7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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どうも、小南 桐絵です。

新話更新します。

私は最近、PSO2にやっと。ハマってきました。なので近々ssも書こうかなと思っております。

それではお読みください。


第2音 これが学校なり

・・・俺は部屋へ帰宅するとすぐさまベッドへと入る

 

・・・眠たい

 

『当然だなぁ・・・あんなことがあったら』

「今日はいろんなことがありすぎたよ・・・」

 

思い返すと戦った記憶と追いかけ回された記憶しか出てこない・・・

 

とにかく、今日は何も無かった・・・そう思っていると

 

ピンポーン

 

「・・・来たか」

 

俺はそう言うと玄関へと向かい、ドアを開ける・・・そこには

 

「霧夜 鈴夢くんだな?」

 

そこにはヒゲをいい感じに生やした大人がいた

 

「ええ。立ち話もなんですから中へどうぞ。」

 

俺はその人を部屋へと通す

 

俺は台所からお茶を出すと、大人の前に置く

 

「どうぞ。まぁ、そんなに美味しくないですけどね」

「そこは気にしなくていい、私が勝手に来ただけだからな。」

 

そう言うと大人は真剣な表情をとる

 

「・・・それで、何の用ですか?大方・・・あれの事ですか」

「もちろんそれもある。しかしそれとは別の話をするためにきた」

 

別の話?俺は少し驚いてしまう

 

・・・大人は少し躊躇うとこう言う

 

「君は・・・音楽が好きか?」

「ッ!?」

 

俺はその言葉に頷くことが出来ず、それどころか少しの怒りを感じた

 

「君は・・・いつから嫌いになったんだ。」

「・・・お前。誰だよ」

 

俺は口調を変え、警戒をする。

 

別に自分は音楽が嫌いではなく・・・特定の人達が嫌いなのだ。それは、この人も例外ではない

 

「俺は風鳴弦十郎。二課の司令だ」

「・・・あの女も言ってたが・・・二課ってなんだよ。」

「特異災害対策機動部二課・・・それが俺たちの組織だ」

 

・・・名前を聞くからにどうやら、政府が組織したものかな・・・

 

「さて・・・次は君のことを聞きたいのだが・・・」

「お前に話すことは無い。帰ってくれよ・・・」

 

俺がそう言うと大人は立ち上がり、靴を履く

 

「・・・素直かよ」

「帰れと言われたら帰るさ。俺は馬鹿ではないからな」

 

大人はそう言うと、そのまま俺の家を出ていく

 

『・・・いいのか?話さなくて』

「話したところであの人たちにはわからないよ。」

 

俺はそう言うと、クローゼットから一つ・・・アルバムを取り出す。

 

そこには幼き頃の自分と両親がいた・・・

 

「俺は・・・嫌いだ・・・」

 

俺はアルバムをゴミ箱へと捨てるとそのままベッドで眠りについた

 

 

 

 

・・・チュンチュン・・・

 

ジリリリリリ・・・

 

「んー・・・朝か・・・」

 

俺はすぐ目の前にある、時計のアラームを止める

 

『相棒!今日は学校だろ!?』

「そうだねー・・・寝てるわ」

 

俺が毛布を身体に包み、いもむし状態になると玄関からすごい音がする

 

「鈴夢ッ!起きなさいよッ!」

「ぐはっ!?」

 

どうやら玲奈がドアをぶち破り、俺にカバンをぶつけてきたらしい・・・その衝撃でトイも吹き飛ぶ

 

「・・・痛い・・・」

『な、なんで俺も・・・』

 

俺たちは悶絶する・・・痛いな

 

その姿を見た玲奈が俺の元へ駆け寄り

 

「鈴夢ッ!?大丈夫なの!?誰よ!こんなことしたのは!?」

 

そう言いう玲奈に俺は・・・

 

「お前だよっ!?」

 

この後、無慈悲な顔面パンチを食らった

 

 

 

 

・・・俺たちの通う中学は、普通ぐらいの学力をもう奴らが集まっており・・・まぁ、一言で言えば無駄に才能を持ってる奴らが多いところである

 

「うぃーっす。・・・って、俺の席返せ」

 

俺がクラスへと入ると俺の席はすでに占領されていた

 

「おー待ってろよ!すぐこいつを倒すからな!」

「何をッ!返り討ちにしてやる!」

 

・・・こいつらは俺の意見を無視して、俺の席を使い遊○王をやる

 

そして、俺の席に座る男・・・南雲 優也が言う

 

「オラッ!こいつだ!」

 

クラスのやつから「「「おおっ!」」」と言う歓声が上がる

 

「あれは真紅眼の黒竜じゃないか!」

「やべぇ、しかもレアデザインじゃねえか!」

 

・・・何張り合ってるんだろう。

 

優也が真紅眼を出すが攻撃力は2400・・・恐らく優也の中では最強のカードなのだろう・・・

 

しかし反対の奴が言う

 

「真紅眼か・・・たしかにカッコイイが・・・攻撃なら俺が勝つな!」

「何ッ!?」

 

そう言うと一枚のカードを取り出す

 

「「「まさかッ!そのカードは!」」」

「そうだ!圧倒的攻撃力の前にひれ伏すがいい!」

 

・・・あの眼鏡の奴が海馬社長に見えるんだが

 

「いでよ!青眼の白龍!」

「「「「な、なんだってー!」」」」

 

クラスから上がる悲鳴の声・・・その中には優也の悲鳴もある

 

「ふっふっふっ・・・あーっはっはっは!」

 

・・・やべぇ。意識が飛んでやがる。

 

狂人みたいな声を上げると、眼鏡は手を挙げ

 

「青眼の攻撃!滅びのバーストストリームッ!」

「ぐぁぁぁぁぁッ!?」

 

そう言うと衝撃で優也が後ろに倒れる

 

「「「優也ー!」」」

「・・・まるんじゃねぇぞ・・・俺は・・・止まんねぇからよ・・・」

 

・・・なんだこれは。何を見させられてる?

 

俺が哀れな視線を送る中、俺の目に手が置かれる

 

「だーれだ!?」

「・・・響だろ?知ってる。」

 

後ろから発せられる声にそう答えると、その手がどけられる

 

俺が後ろを向くと、笑顔の二人組がそこに立っていた

 

「あ、未来もいたのか?ごめんごめん。」

「いや、いいよ。元は響の悪ふざけだからね」

「未来の裏切り者ー!」

 

・・・この二人の片方は立花響、もう片方は小日向未来。

 

この二人は俺と同じクラスの、姉妹みたいな二人である。

 

初め、ぼっちだった俺に唯一、手を差し伸べてくれた二人なのだ

 

だからか、クラスからの人気も高い。

 

響は運動面で・・・未来は勉強面で優秀であるから、二人はお互いを助け合う存在なのかとも、感じてしまう

 

「むー・・・鈴夢くんも意地悪」

「元は響なんだろ?じゃあ響が悪いな」

「がおー!」

「ちょ!未来助けて!」

 

俺達が廊下でじゃれあっていると

 

「ほら。授業を始めますよ。早く席に着きなさい」

 

先生に冷たい目で見られる

 

・・・たしかに背中に響が貼っ付いてさらに、俺の耳を噛む姿はどこか、嫉妬を覚えるかもしれないけど!

 

「響、降りて席に着け」

「ほら、響、行こう?」

「うー・・・つまんない。」

 

俺たちはそれぞれ席につき・・・授業が始まった。

 

ちなみに優也は保健室で除細動器を使った実験の材料になっていた

 

 

 

 

・・・で、あるからしてここは・・・

 

先生の声が聞こえる中、俺はケータイをいじる。

 

・・・うわぁ・・・やっぱりニュースになってるな。

 

『仮面の戦士!喫茶店を守る!』

 

・・・なんともダサい題名だ。

 

「・・・何見てるの?」

 

隣の席の未来さんが冷たい目で見てくるが俺は焦ることなく

 

「エロ動画。」

 

十分な嘘をつく・・・しかし

 

「本当は?」

 

未来さんは怒です。

 

そのとき俺の頭が危険を感じる

 

俺は急いで黒板を見ると先生が攻撃体勢に入っていた

 

「・・・すんません」

「続けるぞ」

 

・・・この後・・・何事もなく授業を終えた・・・

 

ぐぁぁぁぁぁッ!?

 

・・・あっ、あいつ死んだな

 

 

 

 

あざーっした。

 

「あー・・・やっと帰れる・・・」

「おつかれ響。」

 

俺は労いの言葉をかけ響の席に牛乳を置く

 

「むー・・・育ち盛りじゃないんだから」

「ははっ。大きくなれ。」

 

いろんな意味でな。

 

ちなみに俺も男だからな・・・変なことは考えるさ

 

俺がこうやって時間を潰していると

 

「鈴夢ー!優也は!?」

「保健室だろ?それより俺たち帰るけどいいか?」

「待って!すぐに連れてくるから!」

 

隣のクラスから玲奈がクラス前で叫び、すぐに優也を連れに保健室へと向かった

 

「・・・全く・・・」

「鈴夢くんも大変だね。」

 

未来に慰められる・・・同情するなら金をくれ

 

なんて言えるはずもなく。俺たちは荷物をまとめ、教室を出ると

 

「青眼・・・死すべし・・・慈悲はない・・・」

「鈴夢お待たせ!さぁ!みんなで帰るわよ!」

 

ブツブツ迷いごとを呟く優也に、ふわふわとした玲奈がこちらに来る

 

「じゃ、今日はふらわーに行くか」

「やったー!早く行こうよ!」

 

俺がそう言うと響に元気が戻る

 

「もう。今日は食べ過ぎないでよ?」

「へいき、へっちゃらだよ!鈴夢くんも早く行こう!?」

 

・・・元気すぎる響に俺たちは・・・

 

「しゃーないな・・・遅れたやつはジュース代奢りな!」

「「はぁっ!?」」

「行くよ!未来!」

「響!待ってよー!」

 

こうして俺たちはふらわーに向かって走り始めた・・・

 

 

 

 

ふらわーは俺達が通うお好み焼き屋である。

 

お好み焼き自体好きではないが。ここのお好み焼きは結構好きなのだ。

 

なんというか・・・こうおばちゃんが言うに

 

「愛があるからね」

 

なのかなぁ・・・

 

「むぐむぐ・・・おいひいでふね!」

「響・・・食べながら喋らないで!」

 

・・・未来ちゃんが、響のほっぺとかにつくソースを拭う・・・その姿は世話をするお姉ちゃんのようだ。

 

「鈴夢・・・見とれてないよね」

「んなわけあるかい。はよ食えよ」

 

俺達が冗談交じりの会話をする中

 

「おばちゃん聞いてくれよ・・・俺の・・・俺の力じゃあいつには勝てないんだよ!」

「あらまぁ・・・でも、いつかは勝てるわよ・・・ほら、三度目の正直って言うじゃない」

「おばちゃん・・・(泣)」

 

・・・向こうは向こうで人生相談みたいになって・・・この日もふらわーは賑やかだった

 

と言うより・・・俺には一つ気がかりなことがある

 

「ん?おばちゃん。あの写真は・・・」

 

・・・俺は厨房にある、写真にふと違和感を感じた

 

「あぁ、これはね鈴夢くんが小さい時の写真よ。」

「ここで撮ったの?」

「えぇ、なんでも青髪の女の子も一緒だったのよ?」

「青髪の・・・」

 

その写真は少女は俺の後ろに隠れ・・・俺は堂々としているものなのだが・・・この子・・・どこか身に覚えが

 

「・・・この子誰かわかる?」

「わかってて言うと思うかい?悔しいなら自分で思い出しな?」

 

そう言っておばちゃんは鉄板を掃除する

 

・・・この子・・・知らないんだよな・・・

 

隣の玲奈も写真を見るが

 

「・・・なにこれ?初めて見るわね」

「・・・お前は知らないでいいよ。」

 

玲奈が叫ぶその時だった

 

ヴー・・・ヴー・・・

 

「ッ!警報!」

 

外から大きな警報音が聞こえる

 

「ノイズだね・・・おいでなすったよ!」

「おばちゃん!響達を頼む!」

 

俺はそう言うと店の外へ出る・・・そこは

 

「ひでぇ・・・まるで戦場だな」

 

外は車で分からなかったが地形がだいぶ変わっており、さらに複雑なものになっている・・・さらに

 

「空にもいる・・・これはめんどくさそうだな。」

 

俺はドライバーを腰に巻く・・・

 

しかしその時ちょうど・・・制服を纏った翼さんがやってくる

 

「貴様・・・」

「・・・話はあとだ。今は片付けるぞ」

 

そう言うと俺はメモリケースからSDメモリを取り出す

 

「発動!」

『ビート』

「変身!」

 

そう言うと俺はドライバーを起動させる

 

『スタート、メロディービーィィィト!』

 

電子音と同時に俺の身体を音符達が包み込む

 

『始まるメロディ、奏でるリズム

LET’S GO!!!!

仮面ライダーァァッ!ビーィィィト!』

 

俺の姿は一瞬にして白いライダーへと変身する

 

「Imyuteus amenohabakiri tron」

 

翼さんはそう歌うと彼女を白い装甲が彼女を包む

 

「貴様・・・」

「行くぞ。街を守るんだ。」

 

俺たちはまだ見ぬ生物・・・ノイズと対峙する・・・




いかがでしたでしょうか。

ちなみに言い忘れてましたが、ツヴァイウィングの悲劇はまだです。
しばらく響が中学の時の話になりますのでよろしくお願いします。

また、気に入ってくれた方、気になる方はお気に入りに追加よろしくお願いします。

それでは失礼します
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