7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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皆様!どうもこんにちは!
小南 桐絵ですー!

7つの歌姫更新します!
注意することにここから駄文になって来ますので先に謝罪しておきます・・・申し訳ございません。

お気に入り登録感謝です!

それではお読み下さい!


第三詞 新たな敵その名は“フィーネ”

ステージ上では二人の戦いが始まっていた

 

「ふんっ!せいっ!」

 

白銀の戦士は剣を振るい

 

「やぁっ!はぁぁっ!」

 

黒い女性は槍を振るっていた

 

お互いの武器がぶつかると、金属音に近い音が響き、火花が散る、しかし、彼らはそんなことを気にせず、ぶつかった後も、お互いに武器を振り続けていた

 

「鈴夢!あなたはどうして戦うの!?」

「っ!決まってるだろ!お前らみたいな奴を止めるためだよっ!」

 

当たり前の質問に当たり前の答え・・・当然だ。彼らは信じるものがあるから戦っていたのだ。

 

しかし、黒い女性は銀の戦士の攻撃に少しずつ押されているようだった

 

「っ!パワーが違う!?」

 

ビートのノーマルスタイルは決して力がある訳では無い。

 

力なら響のガングニールの方が上だし、機動性も翼の天羽々斬が勝っている

 

ノーマルスタイルは万能の塊であり、なにかに特化している聖遺物に勝てるものでは無いのだ。

 

つまり、彼女を押している理由は彼の努力と実力・・・さらには思いの強さである

 

「このまま押してやる!」

 

彼は剣を振るう手を止めず連続して振り続ける

 

「くっ!こんな!」

 

彼女は押されながらも、槍で剣の攻撃を的確に防いでいる

 

しかし、均衡が破れるのは以外と早かった

 

ギィィン

 

彼の剣が、彼女の槍を吹き飛ばしたのだ

 

「っ!ギアが!」

 

彼女の槍は大きく飛んだ後、後ろに突き刺さる

 

「決まったな!」

「・・・しまった・・・」

 

彼は素早く、腰のスロットにメモリを差し込む

 

『ファイナルドライブ!ビーィィィトッ!!』

 

彼はアームドギアを起動させると、空を舞い

 

「はぁぁぁぁぁっ!!」

 

上空から彼女を目掛けてライダーキックを喰らわせる

 

「っ!」

「これでっ!終わりだァァァっ!」

 

これで終わる・・・そう思った時だった

 

彼の蹴りが彼女を襲う数秒・・・彼に斬撃が直撃する

 

「切歌っ!?」

「マリアっ!無事デスかっ!?」

 

斬撃が飛んできた方を振り返れば、聖遺物に身を包んだ切歌、調の二人がいた

 

「やっと間に合った」

「鈴夢さん・・・今は許さないデスっ!」

 

彼の方を怒りを含んだ目で見る二人・・・しかし

 

「っ!?いない!」

「どこに消えたデス!?」

 

確かに直撃させたはずの彼の姿はそこには無く、どこかへ消えていた

 

「よく探すデス!まだ近くにいるはずデス!」

「・・・地上にはいない?」

 

地上にはいない。その言葉に反応した二人が上を見れば、そこには既に彼が、紅い姿で・・・手にガトリングを持ち、こちらに照準を向けていた

 

「弾幕だっ!受け取れ!」

 

彼はそう言うと、ステージに向け、引き金を引き、大量の弾丸を放つ

 

地面に弾丸が着弾すると砂嵐のように砂煙が舞い上がり、彼女たちの視界を奪う

 

「くっ!目くらましなんて!」

「こんなの!どってことないデス!」

 

彼はガトリングを収納すると、地上へ降り立った

 

 

 

 

・・・俺は会場へ降り立つと疾走する

 

まずは緑の子。

 

その子へ肉薄すると、俺はまず投げ飛ばす

 

「っ!?きゃぁぁぁっ!?」

 

可愛らしい声を上げ、飛ばされるが敵だから関係ない。

 

俺はそのまま空中に上げるようにアッパーを繰り出す

 

「ぐはっ!?」

 

緑の子は吹き飛び、次の目標はツインテの少女。

 

その子に近づき、俺は足祓いをしかけ、転ばせる

 

「いつの間に!?」

 

そのまま俺は肘を鳩尾付近へと叩き込む

 

「ああっ!」

 

気を失ったのを確認し、俺は最後・・・黒い女性へと疾走する

 

「せぇぇぇいっ!」

「鈴夢!?あっ!」

 

 

そのまま俺は滑るかのように接近し、彼女を打ち上げたあと、剣で切り刻んでいく

 

「最後っ!」

 

俺は最後の一撃と言わんばかりにかかと落としを喰らわせ、地面に衝突させる

 

「・・・終わったな」

 

三人とも瀕死になったのを確認し、俺は手を払う事で・・・戦いを終わらせた・・・

 

 

 

 

・・・情けないですね・・・

 

会場の様子を、一人ドローンで見ていたのは先程“ソロモン”回収したウェル博士・・・こと、ドクター・ウェル。

 

彼は会場の様子をドローンで監視していたが。三人の装者がやられたのを見て、ため息をついた

 

「・・・まぁ。改良の価値があるからいいですが。彼は面白いですね。」

 

聖遺物とは違う、別のもの。

 

さらにはそれに答えるかのように動く少年の存在が彼の好奇心を煽っていた。

 

「・・・彼が都市伝説の仮面ライダーですか・・・一応テレビでも見ましたが・・・生で見れるとは驚きですね。」

 

彼はコーヒーを飲み干すと、席を立ち、ケースからソロモンを取り出す

 

「そろそろ頃合ですか。引いてもらいましょう」

 

 

 

 

ウェルが杖を起動させると同時。突然、空のノイズが彼女たち三人の身体を持ち上げ運んでいく

 

「!ウェルからなのね」

「っ!待てっ!逃げるな!」

 

俺は大地を蹴り、飛翔しようとするが、身体が限界を迎えたのか、その場に膝を着いてしまう

 

「しまった!」

「鈴夢!」

 

彼女に呼ばれ、俺は空を睨む

 

「私たちはフィーネ・・・その残党みたいなものよ。」

 

そう言い残し、彼女たちは去っていった

 

俺は・・・彼女に言われた言葉をただ受け止めれずにいた

 

 

 

 

「ノイズの反応消失!敵側の装者たちは逃げた模様!」

「・・・そうか・・・死者とかの報告は?」

 

私がそう言うと、あおいさんからは「死者はいません。怪我人もです」と、奇跡的な言葉が帰ってくる。

 

「・・・よかったぁ・・・翼たちとは?」

「回線繋がりました。音声出します。」

 

朔也さんがそう言うと音声だが、翼との連絡が繋がる

 

「翼!そっちは無事か!?」

『あぁ!私たちは無事だ!』

 

どこか安堵の息を二課のメンバーが漏らす中・・・別の声が聞こえる

 

『奏さん?お疲れ様です』

「鈴夢か!?大丈夫なのか!?」

 

その声とは霧夜 鈴夢本人の声であり、彼は疲れた声ではなく、いつもの営業声で、答えてくる

 

『なんとか・・・ですが装者を逃がしました・・・すいません』

「気にすんな。無事ならそれでいいさ」

 

私がそう言うと、彼は『後片付けがあるので失礼します』と通信を切る・・・二課には静寂が訪れる

 

「・・・何が目的なんだ?」

 

私は敵の目的が分からないことに、少し不安を覚えていた

 

 

 

 

あれから事故処理が終わり。彼は疲れた身体を癒すために・・・何故かスポーツジムへと来ていた

 

『あれから数時間が経ちますが如何もんでしょうかね』

「・・・知らないよ。」

 

俺は身体を動かしながらも、相棒の質問に答えていた

 

『てか、あれから数時間動きっぱなしだけど大丈夫か?』

「・・・大丈夫だ。あれから弦十郎さんにも鍛えられてるからな」

 

俺の身体は昔とは違い、筋肉付きが弦十郎さんに近づいていた、決して弦十郎さんを目標にしてる訳では無い。

 

しかし、これもこれでいいと思っていた

 

「・・・マリア・・・か。」

『気になるのか?』

「そりゃあね。昨日まで味方みたいだった人が突然敵になるんだ。びっくりしたよ。」

『昨日の友は今日の敵ってか?面倒だな』

「そういう世界だ。気にしてないよ」

 

そう言うと俺はタオルで汗を拭き、持ってきた自家製のお茶で喉を潤す

 

「・・・続けようか。」

 

そう言うと俺は次の機器へと歩き出すが

 

「霧夜。時間はあるか?」

 

突然なのか。偶然なのかはわからないが。翼さんに引き留められる

 

「・・・あるけど。」

「そうか・・・なら・・・で、・・・その・・・」

「ん?」

「デートをしてくれないか?」

 

あれ?デートってお出かけだよな?

 

 

 

 

・・・俺は着替えながら、翼さんとのお出かけのことを考えていた。

 

・・・デートなぁ・・・確かに響の時は何回か一緒に行ったけどさぁ・・・翼さんとなると話が違う。

 

なんだろう・・・響が友達なら翼さんは大人のお姉さんなのだ。

 

対応をしっかりせねば。

 

そう思い、普段着のパーカーを羽織ると俺は外へ出る

 

「・・・いたいた。」

 

俺は翼さんを見つけ、近寄るが・・・

 

む。どうも人の視線が刺さるな

 

当の翼さんに視線が集まるせいか。少し近づくだけでも視線がこっちに向いてしまう

 

翼さん歌手だからなぁ・・・有名なんだよなぁ。

 

俺が行くのを躊躇っていると、翼さんがこちらを見つけ、近づいてくる

 

「霧夜、着替えは済んだか?」

 

たくさんの視線の中で、翼さんと話すことは、下手したらスキャンダルになりかねない・・・気をつけねば。

 

「あぁ。行こうか」

 

俺がそう言い、歩き出すと翼さんは手を握ってくる

 

「っ!?」

「・・・どうした?嫌か?」

「・・・いや。別に・・・」

「では行こう・・・ちょうど昼食を食べに行こうか」

 

そう言うと俺たちは心当たりのある店まで手つなぎで歩き出した・・・

 

その時の嫉妬の視線は・・・気にしなかった





次回の話は恐らくシリアス・・・もしくは悲観的な話になるかと思います。

次回更新はそこを考慮してお読み下さい。

それではお読みいただきありがとうございました!
また、お気に入り登録よろしくお願いします!

次回更新もよろしくお願いします!
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