地無用!魎皇鬼の主人公、柾木天地と同じ柾木家に生まれ、柾木天地と同じ歴史を辿ることになった。
とはいえ、原作と違う平行世界なので天地は居ないし、原作で登場せず漫画版で登場した魎呼の妹?の魅凪が家族に加わっている。
俺は、柾木家長男、柾木悠樹として転生。様々な羞恥やトラブルをくぐり抜け、倉敷市内の高校に入学していた。
ちなみに、特典で貰った拠点は解体されて、今は移動拠点として新しく戦艦が建造されている。
ガンダムSEED FREEDAMに登場するミレニアムなのだが、何故か準バハムート級航空都市艦『ムサシ』や同級艦『ヤマト』(共に「境界線上のホライゾン 小説版」に登場した最終型)等様々な作品の艦がミックスされリヴァイアスと改名された上に、鷲羽や津名魅、訪希深の[三命の頂神]から贈られた第零世代の皇家の樹、三本が第1世代皇家の樹や第2世代皇家の樹の3本と共にコアユニットとして搭載されていた。第零世代も第一世代以降の樹同様、津名魅から生まれてはいるが、第一世代以降の樹が種から専用の育成用コアユニットで育ったのに対して、第零世代は津名魅が幼木として産み出した一種の分御霊であった。
「おはよう!恵里ちゃん、悠樹。悠樹の方は、かなり眠そうね?」
「おはようさん、雫。ハジメの両親に頼まれて、手伝いしてた上に、園部の所に人参持ってったから、昨夜は余り寝てなくてな」
のんびりと欠伸しつつ、恵里と共に歩く俺に話しかけてきた少女は八重樫雫で、柾木の里から程近い場所にある八重樫道場の娘だ。実は柾木家のかなり遠縁で、俺の素性含めて柾木家の秘密を知る上に、実家の反対を押しきってハーレムメンバー入りした強者だ。幼馴染である俺同様、ある男子を嫌っており、俺の姉の天女姉さんが養子にした恵里や、俺の婚約者達とはとても仲が良い。
また、大の可愛いモノ好きで護るより護られたい思考は、剣道場の娘という立場に反する絶大なギャップ(良い意味かつ俺に弩ストライク)を作っていた。ちなみに、俺の婚約者の1人である魎皇鬼と後輩の西南の嫁である福、2人の本来の姿であるネコウサギ形態は、雫に対する対特化形態だった。
なお、雫と恵里の普段着は婚約者の1人であり、砂紗美の姉の柾木阿重霞と作った着物で、紫地に藤の花と蝶の柄が雫、濃紺地に鳥と兎の柄が恵里の着物となっている。
そして、我らが愛ちゃん先生こと畑山愛子教諭は、俺が幼い頃に雫と共に召還された異世界で出会い、共にその世界を救う為に共闘した相手なのだが、その世界で10年近く過ごした結果、雫同様に俺の婚約者になっているのだった。
「おはよう!」
「ハジメか、おはようさん。親父さん達に言っとけ。実の娘だからって頼りすぎだってな。学生の本分は勉学なんだからよ」
「あはは~、了解しました!」
そう笑ったこいつは南雲ハジメという少女で、BLやGLが趣味の腐女子ではなく、ゲーム会社社長の父親と人気少女漫画家の母親から教えを受けた生粋のオタクだ。しかも、兵器関連に傾いた傾向が有り、俺が友人(とある筋)関係でアメリカでバウンティハンターとして活動していた最中、雫と共に現地で俺を支えて婚約者になったほどで、溜め込んだ知識は侮れない。また、そうした経緯から性善説ではなく性悪説が人の本質と理解し『清濁併せ呑む』事を受け入れている。
雫や恵里、ハジメと話しながら、3人が所属する教室に入っていくのを目にした俺は、生理的に犬猿の仲である男子生徒が近付いてくることに気がついた。
天之河光輝。幼い頃に祖父である天之河完治弁護士から、自身の話を聞かされて育ったらしいのだが、どうも祖父である天之河完治は弁護士としての悪い面を教える前に死去してしまい、結果として自身が考える善に囚われ、自身の考えと違う考えや行動は悪という思考に凝り固まったご都合解釈至上主義な自己中野郎であった。
無意識か意識的かは不明だが、雫や恵里、雫の友人である白崎香織は自分と一生涯添い遂げるヒロイン、若しくは準ヒロインだと認識しているらしく、ことあるごとに、俺が悪人で3人を洗脳していると吹聴している。
確かに俺は、性善説より性悪説を信じているし、清濁併せ呑むタイプの上に、人を殺傷することに躊躇いがないから、聖人君子ではない。実際、アメリカにあるP.M.Cに所属する女性隊長のチームに参加してテロリストと戦ったり、樹雷の鬼姫こと神樹・瀬戸・樹雷の艦隊と共に海賊殲滅をしたこともあるしな。
ただ、コイツは人殺しや相手を傷付ける行為を全て悪だと否定して、過程や原因を全無視してくるので、鬱陶しい事この上ない。正当防衛という言葉が六法全書に載っているのを知らないのか、または知っていて無視しているのか全く不明だな。
俺は自身が所属する三年一組で授業を受けつつ、そんなことを考えながら過ごしていると昼食時になり、弁当を持って雫や恵里、ハジメが2人の男子生徒と共に集まっている場所に向かった。男子生徒は遠藤浩介と清水幸利といい、俺の素性を少し知っている協力者兼親友だ。
浩介や幸利は出会いこそ違えど、オタク系統には寛容であり、幸利は俺が関与したことで以前より両親や妹からの当たりが柔らかくなった上に、婚約者の砂沙美やノイケから料理の手解きを受けたことで料理が趣味になっていた。俺の後輩になる園部優花とは、現状親友以上恋人未満ではあるが、そこは時間の問題だろう。ボサボサガリガリな自己中幸利時代なら親友にすらならないだろうが、しっかりした食生活を送り、俺に鍛えられた現在の幸利ならお似合いだと思える。2人とも天之河よりは劣るが、顔は良い方だし体格も鍛えていることで性格も良くなり見る人が見れば、天之河よりも人気は出る。
「雫、恵里。2人とも此方で食べよう。先輩達はオタク同士で食べたいみたいだし、ハジメは寝たいみたいだし」
「何で天之河君の許可がいるのかな?私達がこうしてるのも、私達がこうしたいからだよ」
いつも通り無駄にイケメン(笑)の天之河に雫がそう答えると、隣のグループで集まっていた園部優花が笑いを堪えながら下を向いているのが目に入った。しっかし、コイツ勇者召還・・・いや、勇者に失礼か。とにかく召還されねえかな?そうすれば此方は平穏なんだが・・・えっ、召還陣⁉
「!?マズッ」
「皆‼急いで教室から出て‼」
唯一人教壇で他の女子生徒達と話していた愛ちゃん先生がそう叫んで、俺が召還陣を破壊しようとしたが間に合わず、次の瞬間には全員が消えて弁当や購買で購入されたパンなどが残されている教室へと変わったのだった。
ただ、自分の企みを阻止する自分より圧倒的に強い存在が、その存在を救う為に同時期に動いていた事を感知出来ず、自身の駒が奪われてしまう事に繋がってしまった事で、俺達を召喚しようと企んだ存在は後悔することになる。
かなりご都合展開な主人公周りですが、こういうハーレム物が好物なので暖かい目で見ていただけると有り難いです。
作中にあるように、主人公は戦争=殺しあいだと理解して、殺し殺される覚悟を持っています。アメリカではバウンティハンター活動する場合、相手は捕まりたくないので抵抗しますし、場合によっては銃を使います。原則として法律に従うため、生死問わずではなく生かして捕まえなくてはいけませんが、銃社会なので相手も銃を使用してくる事もあるらしく、万が一射殺してしまったとしても即重罪とはならないと思います。
一応の設定として、主人公はバウンティハンター時代において、殺してはいませんが足を撃って逃亡防止はよくやっていた為、命を奪う覚悟は奪われる覚悟と共に持っています。
また、天地無用!魎皇鬼が混ざっていますので、高校は岡山県の高校に設定変更しています。
次回更新は未定ですが、頑張って作成中です。