Fateの世界に転生したがそもそも宇宙が始まっていなかった件   作:いうこにね

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宇宙放浪編
情報層積惑星シェード


ーーーーーーーーー

 

 

果ての宇宙、嘗て空間が炸裂し宇宙ができた瞬間

その(生命)が産まれた。それが産声を上げた

時、周りの惑星はすべて分解され、情報として

その星に吸収された。

 

 

 

 

その後も目覚めては周りの惑星を食い尽く(吸収)

し、果てのその空間からは全てが居なくなった。

大量の情報(食料)を得た星は、意思を持った。

 

 

 

 

 

 

 

 

─────このままでは食料が無くなる。

新たな狩場を見つけなければ。

 

 

 

 

 

 

 

果ての宇宙を離れようと考えた星は自らを

効率化し始めた。形状(フォルム)は小型に

他の惑星を効率的に壊すための機構(手と脚)を、

対象の認識を単純化するための視界()

それらを統合する本体()を造り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

─────状態は良好。

 

 

 

 

 

 

一つの生命として明確な形を取る。

形状の変更を終えた(生物 )は他の銀河に

向け進行を開始する。その時だった、

遥か彼方、凄まじいスピードで此方に進んでく

る存在を認識した。

そのナニかを見て感じたのは《恐怖》。

今まで数える事が億劫になる程の数、

惑星を壊してきた自身ですら、全容が掴めない

程の圧倒的な情報量。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────何だ、この存在(この情報)

 

 

 

 

 

その存在は星を一瞥し、口を開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────ヒロイン、キタコレ!!

 

 

 

 

 

 

 

訳がわからない、それが目の前の存在に対する

感想だった。持っている情報量の莫大さから凄ま

じい力を持っていることは明白だが、

どうやら攻撃はしてこないようだ、

そう考えた星はまず、様子見の攻撃をすることにした。

まず、星は自分の周りの空間を払うように腕を

軽く振るった。それだけで、空気の無い筈の宇宙

に破壊の暴風が吹き荒れ、その風が空間を揺らし

ながら自分の敵を滅ぼそうと迫る。一方の存在は

避けるような素振りも見せず。その手に、純白

の剣を現出させた。その瞬間、星を簡単に滅ぼす

程の破壊の暴風が掻き消される。

 

 

 

 

 

─────いきなり攻撃すんな。

 

 

 

 

その言葉が聞こえた、、、否、聞こえ始めたとき

にはすでに星の身体は吹き飛ばされていた。

今までダメージという概念を知らなかった星は

初めて感じる情報の喪失感に動揺する。

そして自分の中に芽生えた感情に対して生まれて

初めて『驚いた』。

 

 

 

 

─────何故自分はこんなにも()()()のか。

 

 

 

星は思わず口に出していた。

 

 

 

 

─────多分それは『(たの)しい』って事じゃないのか?

 

 

 

 

 

─────(たの)しい?

 

 

 

 

 

─────そうだ。ところで、俺は今から

fate/stay nightを見に行くんだが、一緒に来るか?

 

 

 

星は少し眼を閉じ、黙りこんだ。そして暫しの間

考え込んだ後、目の前の存在を見つめ。

 

 

 

 

 

─────、、、それは『楽しい』のか?

 

 

 

 

 

 

─────勿論、暇にはさせないさ。

 

 

 

 

 

 

─────それなら行く。無限に減らないご飯(情報)

もあるし。

 

 

 

─────ご飯?まあ、いいや。ところで君は何て名前

なんだ?俺はシン、一応人間だ。

 

 

 

 

─────私はシェード《星の破壊者》。

 

 

 

 

 

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