ーーー依頼主の家の前ーーー
ピンポーン シーン
立香「?」ガチャッ
立香「開けっ放しなんて物騒だなぁ。あのー!グレモリー様の使いの悪魔ですけどー!依頼者の方はー!」スッ
立香「?!」(なんか、今…嫌な感じが…)
立香「いらっしゃいますかぁ?」
シーン
立香「…」
〜〜〜オカルト研究部 部室〜〜〜
リア「子猫の召喚がまた重なってしまったの。今夜一件お願い出来ないかしら?」
立香「はい、部長…」
リア「今度こそ必ず契約をとってくるのよ。私の期待を裏切らないで」
立香「っは、はい…」
〜〜〜〜〜〜
立香(このまま帰ったら、いよいよ部長に合わせる顔がないし…よしっ!)ガチャン
立香「お邪魔しますよー!」スタ スタ スタ
立香「!雰囲気作っちゃって!…すいませーん“ピチャッ”ぅわ!何か溢れて…」スッ グチャッ
立香(これって血?じゃあ……)
立香「うわぁ?!っ?!うっ!何これ?!」
フリ「悪い人はお仕置きよ。って聖なるお方の言葉を借りてみましたぁぁ!」んべぇ
立香「?!」
フリ「んふふふ♪これはこれは、悪魔さんではあ〜りませんか♪俺の名前はフリード・セルゼン。とある悪魔祓い組織に所属している少年神父でござんす♪」
立香「し、神父?!」
フリ「まぁ、悪魔みたいなクソじゃないのは確かですが…」
立香「っ!お前がやったのか?!」
フリ「悪魔に頼るなんてのは、人として終わってしまう…エンドですよ!エンッド!!だぁから殺してあげたんですぅ♪クソ悪魔とクソ悪魔に魅入られたクソ以下を退治するのが…俺様のお仕事なんで…!」ジャキッ ブイーン
立香「銃に光の剣…?!」
フリ「今からお前のハートにこの刃をおっ立てて、この雷銃でお前の御魂に必殺必中フォーリンッラブッ♪!しちゃいますっ!!」ブォンッ
立香「くっ」スッ
フリ「バキュンッ♪!」バンッ
立香「ぐぁ!ぐっ」(足が!)
フリ「エクソシト金製祓魔弾。お味はいかがっすかぁ〜?」
立香「くぅ…このぉー!!」\\ピカァァァ// ガキンッ
フリ「うお♪まさに悪魔!その方がこっちも悪魔祓いの気分が出ますなぁ〜♪」
立香「ぅおーー!!」
フリ「…」スッ ザシュッ
立香「ぐぁ!!」バタンッ(背中まで…!)
フリ「おやおや見掛け倒しっすかぁ?というのが一番ムカつくザンスッ♪!」
シア「キャーー!」
立・フ「?!」
立香「!」
フリ「おんや〜?助手のアーシアちゃん♪」
シア「あ、あ…あ…」
フリ「結界は張り終わったのかな?」
シア「こっこれは?」
フリ「そぉかそっか♪君はビギナーでしたなぁ♪これが俺らの仕事。悪魔に魅入られたダメ人間をこうして始末するんす」
シア「そんなっ!…あ!リツカさん…!」
立香「アーシア…」
フリ「何々??君達お知り合い?」
シア「どうしてあなたが?」
立香「っ…ごめん…私、悪魔なんだ…」
シア「悪魔?リツカさんが?」
立香「騙してたんじゃない!だから…君とはもう二度と会わない方がいいって決めてたのに…!」
シア「そんな…!」うるっ
フリ「残念だけど、アーシアちゃん♪悪魔と人間は相容れましぇ〜ん♪ましてやボクたち堕天使様のご加護ナシでは生きてはいけぬ半端モノですからなぁ〜」
立香「堕天使?」
フリ「さて、チョチョイとお仕事完了させましょうかねぇ〜♪」ジャキッ
立香「っ!」
フリ「覚悟はOK?なくても行きますっ♪!」
シア「ダメ!」タッタッタッタッ バッ
立香「!」
フリ「?」
立香「アーシア…!」
フリ「オイオイ、マジですかっ!」
シア「フリード神父様お願いです!この方を、お許し下さい…!どうかお見逃しを!」
フリ「きぃみぃ、自分が何をしてるか分かってるのかなぁ?」
シア「たとえ悪魔だとしても、リツカさんは良い人ですっ!それに、こんな事!主がお許しになる筈がありません…!」
フリ「はぁ〜?!バカこいてんじゃねぇよ!」ヒュンッ ビリッ
シア「っ!キャー!!」バッ
立香「アーシア!っぐ!」ドサッ(アーシアの服が…!クソッ私はただ見てる事しか出来ないの?!)
フリ「このっクソアマが!マジで頭にウジ湧いてんじゃねぇのかぁ?」グイッ
シア「あっ!」
フリ「あぁん?!」
立香「アーシア!」
フリ「堕天使の姐さんに傷をつけないよう念を押されてるけど…これはちょっとお仕置きが必要だなぁっ!!!」ドン グサッ
シア「キャァ!」
立香「アーシア!ぐっ」バタンッ
フリ「っふぅ」もみっ もにゅんっ
シア「キャッ!」
フリ「穢れなきシスターが神父に思いっきり穢されるってさぁ、ちょっと良くな〜い?」
シア「イヤァーー!」
立香「やめろ!!」
フリ「おぉっと、お客さん♪ただ見はご遠慮願いますよっ♪」
立香「アーシアを…!放せ!!」スクッ
フリ「ヒュー。マジマジ?」スッ
シア「!」バタンッ
フリ「俺と戦うの♪?苦しんで死んじゃうよ♪?」
シア「リツカさんダメですっ!」
立香(勝ち目はない…多分、死んじゃうかもしんないけど、私を庇ってくれたアーシアの前で逃げるのも…ない)
立香「でしょぉぉぉぉー!!!」ドカッ
フリ「グフッ!」ズサァッ
フリ「あぁーペッ。はぁ、面白いねぇ。どこまで肉を細切れにできるか…世界記録に挑戦しましょうかぁ?…でぃやぁーー!!」
立香「くっ」
シア「イヤーー!!」
フリ「ギャッハッハッハッハッ♪」
\\ピカァァァ//
立香「魔法陣?!…木場!」
祐斗「兵藤さん!助けに来たよ♪!」
朱乃「あ〜らあら、これは大変ですわね」
子猫「エクソシト…」
立香「みんな…!」
フリ「イヤッフォー♪!悪魔の団体さんのご到着ぅ♪」
祐斗「悪いね。彼女は僕らの仲間なんだ。返してくれるかな?」
フリ「はぁ?テメェらクソムシお狩ることが俺の生き甲斐だっ!黙って俺に殺されりゃいいんだよ♪」
朱乃「悪魔だって相手を選びますわ…」
フリ「いいよ♪いいよ♪その熱視線!あぁ、これは恋?それとも殺意?んひひひひ♪殺意は向けるのも向けられるのもたまらないねぇ♪///」
リア「なら消し飛ぶがいいわ」ヒュンッ バチバチッ
フリ「?!」ドォンッ
リア「私の可愛い下僕…可愛がってくれたみたいね?」
立香「部長…!」
フリ「おぉ!こりゃまた真打登場?!はぁい!はぁい!可愛がってあげましたがそれがナニか?」
リア「大丈夫?リツカ?」
立香「すみません…叱られたばっかなのに…私、またこんな事を…!」
クイッ
立香「!」
リア「こんなに怪我しちゃって…ごめんなさいね。はぐれエクソシトが来ていたなんて…さっきまで結界が張られていて、気がつかなかったの」
フリ「!なぁにしてんだよっ!このクソアマッ!結界はお前の仕事だろうがっ!」ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ
立香「アーシア!!」
リア「私は私の下僕を傷つける輩を絶対に許さない事にしてるの。特に、あなたのような下品極まりない者に、自分の所有物を傷つけられるのは我慢ならないの…!!」ヒュンッ
フリ「おぉっとぉ。この力ヤバくね?つか、かなりヤバッ」
子猫「!堕天使複数…」
フリ「ギャッハッハッハッハッ♪形勢逆転っすなぁ〜♪みなさん纏めて餌食にけってぇーい♪!」
朱乃「部長」
リア「今はリツカの回収が先決ね。朱乃、ジャンプの用意を…」
朱乃「はい」\\シュウィィィィン//
リア「子猫、リツカを頼むわ」
子猫「はい」ヒュッ
フリ「クソ悪魔どもっ逃がすかっ!ってちょっ、いたぁーい?!」ドーンッ
子猫「…」ヒョイッ
立香「ぅわ!」
シア「あ…」
立香「…!部長!あの子も一緒にっ!」
リア「それはムリよ。この魔法陣は私の眷属しかジャンプ出来ない」
立香「そ、そんな…!アーシア!!放せっ!アーシアを助けるんだ!!放せっ!!」
シア「リツカさん。また、またいつか、どこかで…」
立香「アーシアーーー!!」
//シュゥゥゥゥン\\
ーーーオカルト研究部 部室ーーー
リア「んっ」ぴと
立香(ま、前に死にかけた時も私、部長にこんな事されてたの?!部長も私も裸だから直に胸の感触が伝わって///)
リア「いいわ」スッ
立香「は、はい///」スタ スタ スタ
リア「ふふ♪…」
朱乃「完治には少し時間がかかりそうですわ」
ジャーーーー
リア「あのはぐれエクソシトが使った光の力が、相当濃いのよ」
立香「はぐれって、悪魔だけじゃないんですか?」
祐斗「教会から追放されて、堕天使の下僕に身を堕とす者も多いんだ」
立香「じゃあ、アーシアもそのはぐれエクソシトだって言うの!」
祐斗「…」
立香「くっ」
ジャッ
リア「どうであろうと、あなたは悪魔、彼女は堕天使の下僕。これは事実なのよ」ホクホク
立香「部長…」
ーーー兵藤家 自室ーーー
立香(弱い…)
立香「私は弱すぎだ。所詮ポーン。女の子一人、救えやしない」
ー「リツカさん」ー
立香「っ!そうじゃないでしょっ!弱いならっ鍛えて強くなればいいんだっ!」
ーーー公園 雲梯ーーー
立香「んっくっくぅ!…痛っ」ズルッ
立香「んぐぐぐぐぅ!ぅわっ?!」ドサッ
立香「やっぱダメか…」(…………いや、あのイカレ神父と一緒にいるんだ。こうしてる間にだってアーシアは…!)スクッ
シア「リツカさん?」
立香「え?」フイッ
立香「………アーシア?」