未完:エボルトの力を貰って転生したから暗躍する(仮題) 作:通りすがりの錬金術師
(香帆side)
12月20日
私は今、ミッドチルダに来ている。もちろん管理局には無断でだ。
目的はとあるマッドサイエンティストとの会談。以前から様々な次元世界で探していたのだが、ついこないだ見つけ会談の約束を取り付けた。私の使ってるシステムについて知りたいか、と問いかけると簡単に釣れた。
既にお分かりだろうけど、相手は
スタークの姿で約束の場所、ミッド郊外の廃墟にて彼を待っている。しばらくすると約束通り彼は来た。
「待たせたかね?」
【いいや、全くだ】
「そうかい、早速だが本題に入ろう」
【ああ】
「確認だが、君の使ってるシステムの解析をさせて貰える代わりに、私と協定を結びたい
主題はそれでいいのかな?」
【勿論だ】
協定の簡単な内容としては、私はスカリエッティに協力する。ただしある程度は好きにやらしてもらう。勿論スカリエッティに害のない程度にね。
代わりに技術面で色々とサポートしてもらう。
「確かに君の使うものは初めて見るからね
それを解析出来るなんて、とてもわくわくするよ!」
【なら契約成立でいいのか?】
「勿論だとも!」
その言葉を聞いた私は変身を解く。
どこも変えていない、素の姿に。
「おや?それが君の素顔かい?」
「ええ、そうよ
6年くらいしたらミッドに越してくるからよろしくね」
「ああ、こちらこそ」
私たちは握手をかわす。
そしてスカリエッティのアジトへ共に転移する。
そこでトランスチームガンと適当なフルボトルを1つ渡す。
「それじゃあ一先ず私は帰るわね
闇の書事件のこともあるからね」
「おや、君のメインウェポンはこれじゃないのかい?」
「ちゃんと持ってるわよ、それは貴方に渡す用に作ったものだから
原理は貴方で調べてね、私は何故か作れるだけで詳しい原理は知らないから」
そういってトランスチームガンを見せる。
「ほう?君の頭の方も少し調べてみたいね
どうだい、少し解剖をさせてくれないかね」
「やろうとしたらぶち殺すわよ」
「………冗談だ」
「全く………」
「ちなみに今回はどんな感じに活動するのだい?
君は管理局に協力しながらも敵なのだろう?」
それを聞いた私は銀色のフルボトルを取り出しトランスチームガンにセットする。
《フルボトル!》
「こうするのよ」
《スチームアタック!ミラー!》
排出された煙が私を包み、晴れると私と鏡写しになった私の2人がいた。セットしたのはミラーフルボトル、そのスチームアタックの効果は煙に包まれた対象を複製するだけ。(鏡写しなので利き手やらが色々と逆になる)ちなみに複製元が生物なら動かすことも可能だが喋れない。
だけど、そこにデバイスであるベルナージュを接続して複製の制御を任せた。結果、喋れて動く人形の完成。
人格はベルナージュだが、そこは流石私の相棒。しっかり私と同じ声で私と同じように喋ってくれる。
後はスタークになる私が別人――石動惣一でいいか――の姿に擬態するだけ。
これなら敵としても管理局側としても活動できるし、よほど勘のいいやつじゃないとバレないでしょ。
強い攻撃とか受けるとすぐ壊れるから事件当日は……アリサやすずかたちの近くに配置かな?原作通りなら巻き込まれる、もし違ってもアリバイが出来るしね。
「ふむ、対象の複製か……強度とかはどうなってるのかな……」
複製に夢中になっているジェイルには悪いが、複製を消してそのまま地球の自宅に戻る。その時にがっかりするような雰囲気のジェイルが見えたが無視した。
イレギュラーによる闇の書の強化とかあって、なのはたちじゃ倒せないとかなったら代わりに出られるようにエボルドライバーの確認もしっかりとする。
そういえば、闇の書の主である八神はやてには接触してないね……まあ、いいか。たぶん事件終わったら関わるでしょ、なのはやフェイトを通じて。
さて、それじゃあ料理の練習や経営について勉強しようか。コーヒーの味の改善は諦めた。
経営の勉強しようとして思った、ミッドと地球で方法とか違う可能性が高いことに。今度アースラの人から貰うか。最悪ジェイルでもいいけど。
そして来たる12月24日。
闇の書覚醒の日だ。
ミラーフルボトル
本作オリジナルボトルの1つ、以上