7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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どうも、足を引っ張っても学校に行ってる
小南 桐絵です。

足の打撲が治んない。
まず打撲ってお湯を当てたらアウトなんですね。昨日夜南さんに言われて初めて気づきました。おかげで悪化しました。( ºωº )
まぁ骨折は無いとの事なので、とりあえず土日は安静にします。

それではお読み下さい。



第9弦 開かれる真実の扉

海聖「・・・凄い・・・」

 

俺は圧倒されていた。

 

切歌「鈴夢さんの馬鹿デース!勝手に私たちの前からいなくなるからァっ!」

調「こいつのせいなのかな?鈴夢さんが帰ってこないのはっ!」

 

突然現れた小さい2人が、2人が・・・ネフィリムを圧倒している。

 

片方は鎌で圧倒し、もう片方はのこで圧倒してる・・・

 

海聖「すげえ・・・っ!戦兎さん!どこにいるんだ!」

戦兎「くそっ!こっちだ!」

 

戦兎さんはどうやら後ろでノイズの相手をしてたみたいだ。

 

海聖「援護しますっ!散開をっ!」

 

そう言うとネフィリムの拳が俺の元へ来る

 

海聖「危ねぇだろっ!」

 

俺はそう言いながらも、ネフィリムを弾き飛ばす。

 

切歌「気をつけるデス!」

調「そいつの力は私たち以上だから!」

戦兎「そう言うの・・・何回もやってて慣れたよ!」

 

そう言うと戦兎は素早い身のこなしでかわしつつ、ネフィリムの注目の的になる

 

海聖「さんきゅ!行くぜッ!」

 

俺は黒きクウガを纏うと、ネフィリムに対して突撃する。

 

海聖「俺が攻めるっ!合わせろよ!」

戦兎「言われなくても!」

 

俺はそう言うと高速でネフィリムに接近、そのまま肉薄する

 

ネフィリムは俺を捉えるべく、腕を動かすが、俺は読んでいたかのように回避する

 

そのまま地面に足をつけた状態で、回避を続ける。

 

妖夢の師匠は言ってた「見る前に感じる事が大事だと」・・・なら、全感覚を研ぎ澄まして回避するまでだ。

 

戦兎「海聖!」

海聖「戦兎!俺が時間を稼ぐっ!方法を考えてくれ!」

戦兎「方法?」

海聖「そうだ!こいつの攻略方法だよ!任せたぞ!」

 

そう言うと俺はネフィリムに集中する。

 

右・・・いや、左か!

 

俺は読み終えると数秒もせずに行動に移す・・・もちろん間違いはあるが、それを修正するかのように俺は体勢を立て直す。

 

切歌「海聖さん!」

海聖「君たちは他の救援に!ここは仮面ライダーが引き受けた!」

 

そう言うと、彼女たちは容赦なくその場を離れていく。

 

海聖「・・・も少し拒否してもいいんじゃない?」

 

俺はネフィリムの拳を避けつつ、ネフィリムへの反撃の機会を伺う。

 

戦兎「・・・ダメだ。どうも計算できない!」

海聖「落ち着け!絞りだせよ!」

 

そう言うと・・・空からレーザーが降ってくる

 

海聖「なんだ!?」

戦兎「これは!」

 

俺達が驚いていると、間髪入れずに空から鈴夢が飛んでくる。

 

鈴夢「戦兎さん!海聖!援護します!」

海聖「さっすが!ギアとやらの力だけあるな!頼りになるぜ!」

戦兎「鈴夢!ネフィリムをそのまま引き付けてくれ!」

鈴夢「了解!」

 

そう言うと鈴夢は剣を振るい、翼をはためかせ、空を舞うように戦う。

 

トイ『攻撃がワンテンポ速いぞ!少し遅めた方がいいぜ!』

鈴夢「おっけ!」

 

・・・彼はリズムに乗るように、剣を振るう・・・リズム・・・

 

リズム!これだ!

 

海聖「戦兎!」

戦兎「あぁ!俺も思い浮かんだぜ!」

 

そう言うと、吹き飛ばされてきた鈴夢を加えて、俺達は話をする。

 

戦兎「鈴夢!ちょっといいか?」

鈴夢「なんですか?」

戦兎「お前が俺たちをリードしてくれないか?」

鈴夢「え・・・」

戦兎「お前の音感なら・・・多分・・・いや、絶対いけるんだ。」

鈴夢「つまり・・・」

海聖「お前が指示を出すんだよ。頼むぜ?」

 

俺達が鈴夢にそう言うと、鈴夢は分かったように頷く。

 

海聖「よし!行くぞ!」

 

そう言うと俺達はそれぞれ散開し、ネフィリムとの戦闘を始めた。

 

 

―――

 

 

鈴夢「戦兎さん!そのまま2テンポ待機!海聖は速めてくれ!」

トイ『クレッシェンド!一気に上がってくぜ!』

鈴夢「やろう!みんなの指揮をとるんだ!」

 

俺は散開してネフィリムへ攻撃する2人へ指示を出す。もちろん俺も攻撃を続ける。

 

鈴夢「戦兎さんは攻撃をワンテンポ速めて下さい!海聖はそのまま待機!トイ!」

トイ『敵のリズムに変更はない!このままいけるぞ!』

 

ネフィリムからの攻撃が戦兎さんに向くと、海聖はそのまま突っ込んで行く。

 

戦兎さんはそのまま交代するように下がっていく・・・いい感じだ!

 

鈴夢「戦兎さんはフォームチェンジを!海聖はそのまま引き付けててくれ!」

 

そう言うと戦兎さんはビルド、ホークガトリングに姿を変え、飛翔しながらネフィリムへと銃弾の雨を浴びせる

 

鈴夢「海聖!タイタンフォームへ変身を!俺も同時に切り込む!」

海聖「おう!」

 

海聖が紫色の戦士、クウガ、タイタンフォームに変身すると俺と同時にネフィリムへと切りかかる。

 

ネフィリムの身体にさらに傷が着くと、ネフィリムは身体を一回転させながら殴り込む

 

鈴夢「ちっ!戦兎さんはそのまま弾幕を!俺達は直ぐに体勢を立て直します!」

戦兎「わかった!」

 

そう言うと戦兎さんはネフィリムの攻撃をかわしつつ撃ち込む。

 

今は順調・・・いや。まだまだだな。全く思い通りに進まない。

 

鈴夢(まだまだ・・・皆の指揮をとるにはあまいか・・・)

 

でもだ。今、戦兎さんは・・・いや、2人は俺に頼ってくれた。

 

こんな馬鹿みたいな俺でも、化け物になった俺でもと。信用してくれるから、俺に託してくれたんだ。だから!

 

鈴夢「この思いだけは無駄にはしないっ!俺の命をかけた指揮でっ!最高のリズムを奏でてやる!」

 

俺はタクトを振るように手を動かすと、2人をリードするために指揮を始めた・・・

 

 

―――

 

 

海聖「凄い・・・凄い指揮だ」

 

海聖の言う通り。俺達は鈴夢の指揮に圧倒されていた。

 

戦兎「なんだよ・・・鈴夢って天才なのか?」

海聖「天才なんてレベルじゃないですよ!こんなの・・・」

 

運命が見えてるように見える。そう言いたいのかも知れない。

 

しかし、その言葉通りに、鈴夢は絶妙な指揮で俺たちを動かし、さらには無傷でネフィリムへと攻撃している。

 

まるで圧倒的なチェスの盤面だ。一つがやられても、また新たな一手が繰り出される。

 

そうすることで相手を焦らせ、道をひらく・・・少なくとも俺達にはそう感じる。

 

海聖「・・・絶対音感・・・か。」

戦兎「噂には聞いたことあるが・・・これ程とはな」

 

俺も、別のことだが天才とは呼ばれる。しかし・・・鈴夢のはそれ以上だ。

 

彼の性格上。謙遜し、あまり自分から進みでるやつじゃないが・・・本気になると誰もが知らない彼の顔が現れるのだ。

 

眠れる獅子・・・そう言うのかもしれないが、彼は・・・今や止められないものになったのだ。

 

戦兎「怒らせたら手がつけれないってこういう事なのかもな。」

海聖「何?」

戦兎「なんでもない!行くぞ!鈴夢の指示通りにうごくんだ!」

海聖「任せろっ!そっちは足を引っ張るなよ!」

戦兎「お前こそなっ!」

 

俺達はお互いに叱咤しあうと、鈴夢の指示を聴きながら、戦闘を続けた。

 

 

―――

 

 

鈴夢の指示が飛んでいたのは彼らだけではなかった。

 

鈴夢「マリアさん、翼さんは両翼を!響をフォワードにセレナさんがバックアップを!」

 

人里周辺の防衛戦では装者たちが中心に防衛陣を組んでいた。もちろん指揮は鈴夢が担当する。

 

鈴夢「切歌ちゃんは調ちゃんのバックを!調ちゃんは馬鹿共をなんとかまとめててくれ!」

妹紅、天子「誰が馬鹿だって!?」

霊夢「はいはい。馬鹿って自覚あるなら仕事をしなさいな。」

鈴夢「続けて姉さんが主軸に、空中戦の部隊を!なのはさん達だけじゃ多分だけど防げない!」

クリス「了解した!オラオラっ!着いてこいよ!」

魔理沙「あいよっ!綺麗な弾幕を見せてやるぜっ!」

 

幻想郷の空と地上では。光が飛び交い、森では大地が動き、水辺では飛沫が上がっていた。

 

鈴夢「・・・思い通りに動く・・・これが奏者の・・・いや。俺の力なのか!」

トイ『鈴夢!紅魔館の周辺で反応多数!』

鈴夢「にとりさんに打電!美鈴さんを起こして!」

トイ『起きたって!』

鈴夢「了解!全体の指揮をとるよ!」

 

そう言うと、トイが俺に細かな状況を伝え、俺が戦術を立てる。

 

少ない時間だが、僅かな欠陥も埋めるようにして指示を出す。もちろん全体にだ。

 

鈴夢「ウェルだって全体に指揮が出せるほど有能じゃないはずだ・・・その点俺らには有利がある。」

トイ『その通りだ。あの馬鹿じゃあネフィリムぐらいが限界だろうし・・・そのネフィリムは怒り狂うかもしれないからな』

鈴夢「後最も。」

 

そう言うと俺らは白銀の剣を担ぎ、前へ出る

 

トイ『おいおいw指揮官が前に出ていいのか?』

鈴夢「かの有名な指揮官。ナポレオンだって前に出てたさ。ほら。不可能を可能にするには何事も挑戦からでしょ?」

トイ『一理あるな!』

鈴夢「行こうぜ!戦兎さん!海聖!剣舞曲だ!一気に行こう!」

 

剣舞曲。人呼んで、ガンガン攻めろと指示を出すと、俺はギアの出力を上げる。

 

ネフィリムは俺達の動きに翻弄され、その身体に少しずつだが傷を負っていく

 

鈴夢「・・・っ。これでも倒れないのか」

海聖「流石は化け物ってところかな?」

 

その時だった。ネフィリムの動きに違和感を感じたのは。

 

ネフィリムは大きく腕を振り上げると、乱暴な感じで地面に叩きつけ、衝撃波を起こした。

 

鈴夢「っ!間に合わないっ!」

 

衝撃波は俺たちを飲み込むと、拡散するように周囲に飛び散って行った。

 

 

―――

 

 

クリス「っ!鈴夢!」

 

空から地上を見下ろせば、そこにはネフィリムの崩した大地しかなかった。

 

ネフィリムはその中心で呆然と立ち。鈴夢達の姿は見えなかった。

 

なのは「戦兎さんがやられたの!?」

霊夢「あの化け物・・・とんでもない強さね。」

 

仮面ライダーを圧倒した力・・・これには皆が険しい顔をしているに違いない。

 

しかし、あれはいずれにしても倒さなければならない敵なのだ。倒さなければ・・・

 

翼「雪音っ!無事なのか!」

クリス「先輩っ!鈴夢たちが!」

フェイト「とりあえず落ち着きましょ。指揮なら私たちが何とかするわ。」

クリス「・・・すまねぇ。」

なのは「気にしないで!今は体勢を立て直しましょ!」

 

そう言うと2人は魔法陣を展開させ、光球のようなものや、矢を放っていく。

 

クリス「アイツはどうする?」

翼「・・・私たちが止めるしかない。聖遺物に対抗するには聖遺物が一番だ。」

クリス「・・・私たちがやるってか」

翼「それしか方法があるまい。行くぞ雪音!」

 

そう言うと先輩は刀を担ぎ、一つの風となって降りて行く。

 

クリス「しょうがねぇな!私も付き合うぜ!」

 

そう言うと私はレーザーをネフィリム向け、照射する。

 

クリス「鈴夢たちがやられるわけねぇだろ!目覚めるまでは耐えてやるからなっ!」

 

そう言うとネフィリムはこちらを向き、その姿を変えた。

 

 

―――

 

 

戦兎「二人とも・・・起きろっ・・・」

 

ネフィリムのすぐ近く。一人、二人の少年を担ぐ戦士がいた。

 

戦兎「特に鈴夢はこんな所で死ぬなよ・・・お前にはもっと聞きたいことがあるんだからなっ・・・」

 

その戦士。戦兎は既に意識が途切れている二人を担ぎ、ネフィリムから遠ざかるように歩いていた

 

もちろん彼らは甚大な被害を負っており、それぞれがそれぞれの怪我を負っていた

 

戦兎「・・・ここまで来れば・・・安全か。」

 

彼はそう言うと、2人を担ぎ下ろし、静かに倒れ込んだ。

 

戦兎「あー・・・いろいろやったなー・・・もう、寝てもいいよな・・・」

 

彼が静かに目を閉じた時、空からは白い翼を羽ばたかせる魔法使いが降りて来ていた

 

 

―――

 

 

鈴夢「・・・歌?」

「そうだ。とっておきの歌なんだよ」

 

懐かしい会話だ。そう思いながら、俺はこの話を聞いていた。

 

いつの日か。俺はある通りすがりの人の歌ってた歌に惹かれ、それを聞いたことがある

 

「ただ、この歌は未完成なんだ。」

鈴夢「・・・」

「そんな悲しい顔すんなって。曲事態出来てない訳じゃないんだから」

鈴夢「そうなのか?」

「あぁ。だけど・・・そんな簡単に歌うものじゃないんだ。この曲は・・・ある人の。俺の大切な人のために歌いたいんだ。」

鈴夢「・・・よくわかんないや。」

 

俺が悲しそうな顔をすると、その人は少し乱暴だが、優しく頭を撫でてくれる。

 

「いつかお前にもわかるさ・・・本当の歌ってのは・・・誰かに与えられる物じゃないって事がな」

 

 

そう言った彼が歌っていた曲は・・・

 

 

 





今回もまた、桐野 ユウ様の方で、多くの方とコラボさせて頂くことになりました!ありがとうございます!
コラボ相手はルオン様、シヨン様、武神鎧武様、翔斬様、と私になります。
コラボが気になる方は是非、桐野様の「IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか」をご覧下さい!

また、お気に入り登録よろしくお願いします!
お読みいただきありがとうございました!
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