Fateの世界に転生したがそもそも宇宙が始まっていなかった件   作:いうこにね

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感想でも言ったのですが、
ここからかなりハチャメチャになります。
現代日本で(事案)。


あかいあくま×3

ーーーーーーーーーーー

 

 

冬木市遠坂邸───────

 

 

 

 

遠坂凛は目の前に描かれた召喚魔法陣を

見ながら思案していた。

(やっぱり、引き当てるなら最優のセイバー。

次点でランサーって所かしら?)

そもそも彼女にとって聖杯とは目的の為の

単なる『手段』であって、その本質は

魔術師達の悲願である『根源への到達』を

目標としているため、『聖杯戦争そのもの』

には特に意味は無い。しかし、「常に優雅であれ」

という尊敬する父の言葉の下、彼女は聖杯戦争

にも一切の妥協をするつもりはなかった。

魔術師としての腕前は破格のソレである遠坂凛

だが、聖杯戦争は単にマスターとなる魔術師

の腕だけで勝敗が決まる程、簡単な物ではない。

聖杯によって選ばれた七人の魔術師達が、

各々が、聖杯の魔力を用いて『過去に存在した

古今東西の英雄』を召喚し、最後の一人が勝者

となる。つまり聖杯戦争とは『過去の英雄達を

喚び出して最強の者を決める』という方式とな

る。だからこそ、喚び出す英雄こそが聖杯戦争

で重要となる。その点に於いて、遠坂凛は優位

に立っているとは言い切れない。喚び出す事に

なる英霊「サーヴァント」は各々が自分のクラス

を持っている。『セイバー』『アーチャー』

『ランサー』『アサシン』『ライダー』

『バーサーカー』『キャスター』の七つのクラス

から自分の望むサーヴァントを手に入れるには

そのサーヴァントに所縁のある品を媒体とすれば

良い訳だ。しかし、遠坂凛にはこれがない。

つまり、自身の運と魔術師としての素養で

引き当てなければならないという事である。

召喚の時刻まであと数分、彼女は自分が

幼い時から毎日編んできた宝石を召喚の媒体

とすることにした。

(大丈夫・・・私なら出来る。)

目を瞑り集中力を高める。そして召喚の時刻。

息を深く吸い、悠然と詠唱を始める。

 

 

 

─────素には銀と鉄

 

礎に石と契約の大公

 

祖には我が大師シュバインオーグ

 

 

─────降り立つ風には壁を

 

四方の門は閉じ

 

王冠より出で

 

王国の三叉路は循環せよ

 

 

──────閉じよ(満たせ)

 

閉じよ(満たせ)

 

閉じよ(満たせ)

 

 

閉じよ(満たせ)

 

 

閉じよ(満たせ)

 

 

 

───────繰り返すつどに五度

 

 

ただ満たされる刻を破却する

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

 

「来たか」

白い髪に褐色の肌、赤い外装を纏った青年

が静かに呟く。その顔には『諦め』が浮か

んでいた。青い光が青年の足下から浮かび

出し、どんどん明りの強さを増していく。

その時、二つの焦った声甲高いが青年の耳

に入ってきた。

「もう!!本当にこっちで合ってるの!?」

「あったり前でしょ!!私の『お父さんセン

サー』は超高性能なの!!次元の果てに居て

も一瞬で感知して見せるわ!!」

本来、青年しか居ない筈の空間に二つの美しい

声が響き渡る。青年が目を見開いて驚いて居

ると、女神達は青年のいる方向へ、真っ直ぐ

一直線に凄まじい速さで突っ込んで来る。

青年が慌てて声を掛けるが二人は全く止まろ

うとしない、それどころか目的地が青年の

立っている場所だと分かり、更にスピードを

上げてくる。

 

そして、青年の悲鳴がその空間に反響した。

 

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

─────────告げる(セット)

 

 

 

汝の身は我が元に

 

 

我が命運は汝の剣に

 

 

聖杯の寄るべに従い

 

 

この意この理に従うならば応えよ

 

 

誓いを此処に

 

 

我は常世総ての善と成る者

 

 

我は常世総ての悪を敷く者

 

 

 

────────汝三大の言霊を纏う七天

 

 

抑止の輪よ来たれ

 

 

天秤の守り手よ

 

 

 

膨大な魔力の奔流。それが規則正しく魔法陣

に集められて行く。そして光が召喚の為の部屋

を包み込み・・・

 

 

 

 

 

爆発した。

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

遠坂凛は予想外の爆発に巻き込まれついた

埃を体のあちこちに乗せながら、急いで陥没

してしまった部屋に向かう。

部屋に近づくと二つの甲高い声が聞こえてきた。

(英霊は召喚できたみたいね・・・。

あれ?声が二つ?)

凛は部屋に入って目にしたのは、

爆発の影響でグチャグチャになった部屋と

その中央で瓦礫に埋もれながら文句を言って

いる()()()()()()()二人の美女と

いう光景だった。

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 




召喚回です。1話目と比べれば、
それなりに文章がまともになったと思って
います。

あっ、30000UA有り難う御座います。
感想も頂けると嬉しいです。
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