7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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初見の読者様も!今までご閲覧いただいてる読者の皆様!おはこんばんちわ!小南 桐絵です!

7つの歌姫・・・更新と共に、自分で新たに作品を作っていこうと思ってます。
それと同時に番外編も書き上げていくつもりなのでこれからも“7つの歌姫”それと私たちをよろしくお願いします!

それでは、前回の話の続きですがお読みください!




第19音 みんなが起こした奇跡

「っ!高エネルギーのぶつかりが・・・!」

「鈴夢くん達はっ!無事なのか!?」

 

二課の予備施設は慌てた声でいっぱいだった。

 

そこにはリディアンの生徒・・・さらには塔周辺の人たちを収容している。

 

隣のステージには奏さんと緒川さんが・・・

 

「響・・・鈴夢くん・・・」

 

そこにあおいさんの声が入る

 

「響ちゃん新海さんは健在っ!翼さんとクリスちゃんの両名は姿は確認出来ました!」

「鈴夢くんは!」

「・・・」

 

私は顔を若干青ざめる・・・もしかして・・・もしかしたら・・・

 

「・・・霧夜くんは・・・まだ・・・」

「っ!」

 

私は耐えきれず、その場に倒れ込む・・・彼が・・・死んだかもしれない・・・

 

「「!未来!」」

「小日向さん!」

「未来っ!」

 

詩織ちゃん達が私を支えるが・・・

 

「鈴夢くん・・・しなないで・・・っ」

 

私は一人、何も出来ないもどかしさに涙を流した

 

 

 

 

「翼さん!しっかり!翼さんっ!」

「・・・っ・・・立・・・花?」

 

私が目を覚ますと・・・そこには汗を流した立花がいた

 

「よかった!新海さん!そっちは・・・」

「大丈夫だ。こっちも目を覚ましたから」

 

私から少し離れた所には雪音がギアを外した状態・・・つまりは全裸に近い状態で寝そべっていた。

 

「情けねぇな・・・」

「無事で何より。」

 

私たちは、その場で身体を起こすと、辺りを見渡す・・・

 

周りにはカ・ディンギルの破壊によって出来た瓦礫の山が・・・至る所にあった。

 

「・・・派手にやったな・・・」

「だけど破壊はできた・・・あとは・・・」

 

私たちがそう言うと、突然。空が輝く

 

「っ!立花っ!」

「はいっ!」

 

新海が叫ぶと同時に立花は私を抱え、その場をすぐに離れる。それは雪音の方も同じ

 

「なんだ・・・?ノーツ。」

『高エネルギー反応。ビートではありません。』

「じゃあ誰が・・・」

 

新海の疑問はすぐに晴れる。煙から現れた人影は・・・

 

「ふん。よくも破壊してくれたなっ!」

「フィーネっ!」

 

そこには見たことの無い。黄金の剣を持ったフィーネがいた。

 

「貴様ら・・・この歌といい・・・よくもやってくれる・・・」

「てめえも。死んだかと思ったよ。」

「死んだ?ふん。そうだな・・・死んだのは・・・」

 

ーあの少年の方かもしれないぞ?ー

 

その言葉に、私たちは驚愕した。

 

「お前っ!鈴夢に何をっ!」

「貴様らが知ることではない。私から言えるのは“霧夜 鈴夢は死んだ”。ただそれだけだ。」

「・・・ノーツ。本当かい?」

 

新海がノーツ・・・ノイズドライバーなるものに尋ねると

 

『申し訳ございません。お答え出来ません。』

 

そう言われる

 

「・・・ビート・・・貴方の敵は必ず倒す。」

 

新海はそう言うと、アームドギアを構え、フィーネへと突撃する

 

「ふん!無駄な足掻きを・・・“デュランダル”の前にひれ伏せっ!」

 

剣から大きな光が発光すると、当たりには衝撃波が起こった・・・

 

 

 

 

・・・俺は・・・生きてる・・・?

 

俺が目を覚ますと・・・空は相変わらず。紅く染まっていた。

 

トイは俺の腰に、ドライバーとして巻かれている・・・

 

「・・・トイ。一つ頼みがある・・・」

『奇遇だな。おそらく俺も同じ考えだ。』

「じゃあ・・・頼む・・・」

 

俺はそう言うと、瓦礫を掴みながらも、前進する

 

足は立てるまでには至らず、頭もくらくらする。

 

視界がボヤけ・・・手の感覚すらも無くなっていく・・・

 

だけど・・・

 

「今だけは・・・死ぬわけには行かないんだ・・・みんなの希望・・・仮面ライダーは・・・絶対に死なないんだ・・・」

 

俺は落ちているメモリを回収しながらも、前進し続ける。

 

「止まらねぇ・・・絶対に・・・止まるわけには行かないんだ・・・未来を・・・この手に掴むまでは・・・っ。」

 

俺は冷たい・・・水の感触がする手を空に・・・ぎりぎり光が指してる方向へと掌を伸ばす・・・

 

「・・・しな・・・ない・・・いの・・・ち・・・・・・まもっ・・・て・・・」

 

俺の意識は完全に途切れ、命の鼓動すらも止まろうとする・・・

 

・・・せめて・・・最後の・・・歌を・・・奏で・・・たいな

 

俺の思考はそこで考えるのを止め。命は確実に停止した。

 

 

 

 

「っ!司令!霧夜くんからの伝言です!」

 

二課の予備施設・・・朔也から叫びに似た声が飛んでくる

 

「!読んでくれ!」

「「・・・歌を・・・頼む。」だ、そうです・・・」

「歌・・・だが・・・」

 

隣では奏が“逆光のフリューゲル”を歌っている・・・これ以上の歌エネルギーを出す方法は・・・

 

「・・・これが限界か・・・?」

 

俺がそう思った矢先・・・

 

「歌があればいいんですか?」

「っ!?」

 

突然。小日向からそんな声が上がる。

 

「君たちは・・・一体何を」

「歌うんです!皆でっ!」

 

そう言うと、突然この場の皆が歌い出す・・・

 

その歌はリディアンの校歌・・・

 

「・・・これは・・・」

「エネルギー反応?これは・・・」

 

何の変哲もない・・・歌が誰かの役に立つと信じて・・・

 

モニターに表示されるエネルギー表示はさらに上昇していく

 

・・・この反応は隣の部屋で歌っていた奏にも聞こえた

 

「・・・懐かしい・・・優しい歌・・・」

「奏さん・・・」

「わかったよ。歌は・・・皆の希望だ!」

 

奏も歌い出し、増幅機が反応する

 

「!エネルギーの数値上昇!これは・・・」

「っ!響ちゃん達の聖遺物にも反応が!」

 

そう言われ、モニターを見る・・・そこには、光を纏った少女達が立ち上がる姿が映されていた・・・

 

 

 

 

「ぐっ・・・」

「無駄な足掻きよな。最早生き残りは貴様だけだ」

「・・・皆・・・」

 

カ・ディンギル跡・・・ノイズとフィーネの戦いはフィーネが圧倒的有利な状況にあった。

 

「さぁ!これで終わりだっ!」

 

剣に光が集まる・・・その時だった。

 

奏の歌同様。突然歌が聞こえる・・・

 

「なんだこの歌は・・・」

「・・・ノーツ・・・これは?」

『わかりません。しかし、膨大な歌エネルギーを確認。』

 

ノーツがそう言うと次々と地面から光の玉が空へと上がっていく

 

「なんだこれは・・・不愉快なっ!」

 

・・・その時・・・私は何かわからない力に怯えていた・・・

 

 

 

 

・・・歌ってる・・・皆の声が聞こえる・・・

 

その時空は明るくなり始め・・・暗かった大地が光を帯びて、輝き始める

 

よかった・・・支えてくれる皆は・・・いつだって・・・

 

私は手を握る力を強める

 

・・・皆が歌ってるんだ・・・私も・・・まだ歌える・・・頑張れるっ!戦えるっ!

 

その瞬間、私の周囲が衝撃波に包まれ、フィーネが吹き飛ぶ

 

「立花っ!」

「まだ戦えるのかっ!?何を支えに立ち上がる!何を握って力と変える!」

 

私は光を纏い・・・少しずつ立ち上がる

 

「なんだ・・・この不愉快な歌のせいか?お前が纏っているそれはなんだ!?心はたしかに砕いたはず、なのにお前が纏うそれはなんだ!?それは私が作ったものか!?纏っているそれはなんだ!なんなのだ!」

 

その直後、光の柱が三ヶ所に降り立つ。

 

翼さんも、クリスちゃんも光を纏い立ち上がる・・・

 

「あれは!」

『エネルギー増大。正体不明です。』

 

私たちは飛翔し、光を外すと、中からは白をメインとした、それぞれの色で飾られているシンフォギアが出てきた。

 

「シンフォギアァァァァっ!」

 

私たちには翼が生え、さらには各部分が強化された姿になる・・・これは・・・

 

「なんだ!なんなのだ!私は知らない!あんなもの!私は知らないぞぉぉぉっ!」

 

フィーネはどこからか出した杖“ソロモン”を振りかざしノイズを出現させる。

 

巨大なサイズから小型の量産タイプまで、多くのノイズが地上を空を埋め尽くす

 

「・・・行こう。皆を守るんだ!」

 

私達は翼を広げ、ノイズへと立ち向かう。

 

「さぁ、フィーネ。続きと行こうか」

『こちらも戦意高揚です。いつでもやれます。』

 

新海さんは拳を構え、迎撃の体制をとるが・・・

 

「おのれっ・・・シンフォギアぁぁっ!」

 

次の瞬間、フィーネの周辺にはすざましい力を感じ私たちは身構える

 

「おのれっ!もう遠慮などしないっ!叩き潰してやるっ!」

 

煙が晴れると共に、フィーネの姿は変わっており、大きな・・・赤き竜となっていた

 

「新海さん!そっちは任せます!」

「あいよっ!その代わりそっちもお願いね!」

「わかりました!皆さん・・・行きましょう!」

「「ああっ!」」

 

皆の意思が一つになり・・・私たちは赤き竜へと向かって行った・・・

 

 

 

 

・・・歌・・・

 

俺には完成していない・・・自分が作曲している歌がある・・・

 

曲を書くのは楽しかった・・・しかし、この曲はどうしても気が乗らなかった・・・それは

 

ーー鎮魂歌〈レクイエム〉ーー

 

人の魂を贈る歌を・・・俺は気乗りでは作れなかった。

 

そもそもこの大事な曲を作ること自体無理に等しいのだが・・・作らずにはいられなかった。

 

試したかったのだ自分の才能を・・・

 

だけどできなかった・・・だから・・・

 

ー作りたい・・・もう一度・・・ー

 

 

 

 

「・・・っ。歌が・・・」

 

俺が目を覚ました時には、空は明るく・・・俺が見据える先には巨大な赤き竜がそびえ立っていた。

 

「・・・フィーネ・・・お前は・・・」

 

俺はそう言うと、立ち上がろうとする・・・だけど・・・

 

「・・・そりゃそうか・・・足が・・・」

 

いくら生き返れたとしても、身体はそのまま・・・立ち上がることも、下手をすれば進むことも出来ない・・・

 

「・・・トイ・・・サルベージを」

『了解。』

 

俺の一言で身体は不思議な力で元の健康な身体に戻るが・・・

 

「・・・侵食が・・・」

 

俺の身体の腕部分に謎の違和感を感じる・・・

 

しかし、それで生き返れるなら十分だ。

 

俺は立ち上がり、赤き竜を見据えながら

 

「行くぞ。俺たちの最後の戦いだ。」

『レインボー』

「変身」

『ファイナル、メロディー!レインボーッ!』

 

俺の姿は7つの歌・・・さらには光に包まれ、姿を変える・・・

 

変身した姿はレインボースタイルに翼を加えたものとなっている

 

「行こう・・・皆が戦ってるのに。俺だけ行かないなんて選択肢はないからな」

『レッツ、ファイナルメロディー!』

「行こう!」

 

俺は肩の盾から剣を抜くと、大地を飛び、空へと飛び出す

 

「フィーネ・・・俺たちは死んじゃいない!何度でも蘇ってやるっ!」

 

俺は彼女たちと共に戦うべく、戦場へと飛翔した




すごい眠たい時に書いたので・・・表現の違い、さらには表現不足等ありましたら教えてください。また、こちらでも見つけ次第修正させていただきます。

皆様のおかげで無事失踪せずに、7つの歌姫を書き上げれそうです・・・感謝です!誠にありがとうございます!

これからも自分なりの、皆様が楽しんでいただける作品を目指して行きますので応援の程、よろしくお願いします!

また、アドバイス等ありましたら少し、ソフトにお願いします!

それでは、この作品を見て、気に入ってくれた読者様!気になる読者様は、お気に入り追加よろしくお願いします!

次回!シンフォギア編最終話!
〈over the rainbow〉
是非ご覧ください!

ご閲覧ありがとうございました!
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