未完:エボルトの力を貰って転生したから暗躍する(仮題)   作:通りすがりの錬金術師

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更新遅くなってすいません……来週から学校始まるのでたぶん次以降の更新も遅くなります。


今回の話は前回で香帆が地球にスクラッシュドライバーとかを持っていってから、カズミが変身とかする前の話です。次回からstrikersに入る予定ですので……


空白期の8

空港火災から半年近くが経ったとある日。

香帆が地球に持っていき、月村・バニングス両家の元で解析等を行っていたスクラッシュドライバーとロボットスクラッシュゼリーの詳細が分かったとの連絡が入り、なのはたち、対ファウストチーム一行は休暇を使い地球へと向かった。

 

 

 

――――――――――――――――――――――

(なのはside)

 

 

「さて、それじゃあ説明を始めるわよ」

 

すずかちゃん家に集まった私たちの前に忍さんが立ち、画像をモニターに出して話し始めた。

 

「まずはこのロボットスクラッシュゼリーね。

ロボットスクラッシュゼリーはロボットフルボトルの成分を濃縮、ゲル状にして封入されていて、そのせいか秘められたエネルギーはフルボトルよりも大きいみたいなのよ。

 

そして、それを使うためのものがこっちのスクラッシュドライバーね。

………私的にはこれは使うのを余りオススメしないわ」

 

え?なんで?

 

「理由としてはいくつかあるわ

まず、変身の段階で普通の人間じゃ耐えられないほどの負荷がかかること。仮に耐えれて変身してもまともに動けないでしょうね。それこそその場で消滅してもおかしくないわ」

 

なるほど。……って、あれ?そういえば、

 

「あの~、以前アリシアちゃんがそれ使って変身して戦ってたんですけど。それだと説明がつかないと思います」

 

「ああ、紫野郎が使ってたし、俺も実験させられたが耐えられないほどじゃなかったぜ?」

 

私とカズミくんの疑問を聞いて忍さんは……

 

「ええ、そこで重要だと思われるのが、ネビュラガスというものよ。フェイトちゃんが昔スタークに吹き付けられたもの、ネビュラガスって言ってたわよね?それがなのはちゃんと、話を聞く限りカズミくんにも入れられてると思うの」

 

そこから忍さんの私見や推測を含む解説が長く続いたので纏めると。

 

 

・ハザードレベル=ネビュラガスとの適合率。

・これまでのデータより、ハザードレベルが上昇するほど、戦闘能力を始めとする様々な身体能力が上昇する。なお、ハザードレベルに関してはスターク(エボルト)が数値を言っただけなのであくまでも推測の域を出ない。

・よってスクラッシュドライバー等のライダーシステムを使用するには高いハザードレベルが必要だと思われる。現に、クローズドラゴンやビルドドライバーは使用するのに3.0以上のハザードレベルを要求されている。

 

 

「なるほどな………どうやったらそのハザードレベルってのは上がるんだ?」

 

「あ、それなら戦闘することで上がったから訓練とかでも上がるんじゃないかな?体を鍛えるのと同じ要領で上がると思うよ」

 

カズミくんの質問に私が答える。まあ、あくまで予想なんだけど。

 

「でもそのネビュラガスって謎だよね。エボルトは人の潜在能力を引き出すものって言ってたけど……どこまで本当なのかな?」

 

「そうね……さっきも言った通り、データからはその通りだと推測出来なくはないんだけどハッキリと言い切ることは出来ないのよね……

 

例えば、なのはちゃん撃墜事件。あの時負った怪我だと本来は生きてること自体が奇跡よ。それに魔法を使うのに必要なリンカーコアも大きなダメージを受けていて、復帰の見込みはほぼなかった。それなのに、なのはちゃんは無事に目覚めるどころか今のように後遺症も全くなく普通に生活している。なのはちゃんがリハビリを頑張った結果とも言えなくはないからネビュラガスとの関連づけるには少し微妙なのよね」

 

「うーん、よくわからないね。それにしてもなんでエボルトは敵に塩を送るようなことをしたんだろう?」

 

フェイトのその言葉にみんなが考え込む。

 

「考えても分からねぇなら後回しにしようぜ。それよりもスクラッシュドライバーをオススメしない理由。他にもあるんだろ?」

 

「え、ええ。そうね。

これも解析の結果分かったことなんだけど、スクラッシュドライバーにはアドレナリンを強制的に分泌させるようなシステムが組み込まれているの。つまりは擬似的に興奮状態にさせて戦いを促す……っていう感じかしら。最悪暴走しかねないわ」

 

「……俺はそれを使わせてもらうぜ。それを使えばあいつらに勝てるんだろ?」

 

「勝てるかどうかは言い切れないけど同じステージには立てるんじゃないかしら」

 

 

 

その後もしばらく話し合いが続き、カズミくんがスクラッシュドライバーを使うことに。さらにはロボットスクラッシュゼリーを元に他のも濃縮出来ないか調べてみたところ、私のドラゴンフルボトルが対応していることがわかった。だから一旦預けて作ってもらうことにした。幸いにもスクラッシュドライバーは二つあるし、もしもの時の切り札として持つことにした。

 

その間に私たちは息抜きとして、翠屋に行くことに。

 

そこで香帆ちゃんの従妹だという亜里沙ちゃんと会った。……着ていた服が白地にI am 姉妹LOVE(シスコン)とデカデカとプリントされていたダサい服だったけど。

一緒に来ていた香帆ちゃんは少し顔をひきつらせていた。うん、あんな服を着ているのが親類だってのはちょっとね……私もお姉ちゃんとかがそんな服着てたらと思うと……ね。

あと、フェイトちゃんがその亜里沙ちゃんにどこか懐かしさを感じたって言ってたけどどういうことだろう?本人もなんでか分からないって言ってたし。

 

その後、製造されたドラゴンスクラッシュゼリーとスクラッシュドライバーを受け取って解散となった。

 

さて、ミッドに戻ったらカズミくんを鍛えないとね。私たちも特訓しなきゃならないし、仕事もあるしで大変だけどなんとかしなきゃ。エボルトたちに勝つには少しくらい無茶しないとダメだよね?

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