Fateの世界に転生したがそもそも宇宙が始まっていなかった件   作:いうこにね

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英雄達の宴。


説明しろって言ったって・・・

ーーーーーーーーー

 

シンは説明した。それはもう説明した。

宇宙百三十数億年の歴史をちょいちょいっと

説明した。宇宙を始めた事やシェードの事、

先史文明の英雄ユラの話やメソポタミアでの

神々との争いなど色々喋った。

遠坂凛はイシュタルのやらかしたエピソード

を聞いて大笑いしたり、戦慄したりした。

衛宮士郎はユラの英雄譚に興味を持ったよう

だった。

ギルガメッシュはシンと酒を酌み交わし、

クーフーリンはユラと試合をして、全員を

楽しませた。渾身の槍術を意図も簡単に破

られたクーフーリンはちょっと涙目になって

いた。ユラが無窮の武練を評価規格外で持って

いる事が発覚した。セイバーもエクスカリバー

を出して戦ったがユラが強すぎた。

セイバーも涙目になった。

「私は『セイバー』なのに・・・」

項垂れるセイバーを士郎が慰めている。

「セイバー・・・。あの人は何て言うか強すぎ

るんだよ。セイバーが弱い訳じゃないって。」

「シロウ・・・。私に追い打ちを掛けないで頂き

たい・・・。」

更に肩身を縮めるセイバー。心なしか、先程まで

よりも隅っこに寄っている気がする。

「はぁ・・・。」と深い溜息を吐いた士郎は

立ち上がると、厨房に入って行く。

「少し遅いがご飯にしようか。・・・・・あー、

皆さんも食べていきます?」

視線が集中するのを感じた士郎は頭をかいて

答えが分かりきった質問を投げ掛ける。

「頂くわ」「私もー」「私も頂こうかしら」

「俺もいいの?じゃあシェードと桜ちゃん

呼ぼっと」「世話になる・・・」

「我にも用意せよ!!」「すまねえが、俺にも

頼むぜ」

 

何て現金な奴らなんだ、と士郎は思った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

それから数分後、豪勢な料理が衛宮邸の

広間に並んでいた。それらを囲むように

十人の男女がワイワイと騒ぎながら食卓を

賑わせていた。

「・・・スゴく美味しいじゃない!!!」

遠坂凛が驚愕の表情で衛宮士郎を見た。

士郎の料理はかなり本格的で完成度も高い。

その料理に凛だけ出はなく、桜やイシュタル

エレシュキガルも舌鼓を打っていた。

「うまー。士郎マジで料理の神だな。

専業主夫も夢じゃないぞ。」

「悪くはないが・・・雑種、更に精進せよ。」

相も変わらずギルガメッシュとシンは酒盛りを

しているが、シンは未成年である。

そもそも、神代の酒など唯の人間では、一口

で最悪死に至る程の逸品である。

それを飲んでケロッっとしているこのシンと

いう男はやはり普通ではないのだろう。

なにしろ歴史的な年齢で言えばこの場に居る

中では最も高く、宇宙よりも年上という、

スケールの大きい存在なのである。

ユラとクーフーリンはまだ槍で遊んでいた。

クーフーリンは自分の力で全く敵わないユラ

と出会って戦闘狂の血がざわめいたのか、

愉しそうに槍で打ち合っていた。

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

第一回聖杯どうする会議、開幕───────

 

 

衛宮・セイバー陣営

 

遠坂・イシュタル・エレシュキガル陣営

 

言峰・ギルガメッシュ陣営

 

間桐・ライダー陣営

 

イリヤ・ばーさーかー陣営

 

シン・ユラ・シェード陣営

 

狗(いぬ)陣営

 

宗一郎・メディア陣営

 

 

以上の八つの陣営が揃い踏みした。

『聖杯どうする会議』がついに始動する。

 

 

シン「じゃあ、俺から話すわ。

まず、俺はエクストラクラス《守護者》

のサーヴァント、ユラのマスター、シンだ。

俺からの提案は一つ。『全員が受肉する』

事で全て解決するんじゃないかと思う。

因みに俺が受肉させる方法を持っている

、ということだけ知っておいてくれ」

 

 

メディア「質問良いかしら?貴方の言う方法って

いうのは、聖杯を使う必要の無い方法

、という事でいいの?」

 

 

シン「ああ、根拠を今出すことは出来んが

俺は魔術師では無く、『魔法使い』だ。

魔法を使えば受肉など容易い事だ 」

 

 

シンの言葉に衛宮邸でのやり取りを聞いて

いない、宗一郎やメディア、言峰が驚愕に目

を見開いた。

 

 

凛「私は構わないわ。イシュタル達も良い

って言ってるし、シン!ちゃんと『約束』

守りなさいよ!!」

 

※魔法を教えるという約束です。

 

 

セイバー「・・・確かに受肉出来れば今の世界

で楽しんで生きられるかもしれません。

しかし・・私は・・・・ 」

 

 

セイバーが俯き加減にそう発言する。

そのセイバーに士郎が優しく声を掛ける。

 

 

衛宮「セイバー・・・。さっき話しただろう?

セイバーの願いは良く分かる。

過ちを修正したいと言うのは誰もが考える

物だ。でもセイバーの選択が、内政が、

一から十まで間違いだったと言えるか?

言えないだろ 。どんな結果になる可能性も

あった筈だ。・・・過去を変えるのは、

セイバーと共に生きた人達も無かった事に

してしまう。大丈夫。セイバーの選択が

間違いだなんて俺は思わないよ。」

 

 

セイバー「シロウ・・・」

 

 

セイバーが士郎に熱っぽい視線を向ける。

心無しか、セイバーの顔が赤い。

 

 

シン(デきてんのかな、士郎たち?)

 

 

凛が咳払いした事で、士郎とセイバーが慌てて

そっぽを向く。

 

 

イリヤ「私もいいよー!!あとシンさん。

魔法使いなら私にも魔法使ってよー。

魔法なら器の変更も簡単でしょ?」

 

 

シン「ああ、出来るよ」

 

 

イリヤは満足そうに頷いて、発言を終えた。

そこでギルガメッシュが発言し始めた。

 

 

ギル「シンよ。聖杯の事はお前に任す。

それよりは我の友を召喚できないか?

エルキドゥがいれば我は其れで構わん」

 

 

シン「分かった。ギルガメッシュはエルキドゥ

の召喚が望みだな 。イシュタルとエレシュ

キガルは受肉で良いか?」

 

 

イシュ・エレ「「勿論!!」」

 

 

シン「他に望みが有るものは居るか?

居ないのならば、聖杯戦争は俺が聖杯を

破壊する事で終結させることとしよう。」

 

 

全員「意義なーし!!!」

 

 

 

『聖杯どうする会議』終結───────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狗「あの・・・俺は?」

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回で終わらせる。と思います。
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