未完:エボルトの力を貰って転生したから暗躍する(仮題) 作:通りすがりの錬金術師
(香帆side)
さて、防衛プログラムの成分が入ったボトル……これが取れたならスカリエッティに頼んで
管理局の闇も潰せる/全てを破壊できる
からね。………なんか少しおかしかったような。
まあ、気のせいでしょ。
あー、そういえばリインフォース・アインスはどうしようかな。エボルトの力使えばたぶん助けられるとは思うけど………仲間なら間に合ってるしいいか。敵に塩を送るばかりじゃただのいいやつになるし。
ああ、そろそろアリシアにもスクラッシュドライバーとか与えた方がいいかな?なのはやフェイトは強くなってきてるし、トランスチームシステムで守護騎士にも勝てるかはわからないのよね……
ラビット……ビルドはフェイト、ドラゴン……クローズがなのは、ローグがアリシア、エボルが私。グリスどうしようか……いなくてもいいけどいた方が盛り上がりそうなのよね。とりあえずグリスは保留。いいやつがいたらネビュラガス撃ち込んで、渡せばいいだけだし。
さて、それじゃあ早速ビルドドライバーにスクラッシュドライバーを作ってスカリエッティのところに………
ピルルルル………
ん?こんなときに電話か、空気呼んで欲しいなぁ。
誰からだ?……なのはか。あれ、連絡先渡してたっけ?
「はい、もしもし?」
『あ、香帆ちゃん!?急いでこっちに来て!』
「はい?いきなり何よ、今忙しいんだけど?」
どうせ、リインフォース・アインスのことでしょうね。
『えーと、リインフォースさんが大変なの!だからお願い!』ピッ,プープープー
ええ……切られたし。一方的に伝えて切ってったよ………
あー、でもいかなきゃなんないんだろうな……仕方ない。
そんなわけでトランスチームガンの霧ワープでなのはたちのいるビルの近くにこっそり転移。そこからゆっくり歩いてビルに入り、なのはたちを探す。
原作通りなら屋上にいるはずなので一先ずそこを目指す。で、案の定はやてを除いたみんな揃っていた。
「あ!香帆ちゃん!」
「はいはい、なんなのいったい
リインフォースさんが大変だってしか聞いてないけど」
「そのね?………」
纏めると、防衛プログラムがなくなったけどしばらくしたらまた復活する。だから自分を消して欲しい。ってこと。
私は何もしないけど、とりあえず転生者二人に聞いてみる。
(で?あんたたちはリインフォースに何かするの?)
(私は戦闘とかしか無理だし、ルーン魔術でもたぶん助けられないかな)
(ルールブレイカーで何とか出来ないかと思っている)
(それって確か全ての魔法を破戒するやつでしょ?下手すればリインフォースまで消えないかしら?)
(あ………)
(仮に消えなくてもリインフォースさんが魔法一切使えなくなるかもね……)
というわけで衛宮の案もボツ。助かる可能性もなくはないけど同じくらい消える可能性もある。
まあ、そのまま消滅させるくらいならやってもいいとは思うけど。
そしてその時が来た。
「すまないがそろそろお別れだ
主はやてにもよろしく頼む」
そう言ってリインフォースは魔法を起動………
「ちょっと待ったー!!!」
する直前にはやてが来た。
「主はやて………」
「あかん、あかんで!リインフォース!
せっかく一緒におれるようになったのに消えるなんて!」
「申し訳ありません、ですがもうこれしかないのです
主はやてを闇の書の呪縛から解き放つには……」
「そんな………」
「それでは、さようなら
主はやて、そしてその友人たちよ」
今度こそリインフォースは魔法を起動させ、そのまま消えていった。
「リインフォースーー!!!!」
「はやてちゃん……リインフォースさん……」
「はやて……リインフォース……」
はやては泣き叫び、なのはとフェイトは名前を呟き涙を流す。
私はそこまで関わってないのに呼ばれた意味が正直わからないので、とりあえずメッセージを送ってからこっそり帰った。そして元々の予定通り、ビルドドライバーとスクラッシュドライバーの作成に手を着けた。
アリシアには既にあのボトルを渡してスカリエッティのところに行ってもらっている。ついでに戦闘機人と一緒に訓練でもしとけばいい、とも言って。
確かなのはが一度撃墜されるのは二年後だったかな。クローズドラゴンもあるしガジェットにやられるとは思えないし、そこはなんとかしないといけないか……
まあ、上手くいけば
とにかく楽しみだ。フッハッハッハッハ!
……なんかまた少しおかしくなってた。んー、気のせいよね?
オリ主は、なのはたちの味方だとなんかつまらない→なら敵になろう→ついでに管理局の闇も消しとこう
という感じです。