ビノールトさん、生き返る   作:ココプードル

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みんな大好き、あの名言がでるよ!


トラウマ×ミス×ラッキー

 

「ウウッ...すまないピエトロ....」

 

レオリオは悪夢にうなされていた。

惑わしスギのにおいとは、相手の1番触れられたくない過去の幻を見せて精神を破壊する危険物質である。レオリオは、助けれなかった命を思い浮かべていた...

 

(んっ?このにおい....惑わしスギの樹液のにおいか...?昔、殺した賞金首が使ってたなぁ!鼻は閉じておくか...。)

 

「おい、大丈夫か?」

 

レオリオに声をかけるが、全然目を覚まさない。

 

(チッ!さてどうするか...?仕方がない....荒療治でいくとするか....。)

 

ビノールはレオリオの頭をつかみ高速で揺らした。するとレオリオは目を覚まし、吐き出した。

 

「おえっ、おえ」

「目を覚ましたか?」

「あぁぁん、ってトンパの野郎どこいきやがった?ぜったいゆるせねぇ」

「大丈夫か?倒れていたから手を貸したが...」

「あぁ、ありがとよ、俺はレオリオっていうだ。よろしくな!そんなことより試験官を追いかけるとするかぁ」

「とりあえず一度、もどるとするか。」

 

レオリオとビノールは、そう話しなが一度少し前まで戻ろうとしたとき

 

「レオリオ~大丈夫?」

 

ゴンとキルアとクラピカの3人がこちらに向かって走ってきた。

(まずい、ここで鉢合わせするとは....レオリオとは適当に出会って助けた振りでもするか....)

 

「レオリオ、大丈夫か?ん、赤い髪の毛の坊やは誰だい?一緒に迷い込んだのか?」

「あぁ、たまたま迷い込んだ所にこのお兄さんが倒れていたから助けていたんだよ」

「そうだったのか!ありがとう。仲間が世話になった」

「ありが....」

 

「違うね....偶然なんかじゃないんだろ?」

 

ゴンの言葉を遮るようにキルアが言葉を発した。

 

(んっ⁉なぜばれた....。確かにこいつはガキの割に頭が冴えていたのは覚えているが...)

 

「なぜだい、キルア。」

 

クラピカが、キルアに聞く。それに答えるかのようにキルアが口を開く。

 

「だってさっきこいつ…、トンパってやろう倒してるところオレみたし....しかもこいつチョーツェー.......。そうそうこいつ髪の毛、くってやがったぜ!あいつ丸坊主になっていやがったぜ....。チョー笑える。」

 

その言葉を聞いたゴン達3人は、驚いた顔をし唾をのみこんだ。そしてクラピカが先陣を切り口を開いた。それに呼応するかのようにレオリオとゴンも口を開けた。

 

「色々ききたいことはあるが、どうして君はトンパを倒していたんだい?」

「いや、それよりなんで髪の毛なんか食っていやがったんだ?」

「ねーねー、君なんていう名前なの?」

 

(あの場面を見られていたか....これはキツイみすだなぁ....しかし、ゴンは相変わらず面白いやつだぜ。不審に思われている俺に名前をきくなんてなぁ)

 

「えっ..とね。ぼくは、ビノールっていうんだ…ええっとね...トンパがレオリオを罠にはめているのをみてゆるせなかったんだ。だから後ろから首元にチョップを叩きこんだんだよ...上手いこと決まってよかったよ...。

どうして髪の毛を食ってたかって?家が貧しい理髪店でね...ごはんがないから落ちてる髪の毛を食う生活をしてたらこの習慣がしみついちゃったんだ.....」

 

(嘘が流れるようにでてくるぜぇ。これはあのトンパの悪知恵がきいているのかもしれないなぁ。)

「大変だったんだな.....」

「ビノールっていうんだ、そうだったんだ....」

「ま、いいんじゃないか。それより早く試験官のとこにいこうぜぇ」

(恐ろしく早い手刀、俺でなきゃ見逃してた...なにもんだこいつ?しかもこいつアニキと同じ匂いがすんだよなぁ)

「いっけねぇ、試験のこと忘れてた、急いで試験官のとこに戻らないと!」

「そんなことしなくてもあるぜ、一発逆転で先頭集団に追いつく方法が....!ゲームは単純じゃつまらないだろ。」

「どうやって??」

「爆弾‼︎....結構すごいやつ....」

「爆弾?」

「吹き飛ばすのさ、この樹液だらけのトンネルを!」

 

(ホッッ....話しがそれて安心したぜ...。キルアが何か良からぬことを考えてるが今回は、便乗させてもらうか......)

「確かに手取り早い方法だなぁ!」

 

キルアが3つの爆弾のスイッチを押し、レオリオの後ろの方へ目掛けて放った。

 

「ドンッッッドカーーーーーーッンーーーーーーーーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験官と先頭集団は、未だ尚走っていた。するとその付近から地震の様な地響きが鳴り響く。止まった瞬間、灼熱の炎と共に壁が壊れた。

 

「一体、何事です....」

試験官のサトツは言う。

壊れた壁から複数の人影がでてくるのがわかった。そして出てきた1人の少年が答える。

 

「えへへ、ごめんなさい。ちょっと壁こわしちゃった」

「壊してはいけないと一言も言っておりませんよ....惑わしの道に迷い込んでよくぞ生還できましたねぇた....大したものですよぉ」

 

サトツがゴン達を褒めていると、周りがざわめき出した。

しかし、そこにトンパはいなかった............。

 

(しかしまぁ、あんな大量に爆弾を隠しもってるとはキルアにはおそれいるなぁ....さて、あとはのんびに試験官についていくとするか.....)

 

サトツがラストスパートをかけ、受験者を落としにかかった。しかし、あまり脱落者を出さずにトンネルを抜け出した....。抜けた先には、広大な湿原が広がっていた。

 

 

 

「ヌメーレ湿原、通称サギシのめぐら....2時試験会場はここを通っていかなければなりません....人間を欺いて食料にしようとする狡猾で貪欲な生き物が生息します。十分、注意して着いてきてください。でないと死にますよ」

 

(おおっ、これはラッキーだな!トンパの才能が十分に発揮されるんじょないか....なんたってトンパと同じこと考える生き物がたくさんいるってこどだろ?トンパ様様だな....。有り難く使わせ頂きますか)

 

 

 

1人の男性が手には、サトツソックリな猿。そしてこの男は声を荒げて叫んだ。

「嘘だ、こいつは嘘をついている!そいつは試験官じゃあない!俺が本当の試験官だ....!」

「ザワザワッ」

「また、めんどうなことに...」

「フッフッッフッフッ」

 

ざわつきだす受験者。あきれるビノール。不敵に笑うヒソカ。

多種多様にもの思いにふける。これから始まることを想像しながら....

 

 




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