7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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皆さんおはこんばんちわ小南 桐絵です。

ビート最新話更新します。
また、相方の夜南さんの作品、“戦姫絶唱シンフォギア~とある転生者の物語”が更新再開したので良ければそちらの作品もご覧下さい。

それではお読みください


第13音 姉弟の再会。少年は決意する

・・・姉さん・・・どうしてここに?

 

俺は頭が混乱した。

 

姉さんはどうしてここに?あのあと何があった?

 

俺は突然のように思い出した出来事に対して、処理が出来ないでいた。

 

「姉さん・・・どうしてここに・・・」

「・・・お前を探しに来たんだよ。」

 

・・・姉さんの目は、喜びと幸せのものになっていた

 

「あぁ・・・ようやくお前を抱きしめれる・・・寂しかった・・・」

 

姉さんは妖艶な感じで近づくと俺を抱きしめる

 

女の子の独特の匂いが、俺の鼻腔をくすぐる

 

「・・・ちょ!姉さん!」

「ふふっ・・・恥ずかしいか?」

「・・・そりゃ・・・」

 

・・・こんな人影の少ないところとはいえ、大勢人がいるのだ。こんなところで抱き合うのは良くない

 

「・・・そう言えば母さんたちは・・・」

「・・・死んだよ。」

 

俺が尋ねると、悲しい・・・怒りを含んだ声が返ってくる

 

「え・・・」

「私を庇って死んだよ・・・だから・・・」

 

そう言うと姉さんは俺を抱きしめる手を強くして、こう言う

 

「私にはもう、お前しかいないんだ・・・一緒にいよう・・・」

 

・・・姉さんの気持ちは分かる・・・でも・・・

 

俺は姉さんの拘束から離れ、叫ぶ

 

「なら、一緒に暮らそうよ!皆いてたの・・・」

 

俺は言葉を止めた・・・それは・・・

 

「・・・壊れたのか・・・?鈴夢・・・」

 

姉さんの目からハイライトが消え、さらに姉さんが首からペンダントを出す・・・あれは!?

 

「トイ!あれは!」

『検索してる!待ってろ!』

 

俺達が一通りの会話を終えると、俺の首に鋭いムチが巻かれ、引っ張られる

 

「ぐぁっ!・・・がはっ・・・」

「・・・鈴夢・・・お姉ちゃんの言うことを聞けないのか・・・?」

「・・・くそっ・・・」

 

俺はそのまま、姉さんの側に持ってかれる

 

姉さんはそのまま俺を抱きしめ、こう言う

 

「・・・誰かに毒されたのか?・・・安心しろ、私が綺麗にしてやるからな・・・」

 

そう言うと俺に顔を近づけ・・・

 

って!これは素直にまずい!

 

俺は反射的に姉さんを蹴り飛ばそうとするが

 

「っ!?ビクともしない!」

「・・・どうした?大人しくしろよ・・・?」

 

よく見ると姉さんの身体には、見たことの無い白き鎧があった。

 

・・・あれは・・・どこかで・・・

 

「ぐぁっ!・・・」

「・・・鈴夢・・・お前はお姉ちゃんの物だ・・・誰にも渡さない・・・」

 

・・・くそっ・・・どうすれば・・・

 

ここは人影の少ないところ。だけど・・・

 

響なら・・・気づいてくれるはず・・・

 

そう思っていると

 

「鈴夢くん!どこー!?」

「ちっ。邪魔が入るか・・・」

 

遠くから聞こえる声に、姉さんは舌打ちをし、白い鎧を解く

 

「ぐはっ・・・うえっ・・・」

 

俺はそこに落とされると、空気を一気に吸い込んで、むせてしまう

 

「・・・次は・・・こうはいかないぞ。」

 

姉さんはそう言って、人混みへと消える

 

取り残された・・・俺は

 

「・・・姉さん・・・どうして?」

 

昔とは違う、姉の変わりように言葉が出なかった・・・

 

 

 

 

「今日はありがとね!」

「「いえいえ。」」

 

響と未来ちゃんとの仲の良いお出かけはこれにて幕を閉じたが・・・

 

・・・俺はまだ、姉さんの変わりようが頭から離れなかった

 

「・・・はぁ。」

「どうしたの?深いため息なんてついて・・・」

 

・・・隣にいた響が心配する・・・見られてたのか

 

「いや、なんでもない」

「ほんとに?」

 

・・・ジー・・・

 

うっ、そんな厳しい目で見られると、流石に目を逸らしてしまう

 

「・・・なにか隠してる?」

「別に・・・」

 

素直に言えないな。

 

俺はそれでもと、嘘を貫き通す

 

「・・・別にいいけど、隠し事はしないでね!」

 

響からそう念を押される

 

無理もないか・・・生きてることを隠してたからな・・・

 

少し離れた所にいる未来ちゃんに目を向けると「私もだよ」と言わんばかりの目で見てくる

 

「わかったよ。隠し事はしないから。」

「ならいいや!早く帰ろう?」

 

俺は差し伸べられた手を取り、手を繋いだまま、それぞれの帰路へと向かった・・・

 

 

 

 

・・・久しぶりの我が家だな。

 

俺は部屋へ上がると、布団へとごろつく

 

ゴロゴロ・・・

 

「・・・姉さん・・・」

 

俺は未だにこのことが頭から離れなかった

 

変わった姉さん・・・別の仮面ライダー・・・

 

・・・そう言えば、あいつはどうなったのだろう・・・

 

そして、レインボーメモリは?

 

「・・・やること盛り沢山だな」

 

俺はそう言うと布団で横になる

 

・・・そのまま・・・俺は静かに眠りについた・・・

 

 

 

 

次の日、俺は二課で相談をしていた

 

「・・・仮面ライダー・・・ノイズですか」

「ええ。出来れば今まで出た方向とかを教えて欲しいんですが・・・」

「・・・分かりました、調べてみます」

 

そう言うと緒川さんは笑顔のまま消える・・・忍者かよ

 

俺は一つ、出来事を終えると次は研究室へと向かう

 

「あら〜どうしたの?」

 

そこには眼鏡をかけたナイスバディの女性、櫻井 了子が椅子に座っていた

 

「レインボーメモリって知りません?」

「知ってるわよ?ほら」

 

そう言うと了子さんはメモリを渡してくる

 

「いいんですか?」

「ええ。調べても分からないことだらけだし・・・いいわデータはとってあるもの」

 

俺は改めて一礼し、その場を去る

 

次に俺は・・・

 

「・・・はぁっ!」

「甘い!」

 

俺は弦十郎さんと打ち合いをしており、俺は仮面ライダーで、弦十郎さんは生身で構えるが・・・

 

「せいっ!はぁぁっ!」

 

バシィッ!

 

「踏み込みが甘い!力を込めろ!」

 

・・・俺はこの人に手も出せずにいた

 

オマケに弦十郎さんは片手で全て受け止めている。

 

「くそっ・・・」

 

俺は限界を迎え・・・その場に倒れ込む。

 

「少し休憩だ。身体を休めておけ」

「はい・・・」

 

俺は仰向けになりながら空を眺める

 

「・・・空気が美味しいな・・・」

 

・・・この日・・・俺は久しぶりに空気が美味しいと思った・・・

 

 

 

 

・・・ヴー・・・ヴー・・・

 

ノイズの警報が鳴り、俺はノイズの出現場所を見る。

 

そこには既にネフシュタンを纏った雪音クリスがいて、彼女は手に持った杖からノイズを出現させている

 

しかし、あの女は理解できない・・・

 

旧文明とか理解できない・・・だが・・・

 

「いつかは裏切る・・・」

 

俺は気づいていた・・・あの女の目的に。

 

「・・・先を急ぐか」

 

俺はドライバーを腰にはめると、メモリを差し込み、起動させる

 

「変身。」

 

俺はビルから飛び降りると、青黒の戦士・・・仮面ライダーノイズへと変身する

 

「さぁ・・・出てこいよ・・・」

 

俺は宿敵が出るのを待ちながら・・・下へと飛び降りて行った・・・

 

 

 

 

・・・俺はバイクへと乗り・・・道路を駆けていた

 

学園にいる響、翼は来れないから現状では俺しか行けないのだ・・・

 

『鈴夢さん!そのまま真っ直ぐです!』

「了解!」

 

俺はビート、ウォータースタイルで目標まで向かう・・・

 

「トイ!今日もよろしくな!」

『おうよ!行くぜ!』

 

俺たちは目標地点まで着くと、バイクを巨大ノイズにぶつけ、俺はそのまま空へと飛翔する

 

俺は背の刀を抜き

 

「せいやぁぁぁっ!」

 

そのまま地上のノイズへと切り下ろす

 

俺は地上に降りた後も、ノイズを切り伏せていく

 

時にはビルの壁を利用し、空中のノイズを切り

 

さらには、大地に刀を刺し、突撃してくるノイズを真っ二つにする

 

「まだだっ!まだ来るのかっ!」

『鈴夢!裏路地に高レベルの反応!この前のだ!』

 

トイがそう言うと、壁を貫通してムチが飛んでくる

 

「っ!このムチは!」

 

このムチは前に見た・・・もしかして

 

俺が穴の空いた壁を見ると・・・そこには白き鎧を身にまとった姉さんがいた・・・

 

「・・・鈴夢ぅ・・・どうして私の敵になるんだ・・・?」

 

姉さんの目には光がなく、負のオーラを漂わせていた

 

その手にはムチが握られており、しかも強く握っているのか、ムチが鋭く見える・・・

 

「姉さんこそ!どうして戦うんだ!」

「それはお前を取り戻すためだ!別の女とイチャつきやがって!」

 

そう言うと姉さんからは再びムチが飛んでくる

 

俺はそのムチを避けるが、代わりに後ろのノイズがムチに貫かれる

 

「姉さん!やめてくれよ!」

「鈴夢!お前は誰にも渡さない!」

 

俺たちは・・・ムチと刀を打ち合い・・・そこで争いが始まった





この調子で行くとシンフォギア編終わりには30話近くまで行ってしまうかもしれないです・・・(汗

それではお読みいただきありがとうございます!

また、この作品を見て、気に入ってくれた方、気になる方はお気に入り追加よろしくお願いします!

またの更新、お待ちください!
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