Fateの世界に転生したがそもそも宇宙が始まっていなかった件 作:いうこにね
あっ、作者か。
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ジリ貧だ。このままでは負けてしまう、
何てことはないのだが疲れてきた。
どうやったら倒せるかな?無理かな?
もう倒すことを諦めようとしたとき、
シェードからお声がかかった。
「コイツらはこのデカブツが作り出した
人形のようなもの。倒しても意味はない。
此処の核を壊すべき。」
なん・・だと!?いつの間にそんな観察力を!
俺が現代の大半の若者よろしく、
すぐに諦めようとしていたときにもう
次の打開策を探していただと!?
まずいな、これではどっちが主人公なのか
分からなくなってしまう。
此処はボスを一撃で倒し、最強系主人公たる
俺の威厳を取り戻さねば。
「シェード!どこに核があるのか教えて
くれ!」
「あっちの方。」
俺はシェードが指差した方向へ全力で走った。
目的の場所にはすぐに着いた。
俺の眼前に現れたのは何か赤黒くて、
ドクンドクン脈動している物体だった。
臓器系NGの俺には悪夢のような存在だ。
見て数秒で完全に破壊しようと心に決めた
俺は終焉剣を取り出した。無駄に格好良すぎ
る剣を出した瞬間、空間が耳を馬鹿にしている
ような悲鳴をあげる。
そのとき俺の頭の中で映像が流れ出した。
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遥か未来。この星の最後。
ここから遠く離れた場所、星同士の合体で
出来て赤く染まっていた一つの星。
そしてようやく熱が冷めて来たとき、
果てより飛来したこの星が衝突した。
それにより、本来何も無かった筈の星に
生命の素がばらまかれ、黒き星の莫大な
エネルギーを取り入れた星は後に青く
美しい星となった。
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「今のは・・・。」
「綺麗な星・・・。」
「うぉ!どんだけ俺の後ろを取るんだよ。」
またシェードに後ろを取られた。
まあいい。今の映像は恐らく《宇宙の記憶》。
普通記憶といえばどんどん蓄積され
ていく物だと思うが。この《宇宙の記憶》
は未来の可能性を拾い上げ、更新されていく。
それを知覚出来るのは極々限られた存在。
まず俺、あとはシェードのように大きな力を
持った星。又は、星の化身のみ。
成る程、俺の心理の眼マジ有能。
つまり、この星のおかげで地球に生命が
産まれた訳か。えっ、なんか嫌。
さっきの風景ではこの星、地球と同じくらいの
大きさだった。今の状態だとでかすぎないか?
この大きさのままだと、太陽系ごと吹き飛び
そうだ。そういえば、心理の眼によると
《宇宙の記憶》は可能性のなかでほぼ確定
したものを更新するらしい。
つまり、俺が終焉剣を出したときにそれが
確定したと言うことだ。
「つまり、俺が地球位の大きさに削り取れ
ば良い訳だ。」
ギクッ!!そんな効果音が聞こえた気がする。
削り取ると言っても、流石にこのまま
終焉剣を振ればどんなにに手加減しても
三日月みたいになってしまうのは予測で
きる。そこでコレ!全能界権プロトを
使うのだ。この宝具の座標設定を使えば
終焉剣のエネルギーを指定した座標のみ
に発生させることが出来る。
「《座標指定》吹き飛ばせ終焉剣。」
終わりの一撃を受けた星は、一瞬で小さくなった。
全てを終わりに返す一撃で、この馬鹿でかい
星も可愛く、、、は無いな。まあ、これ
くらいなら大丈夫だろう。
今回は主人公っぽい事をしたんじゃないか。
これなら、完全に俺が主人公と言える
だろう。あれ?主人公ってなんだっけ?
あといちいち終焉剣、って言うのだるい
し、これは名前を考えるしかないな。
格好良い名前を無いかなー。
じゃあ、《終焉剣オメガ》とかでいいかな。
ちょっと安易過ぎるか。てか、終わりって
オメガだったっけ?アルファはどっちだ?
ヤバい分かんない。どうし・・・
とりあえず全起剣がアルファ。
終焉剣がオメガとしときます。
書いていて恥ずかしくなったので。
次からは名前で表記します。