7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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皆様こんにちは。小南 桐絵です。
最近になって、ようやく勉強が身についてきた感じです。
最近ハマりのマンガは蒼き鋼のアルペジオ。
アニメは閃乱カグラ。
ゲームはFate(エクステラとFGO)

こんなもんの統一性のない趣味ですがよろしくお願いします。
ごちうさの話はリクエストの蝙蝠男 様のリクエストになります!ありがとうございます!
それではお読み下さい!



第2節 3店舗巡り!まずは癒しを!

鈴夢「いらっしゃいませー。何名ですか?」

女性「・・・ええっと・・・/////」

 

鈴夢くんがバイトを初めて数時間。とうとうイライラが限界にまで達してきた

 

響「・・・鈴夢くんが私たちだけを見てくれる方法はないのかな?切歌ちゃん。」

切歌「・・・さぁデス。でも、マリアたちなら策はあるかもデスよ?」

響「あっ。また他の人と・・・イライラしてくるなぁ・・・」

 

鈴夢くんの動きにはミスは愚か、細かい所までしっかりしている。・・・そう言えば鈴夢くんって前は喫茶店でバイトしてたんだっけ。

 

だが問題は、鈴夢くんが他の人と楽しそうに話していることなのだ。

 

千夜「あら、顔が怖いわよ?」

響「えっ!?そ、そ、そんな顔してました!?」

チノ「・・・わかりやすいです。」

 

と、こっちに戻ってきた千夜ちゃんとチノちゃんにそう指摘される。

 

切歌「むー・・・コーヒー淹れるの・・・難しいデス。」

鈴夢「ここネルとかコーヒープレスって置いてあるよね?」

チノ「洗うのが面倒です。」

鈴夢「そう言わずにさ。ネルなら交代交代で回せばいいじゃない。プレスは中とかしっかり洗うだけだしさ」

切歌「・・・鈴夢さんはいつからいたデス?」

 

・・・あえて会話の途中で言わなかったが、いつの間にか鈴夢くんは私たちの間に入っていた。チノちゃんの頭を撫でながら。

 

鈴夢「切ちゃんが「コーヒー淹れるの難しい」って所からかな。あっ。休憩代わりに紅茶いる?今日はハーブティーだから苦めだよ」

響「・・・準備がいいね・・・」

鈴夢「プロですから(キリッ」

 

そう言うと鈴夢くんは嵐のように去っていく。・・・紅茶・・・いい匂いだなぁ。

 

チノ「あっ。そう言えば鈴夢さんはシャロさんには会ったのでしょうか。」

千夜「・・・来て早々だから会ってないんじゃない?」

響「何?浮気の話?」

チノ「いえ・・・そういう訳ではなく。」

 

そう話していると、奥からリゼちゃんとココアちゃんがやってくる

 

リゼ「おーい。交代だぞー」

チノ「む。もうそんな時間ですか。・・・すいませんが響さんと切歌さんは先に待っててもらえないでしょうか。あと少しで私達も上がるので」

響「ん?上がっていいの?」

チノ「はい。お二人にはお手伝いして頂いてありがとうございます。」

切歌「気にしないで欲しいデス!私達は仲間なんデスから!」

ココア「で、私達も早めに上がってどうするの?待ってて貰うってことは・・・」

チノ「はい。シャロさんに会いに行きます。問題は・・・」

 

チノちゃん含め、みんながホールに目をやる。そこには・・・

 

鈴夢「・・・あぁ・・・仕事してる時が平和だなぁ。このまま日向ぼっこしてぇ・・・」

 

・・・そこには優雅に紅茶を淹れ、飲んでいる鈴夢くんの姿があった。

 

紅茶を飲む姿はまるで中世の貴族を思わせる仕草、さらには背景の光がいい感じに鈴夢くんに当たっている。

 

ざゎ・・ざゎ・・・

 

・・・当然か。鈴夢くんのようなイケメンが無防備にあんなことしてたら写真の一つや二つ。ざわざわも増えますよね。

 

チノ「・・・お父さんにお願いして早めに代わってもらいましょう。」

リゼ「そうだな。これ以上ここをスタジオにするのは良くないからな」

切歌「・・・ここはいつからスタジオなんデス?」

 

 

―――

 

 

鈴夢「・・・なぁ、聞いてくれよウサギさん。」

 

日は暮れ始め、チノちゃんのお父さんのバーになった所で俺はカウンターでウサギと会話する。ちなみに名前はティッピー・・・とか言うらしい。メスです。

 

鈴夢「全くよォ・・・人生ってのは上手くいかないもんだな」

ティッピー「・・・人生の初めにおる奴が何を言うか。」

鈴夢「いやいや。俺はもう十分に折り返しに来てますけど。」

ティッピー「そう言うのは鏡と経歴を見てから言え。」

鈴夢「連れないなぁ・・・」

 

このウサギさんはプライドが高いのか・・・なかなか会話が弾まない。おかしいなぁ・・・

 

鈴夢「はぁ・・・モテたいなぁ」

ティッピー「半殺しにしてやろうか?小僧」

鈴夢「ウサギがそんな怖いこと言わないでくれよ。全く・・・冗談に決まってるだろ?」

ティッピー「自覚があるのか?」

鈴夢「無いわ。」

 

 

―――

 

 

響「・・・フルール・ド・ラパン?」

ココア「そうだよ!ここにシャロちゃんがいるんだ!」

切歌「・・・名前聞いてるだけじゃわかんないデス。特にイメージもないから・・・」

リゼ「まぁ、悪い奴ではないからな。入るか。」

 

そう言い、リゼちゃんを先頭に扉を開けると

 

シャロ「ようこそー・・・って!リゼ先輩!?」

 

そこにはフリフリのお耳・・・?に可愛らしい服装に身を包んだ女の子がいた。・・・まさか。

 

響「この子がシャロちゃん?」

ココア「そうだよー。(ペカー」

切歌「軽い!軽すぎる紹介デスっ!?」

千夜「今日も可愛いわねー」

シャロ「う、うるさい!なんでみんなして来てるのよ!」

チノ「早めに仕事を代わってもらったので、この方達にシャロさんを紹介しようかと。」

シャロ「・・・よく見たら見ない顔ね。知り合いなの?」

 

・・・カクカク、シカジカΨ(・ω・ )Ψ

 

一通り、とりあえずシャロちゃんに説明する。

 

シャロ「・・・ふ、ふーん。あのバカが帰ってきたんだ・・・へぇー・・・」

響「・・・バカ・・・?」

切歌「ストーップ!ストーップデス!お気を確かにぃ!」

 

・・・鈴夢くんの説明とかしただけなのに!バカとか!バカって!こいつ!こいつは!

 

リゼ「・・・二人とも落ち着け。これが私たちの普通だ」

響「・・・なら、しょうがないか」

 

・・・ちっ。命拾いしたな。

 

シャロ「で?みんなは今日もハーブティーを味わいに来たの?」

チノ「普段はココアさんが寝てるイメージしかないんですが。どうなんですか?」

 

・・・あぁ、このお店の看板にも書かれてた「心も身体も」って、そういう事なのね。把握出来ました。

 

シャロ「・・・あれ?鈴夢は一緒じゃないのね。」

ココア「今はチノちゃんのお父さんと共にバーやってるよ?どうして?」

シャロ「なんでもないわよ。ふん。」

 

そう言うと、シャロちゃんは去っていく。

 

リゼ「素直になれないのはシャロだけじゃないよな。わかる。」

響「・・・素直?」

 

 

―――

 

 

カランカラン

 

鈴夢「いらっしゃい・・・って。青山さんじゃないですか。」

 

暗い夕方、少し早くだが、バーの扉が開き、そこから身に覚えのある人が入ってくる

 

青山「鈴夢くんじゃないですか、お元気にしてましたか?」

鈴夢「元気ですけど・・・青山さんこそどうなんですか?最近小説書いてます?」

青山「・・・」

鈴夢「あぁ。そういう事か。」

 

俺が質問すると同時に青山さんの視線が下がる。なるほど・・・スランプなんですね。もしくは行き詰まってるか。

 

青山「また、発想がなかなか浮かばなくてですね・・・どうにかして引っ張りたいな・・・と。」

鈴夢「あー・・・わかります。集中する時の方が余計に書きづらいですもんね。」

青山「・・・何かいい案はないですか?」

鈴夢「言い方が酷いですね。てか、初めぐらい自分で決めてくださいよ」

 

そう言いながらも、俺はテキパキと支度を進めていく。

 

青山「そう言えば鈴夢くんはみんなには会えましたか?」

鈴夢「・・・ええ。中々変わってなくて驚きましたよ」

青山「ふふっ。鈴夢くんは変わりましたね。」

鈴夢「あっ。わかっちゃうんですね。」

 

あぁ・・・この人には隠し事ができないって言うか・・・お互い様っていうか・・・うん。お互い様だな。

 

青山「どうです?コーヒー淹れながら話でもしません?」

鈴夢「あー・・・まぁ、うん。それで青山さんの気が済むなら。」

青山「あれ?・・・マスター声のぬいぐるみさんは?」

鈴夢「今日はお休みです。」

 

 

―――

 

 

響「ふーん。鈴夢くんはここ辺りに来てたんだ。」

リゼ「あぁ、その時なんだが・・・なんでも逃げてきたとか・・・」

チノ「とりあえず傷ついてたので介抱してました。」

 

鈴夢くんの過去は話を聞く度に奥深くなる・・・なんだ。次元も超えれるの?鈴夢くんは。

 

ココア「その他にも月に行ってきたとか、あとはドレスの剣士と打ち合ってきたとか言ってたね」

響、切歌「・・・」

 

もう何処まで信じていいのかわからない。まず月に行くには・・・あぁ、(察し)

 

そう言いながらも、私達はひとつのテーブルを囲んでお茶をする。焼きたてのクッキーが美味しいんです。

 

ココア「ここのハーブティーが良いんだよ!効果抜群だしさ!」

チノ「それはココアさんだけです。背負って帰る身にもなってください。」

ココア「もしかしてチノちゃんが!?」

リゼ「私だが」

 

ハーブティーからはいい匂いがする。それも眠たくなるような・・・甘い香りが

 

響「紅茶とコーヒーってお互いに苦いイメージしかないけど・・・どうなんだろ?」

ココア「え?成分の違いじゃないの?」

チノ「・・・(プルプル」

切歌「お気を確かにするデス。あぁ言う人だってのは1番わかってるはず・・・デス。」

 

・・・そう言い、皆でわいわいと騒ぐのは嫌いではない。むしろこの時間を大事にして行きたい・・・

 

響「戦うって大事なんだね?切歌ちゃん。」

切歌「そうデスね。このまま笑顔を守っていきたいデス。」

 

あっ。ハーブティーでココアちゃんがやられた。

 

 

―――

 

 

タカヒロ「鈴夢くん。そろそろ上がってもいいぞ。」

鈴夢「うん?どうしてですか?」

タカヒロ「このまま未成年に任せるのもどうかと思ってな・・・」

鈴夢「あー・・・大丈夫ですよ。俺は全然働けますが。」

 

・・・そう言い、無理矢理働き続ける。正直、この程度の事なんか慣れてる。

 

前のバイト先なんか店長と話してるだけだった記憶があるからな。ここまでまともに働いたのは久しぶりだ。

 

タカヒロ「すまないな。ならチノたちのお迎えを頼めるかな?どうも帰りが遅くて心配してるんだ。」

鈴夢「あぁ、了解です。」

 

そう言うと俺は店を出て、例の・・・なんだっけ?

 

鈴夢「まぁ、名前忘れたけど何とか・・・なるだろ。」

チノ「あっ。鈴夢さん。」

鈴夢「ん?」

 

歩いている中で、目的のチノちゃんたちに合流する。あぁ、またハーブティー味わってきたのか。

 

鈴夢「また、ココアちゃんか。」

チノ「はい。なので手伝ってください。」

鈴夢「うん。それじゃあ皆で帰ろうねー」

 

そう言うとココアちゃんを担ぎ、皆で歩き出す。

 

・・・あ。何か忘れてる気がする。





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