未完:エボルトの力を貰って転生したから暗躍する(仮題) 作:通りすがりの錬金術師
(なのはside)
フェイトちゃんたちと別れて数ヶ月、この間にスタークは一切襲って来なかった。
だけど私は今、謎の小さい赤い魔導師に襲われている。
いきなり結界に取り込まれて、不意討ちしてきたけど、なんとか防御魔法を展開して助かった。
「ちっ、この!」
「あなたは何者!?なんで私を狙うの!?」
もしかしてスタークの新しい仲間!?
「はっ!誰が答えるかよ!いいからさっさとやられろ!」
槌型のデバイスを振り回してくるので距離を取ってシューターで迎撃する。
最初は私の優勢だったけど、シューターがあの子の帽子に当たって壊れると、急に怒りだして
「アイゼン!カートリッジロード!」
その言葉と共にデバイスから薬莢が排出されて魔力が高まる。
そして変形して殴りかかってくる。
凄いスピードだったので避けれず、咄嗟に防御魔法でガードしたけど簡単に砕かれて、壁に叩きつけられた。
バリアジャケットとレイジングハートも大きなダメージを受けてしまっている。
「ふん、大人しくしてりゃ痛い目みないですんだんだよ」
何されるかわかんないけど、絶対に負けられない。
だから私はフルボトルを取り出して振る。
「あ?なんだお前、そんなおもちゃなんか振って
ふざけてるのか?」
おもちゃって……確かに見た目おもちゃっぽいけど。
これ知らないならスタークの仲間じゃないみたいだね。
「それはどうだろうね、だけど私はまだ負けてないよ」
「はっ!そんな状態で何ができる!」
そう言って油断してるところに、小さなシューターをいくつか作り、あの子の周りを走りながら撃つ。
「こんなもの……何!?」
防御魔法で防いでくるけど、貫通してダメージを与える。やっぱりフルボトルって凄い。
「ちっ、もういい、これで仕留めてやる!」
あの子はシューターの途切れたところを狙って突っ込んできた。やっぱり自力で撃つのは難しい。そしてこれは避けれないと思い、目を瞑って覚悟した。
だけど痛みは来なくて、代わりに聞こえたのはデバイス同士のぶつかる音。
目を開けると、そこにはフェイトちゃんが。
「なんだ、お前
そいつの仲間か?」
「友達だ」
そう言ってフェイトちゃんはあの子と戦い始めた。
さらにはユーノ君と衛宮君、胡桃ちゃんが来た。
「なのは!大丈夫だった!?」
「すまない、遅れた……」
「ごめんなさい……結界に邪魔されてなかなか来れなかったわ」
よかった、みんな来てくれたの。
「とりあえずなのはは休んでてくれ
俺は行ってくる」
「私はなのはの治癒をするわ」
「僕も手伝うよ」
そしてフェイトちゃんと衛宮君vs謎の魔導師が始まった。
……しばらくして
「ひとまず、やれるとこまで治したわ」
「後はアースラのクロノたちが来てくれるといいんだけど……」
「結界をなんとかしないと無理よね」
『マスター』
「レイジングハート!大丈夫なの?」
『こちらは大丈夫です
マスター、ブレイカーを撃って下さい』
「えっ!?」
「ちょっと、それは無茶じゃない!?」
『やれます、マスター』
「……わかった!」
「なのは!?」
「レイジングハート、カウントお願い!」
『カウント10、9………』
そのままカウントしていき、3 まで来たところで、いきなり私の胸から手が生えてきて、何かを掴んだ。
そこから魔力を吸いとられてる感じはするけど、ここまで来たならあとは撃つだけ!
『……1、starlight breaker』
「スターライト・ブレイカー!」
私の放った砲撃が結界を破り………アースラから来た人たちに無事回収された。
(香帆side)
A'sの始まる詳しい時期が12月としかわからない為、訓練したり、色々と作ったりして過ごしていた。
さて、ではそろそろ晩ご飯ですね。何かありますかね?
もやし、冷やご飯、キャベツ、玉ねぎ………
……ふむ、肉でも買いに行きますか。
で、外に出たのはいいんですけど、なにやら結界に取り込まれてしまいました………これって、もしかしなくてもあれです?ヴォルケンリッターの。
でも魔力は変身魔法が使える程度だけ残して封印してるんですけど………まさかそれを感知されちゃいました?
「ふむ、結界内にいるということは魔導師か」
声がしたのでそっちを見ると、そこには剣を持った女性が。シグナムさんですね、はい。
「そこまで魔力は感じられんが、少しでも多く必要なのでな
嵬収させてもらう」
あれー、どうしよう(汗)
隙を見て逃げるしかないですよね。
ここでブラッドスタークに蒸血なんてしたら、彼女らが管理局についた時にバレてしまいますからね。
とにかく、
「ベルナージュ、セットアップ」
その場でこっそり封印を解いてバリアジャケットを展開します。
そしてベル(大剣形態)を構える。
「ほう、お前剣士か」
「見た目はね、生憎ほとんど使ったことないから、まともには戦えないと思うよ」
……魔導師としては私、初戦闘なので勝てる気がしません。
「では、行くぞ!」
シグナムは手に持ったデバイスで斬りかかってくる。
それをベルで受け止めるが、腕力の差か止めきれず吹き飛ばされた。
やられっぱなしは嫌なので、大砲形態に変形させ引き金を引く。
「ふん!」
が、それもデバイスの一振りで切り裂かれる。
今の私じゃ、やっぱり相手になりませんね………
「その程度か?なら、終わらさせてもらおう」
やられるわけにはいきません。仕方なくフルボトルを使うことに。
(《ラビット!パンダ!》)
(《ジャストマッチでーす!》)
(《ジャストマッチブレイク!》)
撃ち込み直撃するが、少し後ろに押し込んだだけで大したダメージになってません。
「管理局の雑魚とは少し違うようだな」
「それは光栄ですね……今のも効かないとなると、全力でいきますよ!」
(《ラビット!パンダ!タカ!》)
(《ミラクルマッチでーす!》)
ベルの前に出た魔方陣に大型のエネルギーがチャージされる。
「ほう、正面から来るか」
「ええ、これでも届かない可能性は高いですけど、やらないよりはましです!」
「いいだろう、受けて立つ!
レヴァンティン!カートリッジロード!」
そしてお互い構え……
「紫電一閃!」
「いっけぇ!」
(《ミラクルマッチブレイク!》)
互いに放つ。
それはほんの一瞬だけ拮抗したけど、すぐに破られて私は切られ倒れる。
スタークなら互角には戦えるはずなんですけどね。
「ガハッ……」
「最後のは少し良かったぞ、我らにはまだまだ及ばんがな
では、すまないが魔力を……ッ!」
嵬収されそうになったところで、少し離れたビルから桃色の砲撃が天に向けて発射され、結界が破られる。
あー、今日ですか、A'sの始まりは。
「結界が破られたか、管理局の者も来たようだし仕方ない
撤退させてもらおう」
助かりましたか………だけど一難去ってまた一難、と
「すまない、時空管理局の者だ
さっきまでの戦闘について少し話を聞かせてもらえないだろうか」
上手く切り抜けてやりましょう!
……その前にけっこう痛いので治癒魔法お願いしてもいいよね?
戦闘は割と早送りですませた、仕方ないよね苦手なんだもの
魔導師としての主人公は(メインキャラと比べると)弱いです
魔導師ランクとしてはCからBの最低辺
これも全てエボルトってやつのせいなんだ………
なお、設定上の魔導師ランクは
衛宮君→A
胡桃ちゃん→AA
です。
後、スタークでシグナムと互角だと言ってるのは、こちらの方がスペックは上だけど戦闘経験少ない、あちらは戦闘経験が莫大である
ということから、こうしました
え?管理局の人たち?ヴォルケンリッターにやられまくってたよね