今まで仕事があったため時間が無く、投稿出来ませんでした。
それでは、第2話、行きましょう!
⇒渚side
“綾崎ハヤテ”
輝くような笑顔と共に告げられたらその名前は、僕達の耳にしっかり入ってきた。
「ヌルフフフ。仲良くしてくださいね。」
殺せんせーが仲良くするように促してきた。
たぶん、言われなくても仲良くしていたと思う。
このクラスには杉野とか倉橋さんとかフレンドリーな人がそこそこ多いからね。
「質問がいろいろあると思いますが、休み時間にでもお願いします。
さて、綾崎君の席ですが……。
菅谷君の後ろが空いてますねぇ。その席でお願いします。」
「あそこですね。分かりました。」
そう言って教室の一番後ろまで歩いていった。
ちなみに、殺せんせーが綾崎君の足元を綺麗にしていたので、足を滑らせるなどはなかった。
「それでは、銃と弾を片付けて授業の準備をしてください。」
その時、僕達は思った。
(((自己紹介の前に片付けたら足を滑らせることもなかったと思う……)))
、と
時間は過ぎ、一時間目終了後
「ねぇ綾崎君。」
僕は思い切って綾崎君に話しかけた。
「…?
僕に用ですか…?
えぇと……」
言葉に詰まっている?……あぁ、なるほど。
「そういえば、自己紹介がまだだったね。
僕は潮田渚。
よろしくね。」
「こちらこそよろしくお願いします、潮田君。」
「渚でいいよ。
皆もそう呼んでるし。」
「分かりました。
改めて、よろしくお願いします、渚君。」
自己紹介の時と同じように綾崎君は笑顔を浮かべていた。
でも、その笑顔も、正面から見るとなんだか上辺しか笑ってないように思えた。
「お、渚はもう綾崎と親しい間柄になってんのか。」
そこに、杉野がやってきた。
「俺は杉野友人。
好きなように呼んでくれ。」
「はい、よろしくお願いします杉野君。」
「へぇ、渚君も杉野ももう綾崎と仲良くなったんだ。」
「あ、カルマ君。」
次にやってきたのはカルマ君だった。
「意外だな、お前が来るなんてな。」
「だってさ、さっきのおもしろかったしね~。
あ、俺、赤羽カルマ。カルマでいいからね。仲良くしようよ。」
さっきの…恐らく足を滑らせたアレだと思う。
「あ、はい。
よろしくお願いします。カルマ君。」
「ところでさ綾崎、殺せんせーが言ってた“ちょっとした事情”って何なの?」
───ついに聞いたか。
そう思い、綾崎君の方を見る。
そこには、何かに怯えるように小刻みに震える綾崎君が居た。
どんな事情があればこんな事になるのだろう。
気になったが、聞ける雰囲気ではなかった。
「い、言いたくないならいわなくていいから。」
カルマ君もそう思ったのだろう。それ以上は何も言わなかった。
そして、僕達が4人で世間話をしていた時、
「あ、あの!!」
突然の声にそっちを向いた。
「綾崎君、だっけ……?
朝会ったと思うけど、覚えてない、かな?」
珍しい人が話しかけてきた。
ていうか、綾崎君のこと、知ってるの?
「あれ……?
キミは……
自転車のキミ。」
「その呼び方は酷いんじゃないかな!?」
ズデッ
教室中でずっこけた。
全員聞き耳立ててたんだ……。
「西沢、綾崎のこと知ってんのかよ。」
杉野が彼女の名を呼んだ。
「うん。
今日来る途中で会ったんだ。」
そう、彼女は西沢歩さん。
個性の強いこのクラスでただ1人特徴的なところがない女子だ。
クラスであまり会話をしないからもの静かな人だと思っていたけど、結構積極的に話す人なんだ。
でも、だったらなんで普段話さないんだろう。
「西沢さん、というんですね。
今朝は助かりました。」
「いやいや、こっちも助けられたし、お互い様じゃないかな?」
助けられた?
いったい、二人の間に何があったんだろう?
長くなるので、一旦切ります。
そして、ハヤテのごとくメンバーから1人追加です。