7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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皆様申し訳ございません。コラボ話はまだ後になります。
どうも。小南 桐絵です。

一応前回投稿させて頂いた物はボツとなり、また書き直すことになりました。一応コラボ相手の桐野様には謝罪し、書き直しの了承を得ました。皆様、誠に申し訳ございません。

なお、コラボ話は桐野様の作品「IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか」のコラボ話が終わってから投稿致します。

皆様を騙すようなことを言ってしまい。誠に申し訳ございませんでした。今後さらに気を付けたいと思います。

それではお読み下さい
お気に入り登録ありがとうございます!


第十七詞 怪物は翼を広げる

『っ!見られた見られた見られたっ!』

 

俺は悔しさと憎しみに満ちていた

 

何故かは簡単。マリアに化け物としての姿を見られたところだ。

 

さらにこれがみんなに広まればどうなる?

 

俺の・・・俺の存在は・・・

 

『否定される。それだけは嫌なんだ!』

 

せっかく自分の存在を忘れ、ここまで生きてこられたのに・・・また一人になるのは嫌だからっ!

 

『あ・・・あぁぁぁぁっ!』

 

俺は空を飛び、ある場所を目指す。

 

それは・・・忘れられた者達が集まる幻想の地へ・・・

 

 

◇

 

 

「鈴夢?どうしてなの?」

 

私は彼が病室から飛び出していく様を見ることしか出来なかった。

 

初めは止めもしたが。彼の行動で私の身体は彼を否定した

 

―彼は危ない―

 

そう反応してしまったのだ。

 

もし彼が私に牙を向ければ・・・

 

「・・・っ!違う!鈴夢がそんな事をするはずがないもの・・・」

 

・・・だが・・・彼は・・・

 

「姉さん!何があったの!?凄い大きい音がしたけど!」

「マリアっ!何があった!?説明してくれ!」

 

そこに風鳴翼、セレナの二人が飛び込んでくる・・・私は泣きそうに

 

「鈴夢が・・・いなくなったの・・・」

 

ただそう告げることしか出来なかった。

 

 

◇

 

 

今マリアはなんと言った?

 

「・・・鈴夢がいなくなった?」

「そうよ。病室に行ったら・・・化け物になってて。それで・・・」

「・・・ウェルの仕業かしら」

「セレナ。それはないな。考えてみろ、あの馬鹿がこんなことすると思うか」

「・・・そうね。」

 

彼女たちは考えていた、何故彼があの姿になったのかを。既に疑問を見出していた

 

「・・・もしかして・・・あの本の内容なのでは?」

「え?」

 

あの本。それはかつてフィーネが読んでくれた仮面ライダー×スーパー戦隊のものだ。

 

人の中に絶望、悲観的考えがあれはその者は怪物になる

 

オルフェノク・・・グリード・・・ヤミー・・・

 

「・・・生み出されるものと、変わるもの。それが仮面ライダーの敵さんの誕生じゃないんですか・・・ね」

「なるほど・・・つまり鈴夢は精神的か。もしくは何かに追い詰められていたと」

「そうなりますね。」

 

・・・彼女達は悔やむ何故彼を止められなかったのかを

 

「それにあいつらは鈴夢を世界の敵と言ってた。」

「なるほどなぁ・・・次あったらボコボコにしてやる!」

「あぁ!しかし今は霧夜を探そう!」

「あてはあるの?」

「・・・こういう時のオペレーターじゃないか」

 

 

◇

 

 

「霧夜くんの居場所はわかるか。」

「ええ。発信機を付けたのでわかりますよ。」

 

司令室では。マリアの説明を終え、鈴夢の捜索を行っていた

 

「・・・場所は・・・ここです!」

 

と朔也さんが映像をモニターに映し出すと、鈴夢の居場所がハッキリわかる。

 

どうやら現在はまだ東京上空を飛んでいるようだ。

 

「・・・まだ県内いや。国内にいるのか」

「そのようです。しかもそこから全く動く様子がないです。」

「なに?」

「何かを探しているようにも見えるし・・・何かを待ってるようにも見えます」

「・・・待っている・・・か。」

 

と、弦十郎は腕を組み直す。今、司令室にはこの2人と、新海 美月、さらに天羽奏がいるだけだ。

 

「で?どうするんだよ。迎えに行くのか?」

「奏。今私たちが迎えに行けると思ってるの?」

「・・・そりゃあ無理だな。」

「そうだね。でも・・・不気味ね。まるで未練がある動き・・・」

 

・・・奏達はモニターを見ると、彼の動きを観察する。

 

彼が、戻ってくると信じて

 

 

◇

 

 

「見つけた・・・あれがビートか。」

 

大地。そこには二人のライダーがいた。

 

一人はスペードのカードを使う戦士。

 

もう一人はダイヤの戦士

 

「剣崎・・・彼を殺すのか」

「あぁ・・・そうでなければ。彼が壊れてしまうから」

「・・・剣崎・・・」

「もう始みたいな奴は増やしたくない!行くぞ!」

「付き合うぞ!」

 

バイクの走る音がその場に響き、彼らは走り出した

 

 

◇

 

 

「・・・こちらクリスっ!未だ鈴夢の姿はない!」

『こちらもだ!くそっ!霧夜はどこだ!』

 

私達は司令の許可なしで、独断で鈴夢を探索していた。

 

『あーもう!鈴夢さんはどこに隠れてるデスか!』

『・・・反応はこの建物のはず。』

 

彼女たちは奏さんからの指示で。鈴夢はここにいるとの連絡を受けて捜索している

 

『響・・・鈴夢くんは・・・』

『大丈夫。鈴夢くんはそんな人じゃないから』

 

みんなは必死に鈴夢のいる建物を探す。

 

早くも探して数時間経つが、彼女たちは諦める様子を見せない

 

と、みんなが探す中・・・1つの部屋では・・・

 

「鈴夢・・・見つけた」

『っ!』

「見つけたわよ霧夜っ!一緒に帰るわよ!」

 

そこでは既にセレナとマリアが彼を追い詰めていた。

 

逃げ場のない部屋で。3人は言葉を交わす

 

「鈴夢お願い!戻ってきて!」

『・・・っ!』

「あんたがいなくなってパニックなんですよ!早く戻って!」

『・・・無理だ。もう僕は・・・人ではなくなった』

 

微かに聞こえる彼の声。しかし、それももう聞こえなくなってきている

 

「っ!帰る前から諦めてどうするのよ!我慢しなさいよ!」

『無理なんだ!どうせみんなは俺を嫌うだろう!』

「・・・そんな事ないわよ!」

『っ!そんな事ない!?じゃあ今の俺の姿を見てか!そうじゃないだろう!どうせ我慢して言ってるだけだろう!どうせそうさ!みんな―』

 

その時だった。彼の頬が叩かれたのは

 

―っ!

 

『・・・ま、・・・マリア?』

「馬鹿!鈴夢は鈴夢なのよ!?誰が嫌うの!」

『俺は・・・化け物で・・・俺は・・・』

「鈴夢は鈴夢でしょ?姉さんのことを理解してあげて」

『・・・っ。』

「はぁ・・・怪物になってもバカはバカのままか・・・いや。案外アホも入ってるのかもね」

「・・・セレナ。少し言い過ぎよ」

『・・・いや。それぐらいがセレナさんっぽくて俺はいいな』

「・・・ふん。わかったら元に戻りなさいよ」

『・・・戻れないんだよ』

「「へ?」」

 

◇

 

 

『短い間でしたが。ご迷惑をお掛けしてすみません。』

「・・・っ。鈴夢くんなのだな」

『はい。』

「了子。どう見る」

「うー・・・ん。今のところは原因不明ねぇ・・・正直これは自然現象としか言い様がないわ」

「なるほど」

『納得しないで。元に戻りたいのに』

 

しかし。了子さん=フィーネもお手上げとなると、もう元に戻すすべがいよいよ無いのかもな。

 

「何かヒントでもあれば・・・」

 

と、その時だった。

 

『・・・あ・・・』

「ん?どうした鈴夢。」

『・・・戻る方法・・・少しだけど聞いたことがある。』

「本当か!?」

『ええ。それを立証するためにも・・・』

 

鈴夢はビートドライバーを見つめ・・・

 

『こいつには起きてもらわないとな』

 

 

◇

 

 

『んで俺の出番か』

『あぁ、正直トイの知識だけが頼りだ』

『・・・なるほどな』

「・・・で。教えてもらおう。幻影の雫の場所を」

『まぁ、教えてもいいけど。あれだ。場所が場所だから無理なんだよね』

「場所?」

『そう。その場所は・・・』

 

―幻想郷・・・だっけか―




字数少なめ。次回から新しい話の始まりです。

また、その話の最中になるかとおもいますがコラボ話もしっかりと投稿して行きたいと思います。

皆様、何卒感想、コメントよろしくお願いします!

お気に入り登録よろしくお願いします!

それではお読み頂きありがとうございます!
また、コラボさせて頂いている桐野 ユウ様の作品「IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか」も是非ご覧ください!

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