そんなことはさておき…akihaさん、誤字報告ありがとうございました。
降伏と克服は意味が全然違いますね…。
二度もお手を煩わせることになるとは…。
気をつけていこうと思いますが…見つけ次第、容赦なく指摘してください。
それでは、本編スタート!!
▷ハヤテside
「捕まえた。」
微笑みながらそう言う渚君に、ただ驚くことしか出来なかった。
渚君なら出来るとは思っていたが、ここまでとは思っていなかった。
人は皆、大なり小なり才能を秘めている。
渚君のそれは、暗殺の才能だったのだ。
「そこまで!!」
殺せんせーの声が響く。
「勝負ありですよね…烏間先生?」
殺せんせーが渚君の背後からナイフを奪い取りながら烏間先生に確認をとる。
「まったく…本物を持たせるなんて正気の沙汰ではありませんねぇ…。
ケガでもしたらどう責任をとるつもりだったのですか…。」
殺せんせーはそう言うが…もしそうなりそうなら、間に入ってでも助けていたと思うんですが…。
それより───
「お疲れ様です、渚君。
かっこよかったですよ!!」
「あ…ありがとう。」
鷹岡から体を離した渚君に労いと賛辞の言葉をかける。
それにつられたのか皆も近寄り、渚君に思い思いの言葉をぶつける。
「大したモンだよ渚…。
よくあそこで本気でナイフを振れたよな。」
磯貝君が、渚君に言う。
「いや…烏間先生に言われた通りにやっただけで…鷹岡先生は強いから…本気を出さなきゃ勝てないだろうなぁ…と思ったから。」
渚君が謙遜しつつ磯貝君の言葉に返答する。
…その直後、渚君の頬に前原君の平手打ちが炸裂した。
「ちょっ…何で叩くの、前原君!?」
「あ、悪い…ちょっと信じられなくてさ…。
でもサンキュな渚!!
ハヤテもな…お前らの闘いでスカッとしたぜ!!」
前原君はすぐ渚君に謝った。
そして、渚君と僕にお礼の言葉を述べた。
…その時───
「このガキ…」
怒りで顔を歪めた鷹岡が起き上がってきた。
「父親も同然の俺に刃向かって…まぐれの勝ちがそんなに嬉しいか…。」
まったく…往生際が悪い。
「素直に負けを認めたらどうですか…。
そんな物分かりの悪い人間が───」
「黙れ!!
おいチビ…もう一回だ!!
今度は絶対油断しねぇ…。」
僕の最後の警告を一蹴した…。
なら…もう容赦はしない。
「…確かに、次にやったら負けるのは僕です。」
そう思っていると、不意に渚君が口を開く。
「…でも、はっきりしたのは…僕たちの“担任”は殺せんせーで、“教官”は烏間先生だということ…これだけは絶対に譲れません。
父親を…家族を押しつける鷹岡先生より…プロに徹する烏間先生の方が、僕には温かく感じます。」
───出て行って下さい。
そう締めくくった渚君に呼応するかのように、クラス全員の冷たい視線が鷹岡に向けられた。
それにより、怒りが最高潮に達したのか…鷹岡が渚君に襲いかかる。
───だが、それが渚君に降りかかることはなかった。
烏間先生がその間に割って入り、鷹岡の顎に肘を打ち込んだからだ。
警告を無視したし…僕も一撃加えようかな…。
それにより倒れようとする鷹岡の背後に回り込んだ僕は、その腰を抱え込み…バックドロップを決めた。
「…俺の身内が迷惑をかけた。
すまなかったと心の底から思う…。
だが…心配するな。
俺一人が君達の教官を務められるよう交渉してみる。
いざとなれば、脅してでも許可をもらう。」
こちらのことは無視することにしたらしい烏間先生は、鷹岡の現状を確認する事もなく皆さんに話しかける。
「交渉の必要はありません。」
突如聞こえたその声に皆、身震いしながら校舎の方を見る。
そこにいたのは予想通り───
『り…理事長(先生)!?』
まずいタイミングで現れたな…。
理事長先生の教育理念からしたら…鷹岡の続投を選ぶだろう…。
───その心配は杞憂だった。
「経営者として、新任の先生の手腕に興味があったので様子を見に来ていたんですよ…。
この時間が始まってからずっと見ていたのですが…鷹岡先生、あなたの授業はつまらなかった…。
確かに、教育に恐怖は必要不可欠ですが…暴力でしか恐怖を与えられないうえに、自分よりも強い力でコテンパンにされるような人間は私の教育に必要無い。
生徒との約束も守れない人間ならなおさら…ね。」
そう言うと、理事長先生は懐から一枚の紙を取り出し…それにサラサラと何かを書き込むと、それを鷹岡の口に突っ込んだ。
「解雇通知です。
以後、あなたはここで教師をすることは出来ない。
この中学校における教師の任命権は防衛省ではなく私だということをお忘れなく…。
ああそれと、私は今…とあるロクでなし夫婦を捜さなくてはならないのでね…こんな事で手間取らせないでもらいたいと上司の方に言っておいてください。」
解雇…通知…。
ということは…。
「鷹岡がクビ…ってことですよね…。」
「じゃあ…体育はいつも通り烏間先生の受け持ちか…。」
その事実に、クラス全員が歓喜の声をあげた。
「綾崎君…ありがとう。」
そんな中、神崎さんに話しかけられた。
「…?
何がですか?」
「鷹岡先生から守ってくれて。
これで、二回も助けられたね…。」
ああ…さっきの…。
それと二回っていうのはおそらく、今回と修学旅行の時の事を言っているのだろう。
「どっちも気にしなくていいですよ。
修学旅行の時のは僕の判断ミスで起きたからという罪悪感からでしたし…今回のは、神崎さんの綺麗な顔を傷つけたく無かったからというだけですからね。」
「それでも、私のことを見ていてくれているって思えてうれしかったよ。」
「おーいそこの桃色のムード出してる2人~。
烏間先生の奢りで甘い物食べに行くから速く準備して~。」
少し怒気の混ざった中村さんの声が聞こえた。
「ふふ…じゃあ行こっか。」
「ええ行きましょう。」
arosの、サンデーの目次コメントに漫画家でもないのに答えてみた
Q.最近、【見なくなって】【なくなって】残念だなと感じるものはなんですか。
A.ソードアート・オンライン コードレジスタ
リコレクションシステムはあるけど、今月の末日までに機種変しないといけないので実質1ヶ月しか使えないので…。
あと、修理に出した時にデータ引き継ぎの方法が分からなくて、そのデータが消えたとはいえメインストーリーの2nd season更新中の時からやっていたので思い入れがあるため…。
次回もお楽しみに!!