ま、いいか。
皆さん、明けましておめでとうございます!!
昨年末で80000UAとお気に入り600を超えました!!
今年も頑張って投稿しようと思うのでよろしくお願いします!!
この話との矛盾が生じるので、62話の烏間先生のセリフに修正を入れました。
それでは、本編スタート!!
▷ハヤテside
パーティールームの照明が消え、それに伴い部屋に設置されたテレビの電源がついた。
これが暗殺開始の合図だ。
冒頭部分だけでも伝わってくる三村君の技術に感心していたそのとき───
「…ッ!?」
後ろから抱きつくような形で伸びてきた手が僕の目を覆ってきた。
確か…僕の後ろにいたのって───
▷殺せんせーside
「あの~愛美さん…これはいったい?」
「すみません…。
皆さんから“映画が始まったらハヤテ君の目をふさげ”、と言われまして…終わるまでこうさせてください。」
ヌルフフフ…相変わらず綾崎君は恋愛小説のネタに事欠きませんねぇ。
この暗殺が終わった後で執筆開始とさせていただきましょう。
それにしても…この動画の完成度はさすが三村君と言ったところでしょうか。
流れてくるバイオリンの音色も素晴らしい。
これを奏でているのは綾崎君ですね…意外なことに、彼にはバイオリン演奏の趣味がありましたからねぇ…。
この二つによってついついこの動画に引き込まれてしまいそうです。
と、思っていたそのとき───
場面が切り替わり、カブトムシのコスプレをして○○本を熟読する私の姿が映し出された。
───って!!
「皆さんには言うなとあれほど言ったじゃないですか!!」
「うるせーよタコ。
黙って映画見てろっての。」
寺坂君にそう言われ、しぶしぶテレビに目を向けると…今度はケーキを食べたいがために女装してあっさりバレた時の映像が映し出されていた。
まさか…この動画自体が先生暗殺のためだけに作られたものだったとは…。
先生てっきり暗殺前だから思い出を残しておこう、という考えなのかとばかり思っていました…。
{『こんなものでは終わらない…。
後一時間ほど、我々の教師のこのような死ぬほど恥ずかしいであろう映像をお見せしよう。』}
「ニュヤーーーーー!!
後一時間もあるんですかーーー!?」
テレビから流れてきたその残酷な宣告に、私はただ叫ぶことしか出来なかった。
▷ハヤテside
動画自体始まって一時間後(といっても僕は愛美さんに目をふさがれていたので音しか聞こえなかったが…)、そこには自身の醜態を生徒に知られた事で放心状態になっている殺せんせーがいた。
その殺せんせーも、テレビからの指摘で気がついたようだ。
床が水浸しになっていることに───
実はこのパーティールームとそこまで続く桟橋は、僕たちが細工してパーティールーム側が満潮によって床が海の中になっていたのだ。
その証拠に横から桟橋を見ると陸側に比べ、パーティールーム側の海から見える支柱の高さが低くなっている。
船酔いをしていたこともあってか勘の鋭い殺せんせーでも、高低差に気づくことはできなかったようだ。
船酔い+生徒に醜態をさらしたこと+水を吸ってふやけたこと、のコンボで動きが鈍ったであろう殺せんせーに僕を含めた触手の破壊権利を持った生徒が手に持った銃(僕だけ二丁)を突きつけ───
───パパパッ!!
一斉に引き金を引き、その弾が殺せんせーの触手9本を同時に破壊した。
だが、それだけで終わるはずがない。
殺せんせーの触手が破壊されると同時にパーティールームの壁も四方に弾け、間髪入れずフライボードに乗った生徒達が床下から一斉に空中へと飛び出し、殺せんせーの空を飛んで逃げるという選択肢を無くした。
その後、海中から出てきた律さんとともに僕を含めたパーティールームの床下だったものに残った生徒達があえて殺せんせーの周囲に弾幕を張ることで、さらに殺せんせーの逃げ場を現在殺せんせーが立っている場所に限定した。
と、そこに───
バキィ!!
そんな音とともに殺せんせーの真横の床が割れ、そこから律さんと愛美さんが共同で作った超小型の酸素ボンベをつけたヒナギクさんが飛び出した。
そして、きれいな姿勢で着地したヒナギクさんは、海の中にいたから気づかなかったのか飛び出してきたヒナギクさんに驚いている殺せんせーめがけ、対先生物質の刀を振った。
「ハァッ!!」
「にゅや!!」
その一撃をまともに受ける直前でかわした殺せんせーだったが、弾幕によってあまり広範囲に動けないこととヒナギクさんが剣道をやっていたということで支給された武器が僕たちのものよりリーチが長かったため、掠る程度ではあるがさらにダメージを受けてしまった。
───さて、僕もいきますか。
そう考えた僕は手に持っていた銃を捨て、服の中に忍ばせておいた2本のナイフを逆手に構えながら、殺せんせーへと駆け出していった。
「ハアァッ!!」
「にゅや!!
ここで綾崎君と桂さんのコンビプレイですか!?」
そう驚く殺せんせーめがけ、正面から僕とヒナギクさんの得物の刃が、背後から開始からずっと海に潜り機会を待っていた千葉君と速水さんの銃から放たれた弾が迫っていき───
「よくぞ…ここまで…!!」
そんな言葉が聞こえた気がしたのと同時に、殺せんせーを中心に爆発が起こり…僕たちは皆、吹き飛ばされたのだった。
次回もお楽しみに!!